2023年2月1日水曜日

脱クラウドじわり進む?

 クラウドをやめる脱クラウドじわり進む?

クラウドサービスのコストが予想より高いことに気付いたユーザー企業
ROI(投資利益率)改善のために、クラウドサービスの利用を見直し始めている
Amazon Web Servicesの同名サービスやMicrosoftのMicrosoft Azure
GoogleのGoogle Cloud Platformなどのクラウドサービスを使い、ユーザー企業がワークロード(アプリケーション)を実行することが当たり前になった
クラウドサービスの登場当初は、従量課金の料金体系がユーザー企業にとって魅力の一つとなった
物理サーバを購入してオンプレミスインフラで管理するよりも初期コストが抑えられると考えたから

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に流行したことで、クラウドサービスの利用はさらに拡大
テレワーク中の従業員が、他の従業員や取引先とコミュニケーションを取れるようにするためにユーザー企業の間でWeb会議のクラウドサービスの導入が進んだ
サプライチェーンがCOVID-19の影響を受け、物理サーバの供給が遅れた結果、クラウドサービスでインフラを調達するユーザー企業もあった

ユーザー企業は急速にクラウドサービスを導入したことから、計画的なクラウドサービスの利用方法を考える余裕がなかった
その結果、ユーザー企業は必要以上のクラウドリソースに資金を投じた
用途が重複した複数のクラウドアプリケーションを実行したり
自分でシステムを持って実行する方が安価で済む大量データの分析をクラウドサービスで実行したりすると余計なコストがかさむ

監査法人のKPMGが最近発表した2022年の調査報告
調査対象となった企業の幹部1000人のうち67%が、クラウドコストから十分なROIを達成できなかった
こうした企業はコストに見合うようにクラウドサービスの利用を見直している最中だと
それでもユーザー企業は、今後もクラウドサービスを使い続けると考えられ
KPMGの調査では、回答者の4人中3人が、自社の戦略的なワークロードをクラウドインフラに移行させる方針だと答えている

・・・任せちゃえば楽
トラブルの責任は他人任せ
にできる
あと
何でも電子化するのは・・・
古い?

今日は~
シロバナノヘビイチゴ/Fragaria nipponica
花の、どアップ
画は4月の終わり

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