2021年8月2日月曜日

培養チキン


イスラエル中部ネスジオナ(Ness Ziona)市の科学技術団地にある小さなレストラン、
ザ・チキン(The Chicken)
培養チキン使ったハンバーガーやライスロールを提供
隣接する製造所スーパーミート(SuperMeat)直送の肉
食品当局から培養肉の認可を得るまで定期的に試食会を行い、利用者の反応を探っている

店の大きな窓から見える明るいラボでは、技術者がステンレス製の発酵用の大だるを見守っている
スーパーミートのイド・サビール(Ido Savir)最高経営責任者(CEO)
「一般の人が培養肉製品を味わいながら、目の前で肉の製造・加工工程を見学できるなんて世界で初めてです」

一連の工程には、受精したニワトリの卵から取り出した細胞の培養が含まれる
タンパク質、脂肪、糖類、ミネラルやビタミンを含む植物由来の液が、細胞培養に使われる
細胞の成長が速く、ものの数時間で倍に育つという

コンピューターサイエンスを学び、ビーガン(完全菜食主義者)のサビール氏
地球への影響を抑えながら、食料の供給に努めたいと
開発者らは、食肉解体など残酷な過程を経ずに、しかも遺伝子操作や抗生物質を使用しないで食肉を生産する倫理的で持続可能な方法を求めている
同社の生産可能量は今のところ、1週間に数百kg

アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を期待
それにより生産量を商業規模に拡大すると
イド・サビール氏
「そうすれば、土地や水など多くの資源の使用量を減らせる。また製品を健康的で清潔に保てる」
同氏は工場方式で飼育されたニワトリの間で病気がまん延している状況を指摘

国連食糧農業機関(FAO)の見通しでは、世界の食肉生産量は2027年までに15%増加

培養チキンの技術を初めて開発したのはスーパーミートではない
昨年12月、シンガポールのレストランが世界で初めてラボで培養した鶏肉を販売した
一方、スーパーミートは用途の広い製品を開発した
筋肉や脂肪、結合組織などを混ぜてさまざまなピースを作った
ペットフードまである
「うまい。味わいは最高です」
「知らなければ、普通のチキンバーガーだと思ったでしょう」
「もし同じものをレストランで注文できるなら、完全な菜食主義者になりますよ」
「これは大きな変化になりますね」
「残虐なことをしないで肉を食べられるなんて素晴らしい。パーフェクトです。これなら毎日でも食べられます」

・・・タブン鳥を育てるより
資源的?にも時間的にも効率がイイ
豚肉や牛肉も?

今日は~
フウラン/Vanda(Neofinetia) falcata天賜

7月半ば、今年も咲いてくれた
他は・・・
う~ん
たぶん天気のせい・・・にしちゃお

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