2021年8月27日金曜日

アフガン脱出2

26日付のNHKと朝日新聞
アフガニスタンに残っている日本人と大使館で働いていた現地職員をパキスタンの首都・イスラマバードに移すため、自衛隊のC2輸送機が前日の夜にカブール空港に向かった
自衛隊法に基づく在外同胞輸送任務で外国人を避難させるのは初めて
避難希望者たちが自らの力でカブール空港まで来なければならなかったが、思い通りに行かなかったためと見られる。彼らと自衛隊輸送機の到着に合わせて空港で落ち合うことになっていた
タリバンが24日に自国民の出国禁止を宣言してあちこちに検問所を設置
空港への進入自体が難しい
タリバンの報道官
「空港に向かう道が遮断された。アフガニスタン人はその道を通って空港に行くことは許されず、外国人だけが空港に行くことが許される」
「アフガニスタン人が脱出するのが不快だ。これ以上は認めない」
カブール空港を管理する米軍が今月31日までに撤退しなければならない中
日本の自衛隊がアフガニスタン現地で活動できる期間もあまり残っていない
アメリカのバイデン大統領は撤退期限を延長しないという立場を固守
岸信夫防衛大臣
「現地情勢が急激に変化しつつある」
できるだけ早期に数百人にのぼる自国民とアフガニスタン協力者を移送すると述べた
日本だけでなく、世界の多くの国がアフガニスタン協力者はもちろん
自国民の救助にも困難を強いられている
ドイツ政府は17日、数千人を乗せる予定だった輸送機に7人のみを乗せて移送
続いて到着した2回目の撤退機は、ドイツ人やアフガニスタン人など120人あまりを乗せてカブールを離れた
ランダも17日、最大1000人を乗せる計画だったが、リストに載っている人員を1人も搭乗させることができなかった
ベルギーも軍用機に1人も搭乗させることができなかった

韓国は成功的に現地人を避難させた
軍の輸送機を動員して緻密に計画を立て、アメリカの協力のおかげで韓国行き希望者を全員移送することに成功
これまでアフガニスタンで韓国政府と協力してきた現地人職員と家族、未成年の子どもと両親ら378人がパキスタンのイスラマバードから同日午後、韓国の仁川(インチョン)国際空港に到着する
韓国・外交部当局者は前日、テレビ電話形式のリモートブリーフィングで
「希望する人は全員出国した」
国内残留や第3国行きを決定した人を除けば、当初政府が計画した全人員を移送したと明らかにした
 “ミラクル”という作戦名にふさわしく、成功的な移送という評価を受けている
アメリカのウェンディ・ルース・シャーマン国務副長官が22日の会議で解決策を提示した
アメリカが取引しているアフガニスタンのバス会社に協力者を乗せ
そのバスをアメリカとタリバンが一緒に守っている検問所を通過
タリバン基地を通過する際には必ずアメリカ軍の承認が必要だが、アメリカ軍はタリバンと撤収と関連して
アメリカ軍が承認する人員に対しては撤収してもいい
という約定を結んだ
この約定により、バス6台に分乗した韓国行きの協力者らは検問所を通過することができた
協力者も大使館や病院、KOICA(韓国国際協力団)など自分の属する機関別に十分な連絡網を維持し、一糸乱れず動いたことが移送に役立った
アメリカ防総省合同参謀本部のハンク・テイラー少将
国防総省とのブリーフィングで韓国政府がアフガニスタン事業再建に協力した助力者を国内に受け入れることにしたことに対し、感謝の意を表した

アフガニスタンから日本への退避活動が難航するなか
2021/8/26フランスのカステックス首相
カブール空港からのフランス国民らの退避について、27日夜が最後になると明らかに
ドイツも26日、退避作戦を終了したと発表
地元メディアによれば、ベルギーもすでに退避をやめた
オランダが26日にも退避を取りやめる
ヨーロッパ各国は、空港周辺の危険な状態や31日の撤退期限に向けたアメリカの動きに合わせ、退避を切り上げているとみられる

気になるのは
アフガニスタンの武装勢力・タリバンは、FNNの取材に対し
タリバン・ムジャヒド報道官
「われわれは、日本人のアフガニスタンからの退避を望んでいません。しかし、自衛隊は退去してほしい」
「われわれは日本人を保護する」
現地の日本人などに退避しないよう呼びかけたうえで
「友好的で良い外交関係でいたい」
一方で「軍の駐留は好ましくない」
日本が、国外退避の支援などのために派遣する自衛隊には、早期の撤退を求めた

・・・危機意識の違い?
ワタスもお気楽の一人
混乱の中では何が起こっても不思議はないのね

今日は~
デンドロビウム アグレガタム ジェンケンシー/Dendrobium aggregatum jenkinsii

抗火石にコケで植えたコ
コケの劣化があるんで
コツボゴケを植えてみた
水分が切れなければコツボゴケが青々と
・・・という思惑

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