2023/2/8アメリカの株式市場
傘下グーグルのAIを使った自動応答ソフトBardが不正確な回答を生成したせいで
アルファベットの株価が急落、時価総額＄1000億超を消失
検索サービスでのAI活用でマイクロソフトに出遅れるとの懸念が広がった
アルファベットは7.7％安で引けた
マイクロソフトは約3％上昇したが、約0.3％安で引けた
同社はツイッターにデモを投稿
「９歳の子どもに教えられるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による新たな発見は何か」
という質問に対し
Bardは複数の回答を生成
太陽系外の惑星の写真を最初に撮影したという答えも含まれたが
この写真は2004年にヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)によって撮影されており
不正確な情報
ロイターが初めに誤りを発見
グーグルの広報担当者
「厳格な試験プロセスの重要性を強調している」
「外部からのフィードバックと内部試験を合わせBardの回答が質や安全性、現実の情報に基づく高水準を満たすことを確実にする」
グーグルは同日、ライブ配信で説明会を実施
Bardの不正確回答は説明会の直前に発覚
説明会ではBardを検索機能に組み込む手法や時期について具体的な話が不足していた
競合のマイクロソフトは前日開いたイベントで
新興企業オープンAIが開発したチャットボットChatGPTを搭載した検索エンジンを発表した
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