2023年12月3日日曜日

お犬様、受難

イタリア中部アブルッツオ州とミリーゼ州
トリュフを探すために高度な訓練を受けたトリュフ犬30頭以上が毒殺される

事件が起きたのは11月中旬。地元警察の動物保護班によると、メタアルデヒドやストリキニーネと思われる毒物を混入したミートボールが飼い主の目の届かない場所に隠されており犬たちが見つけて食べていた
トリュフ犬が殺されたのはこれが初めてではなかった
動物保護団体によると、イタリア全土で年間平均10頭前後のトリュフ犬が殺されている
地元の狩猟協会によると、被害は報告されない場合が多く、実際の数はもっと多い?
気候変動の影響でトリュフの供給量は減り、値段は高騰
トリュフが繁殖するためには湿り気の多い森林を必要とする
しかし今年は記録的な猛暑と干ばつでイタリアは例年以上に大きな影響が出ていた
世界のグルメ需要はここ数年で急増し、価格を押し上げている
9月~11月のトリュフ収穫シーズン中、訓練されたトリュフ犬を連れたハンターは1日で$
数千を稼ぐこともある
イタリアのアルバでは2022年の競りで0.5£(約227g)のトリュフに$20万の値が付いた
白トリュフの現在の市場価格は$2200/£
サンフランシスコやロンドンでは$400を超すテイスティングメニューもある

現代イタリア史の教授でトリュフハンターの資格をもつサイモン・マーティン氏
「東京やニューヨークやロンドンで、気取ったウェイターが白トリュフを皿に乗せるとその値段になる」
「モリーゼ州では裏通りの駐車場で犬が痙攣(けいれん)しながら吐いている」

犬の毒殺をめぐっては、トリュフ供給にかかわる関係者が互いを非難し合っている
あるハンターがCNNに語ったところによると、毒殺が起きたのは白トリュフのシーズン真っ盛りだったが、現地のハンターは当時活動していなかった
このハンターは別のハンターからの報復を恐れて匿名で取材に応じた
警察によれば、被害に遭ったのは全て同地で最近、大きな白トリュフが発見されたことを受けて国内の別の場所から来た犬だった
捜査は現在も続いているが、これまでのところ、犬の毒殺をめぐる逮捕者は1人もいない

地元の動物保護団体
自分の犬が殺されても被害を届け出る飼い主がほとんどいないことが一因
警察によれば、飼い主が規則に従って犬の登録やマイクロチップなどの手続きを適切に行っていなかった可能性や、ハンターに義務付けられた犬の口輪を着けさせていなかった可能性?

3代にわたってトリュフ農家を営むイタリア国家トリュフハンター協会代表のリカルド・ジェルマーニ氏
報復を恐れて口を閉ざすこともある
トリュフ狩りの世界では、タイヤをパンクさせたりトラックを爆破したりすることさえ珍しくない

地元検察によると、今回殺された30頭の犬の飼い主は、これまでのところ1人も被害を届け出ていない
動物保護団体のAIDAAが検察に行動を要請するとともに、ハンターたちにも沈黙を破るよう呼びかけた
「我々は犬たちの健康を懸念している。30頭の死が、まるでトリュフハンターだけの問題であるかのように見過ごされることがあってはならない」

・・・銭が絡むと・・・
まあ、日本でも農産物が盗まれたり
そのDNAが他国にゲットされてるし
これは、お国の怠慢も・・・

今日は~
セダム ムルチセプス/Sedum multiceps

前に乱れて、徒長した枝をカット
新しい、ハッパが出てきた
このコも再生しそう
なかなか、この太さにするの時間がかかりそう
なんでラッキー
ただ、冬目前なんで
ちと不安

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