2021年8月14日土曜日

仮想通貨窃盗の陰で

 2021/8/10異なるブロックチェーン同士を接続することで、取引所を介さずに異なる暗号資産を交換できる“分散型金融”プラットフォームPoly Networkの運営チーム
ハッキングを受け、過去最大規模の暗号資産が外部に送金された可能性が
Forbesによれば、被害額は$換算で$6億以上
外部に送金された可能性がある暗号資産は、イーサリアム約2895ETH(約300億円)
バイナンスコイン約6620BNB(約270億円)
ポリゴン約50MATIC(約6300円)・・・ん?
この他、Forbesによれば$との相場を担保するUSDコインも約90億円分が流出

Poly Networkはすでに送金先のアドレスや、ハッキングの原因となった脆弱性を特定済み
現在は特定したアドレスをTwitterで公開
取引所を運営する事業者などに凍結するよう呼び掛けている
暗号資産事業を手掛ける香港Tetherのパオロ・アルドイーノCTO
公開されたアドレス上にある約36億円分の暗号資産を凍結したと発表

Poly Networkはハッカーに対し、盗み出した資金を返すよう求める声明も発表
「いかなる取引も賢い行動ではない。各国の法執行機関は(犯人を)重要な経済的犯罪者と見なし、追跡するだろう」
暗号資産の流出を巡っては、2018年に取引所Coincheckを運営するコインチェックから約580億円相当(当時)の暗号資産NEMが流出

分散型金融(DeFi、ディーファイ)関連サービスを手がけるポリ・ネットワークから約$6億の暗号資産(仮想通貨)が流出した問題
同社は12日までに半分以上が返還された
全額返還に向けて、ハッカー側との交渉を続けているという

同社はミスター・ホワイトハットと名乗るハッカーと全額返還に向けてやりとりを続けていると
10日に流出した仮想通貨$6億1000万のうち、すでに$3億4200万がポリの用意したウォレット(電子財布)に戻された
アメリカ東部時間12日13:22に発表した声明
「まだ返還プロセスは完了していない」

DeFiとは仮想通貨の売買や貸し借りを第三者を介さずに行う市場
イーサリアムなどブロックチェーン(分散型台帳)上で運営する
ポリは同一ブロックチェーンのみで取引できる仮想通貨を
異なるブロックチェーン間でやりとりするサービスを提供

ハッカーはまだ特定されていない
取引に添付したメモを通じて、ハッキングの動機について「遊びでやった」
・・・うっそ~
自ら名乗り出たり、自身について第三者から特定されたりする可能性はないと

DeFi関連のハッキング事件は増えている
セキュリティー関連企業サイファートレースによると21年1~7月の被害額は$3億6100万
20年の通年記録$1億2900万を大きく上回っていた
ポリの不正流出事件によって安全性の問題が改めて浮き彫りになった。

ブロックチェーン分析企業チェイナリシス
ハッカーによる返還について
「大規模な仮想通貨の窃盗が難しくなっていることを示す」
誰でも参加できるパブリック・ブロックチェーン上の取引は、すべて公開されている
今回の流出劇も多数の業界関係者によって追跡されており、大規模な資金移動は難しかった?
ポリは10日の不正流出直後に、送金先のアドレスを特定
さらに仮想通貨のマイニング(採掘)業者や仮想通貨交換業者に対し、同アドレスから送られてきた資産をブラックリストに入れるよう呼びかけた
チェイナリシスは「ブラックリストに登録されたウォレットに資金が凍結されているため、(犯人として)捕捉されるのを逃れるのが精いっぱいだろう」


・・・ど~だろ
しょせんヒトが作った仕組みなんで・・・

今日は~
タネツケバナ

画は3月
生えてはいるんだろうけど
今はぜんぜん目立たない

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