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2026年3月25日水曜日

媚び媚びのサナエさん?


高市首相とトランプ大統領による日米首脳会談について、欧米メディアはどのような評価を下したのか
NY在住ジャーナリストのシェリーめぐみさん
「高市首相の『媚びるような振る舞い』を問題視する日本メディアと違い、欧米メディアは『戦略』として評価している」

日本では、「あれは媚びすぎではないか」「見ていて不快だ」といった違和感が広がった
トランプ氏の真珠湾ジョークに反論しなかったことは「弱さ」と受け取られ、繰り返された賞賛の言葉は「媚び」と映った
さらに、抱きつくようなハグやディナーでの親密な振る舞いは
「一国の首脳としての品位を欠く」と・・・

NYタイムズ「高市首相は魅力という戦術に頼った」
「魅力と抑制を駆使し、日本の首相はトランプの怒りをほぼ回避」
初のホワイトハウス訪問を「ほぼ無傷で乗り切った」
欧州の同盟国が浴びせられてきたような非難を避けつつ
米国内のエネルギー事業への最大$730億の投資など、協力分野を強調した点を認めている
また首相がトランプ氏を繰り返し称賛し
「世界に平和をもたらせるのは、ドナルド、あなただけだと確信しています」に

「彼女はこれまでも一貫して用いてきた“魅力(charm)”という戦術に頼った」

外交問題評議会のシーラ・A・スミス氏
「彼女はこの瞬間に何が求められているかを理解し、それを実行した」
この会談を日本にとって成功と位置付けている

英ファイナンシャル・タイムス
トランプ氏が公の場で軍艦派遣を迫る可能性を、日本政府が懸念していたと
その上で、日本側が「高市首相はトランプ氏への称賛を強める方針である」と説明していたことを伝えた
賞賛と大規模な投資・経済協力の提示を組み合わせることで
日本が軍艦派遣に消極的である点から、会談の焦点とならないようにする判断があったと
実際、会談では軍艦派遣は大きな議題とはならず、こうした点も含めて、高市首相が無傷で乗り切ったと・・・

日本人が感じる違和感の背景には、どう振る舞ったかという意味での品位の問題が
外交は国家の格を示す場でもある
強い相手に対しても一定の距離を保ち、対等に見えることが重要であり
それが損なわれたと感じられたとき、人々は違和感を覚える?
しかしトランプのアメリカでは、その評価軸は品位ではなく成果へと大きくシフトしている
トランプ氏はしばしば、まるで王のように振る舞っていると批判されるが
その背景には政権や共和党内で、公然と異を唱えるのが難しい現実がある
反対すれば次の選挙で勝てないばかりか、支持者から激しい攻撃を受けることもある
そのため、過剰とも言える称賛が常態化している
ヴァンス副大統領の「トランプはアメリカ国民の意思そのもの」
ステファニク下院議員の「現代史で最も強い大統領」
キャリー・レイクの「この国を救えるのは彼だけ」
etc

こうした発言に不快感を覚える人も少なくない
しかし対トランプ氏の場合、それは単なる媚びではなく
相手の性格と力関係を踏まえた戦略として読まれる
少なくともアメリカの報道や反応を見る限り
「好ましい振る舞いかどうか」ではなく、「目的に対して有効だったかどうか」の判断

ある中国系アメリカ人
「彼女の立場としては、ああ言うしかなかったと思う」

象徴的だったのが真珠湾ジョークだ。
トランプ大統領は記者から
「イラン攻撃を事前に同盟国に知らせなかったのか」
にトラさん
「ではなぜ日本は、真珠湾攻撃を事前に知らせなかったのか?」

ニューヨーク・タイムズ
高市首相は目を見開き、質問をした日本人記者のほうを見た
腕を組んだまま、発言はしなかったと伝えた

日本側では、歴史に関わる発言に対してその場で言葉を返さなかったこと自体が
対等性を守れなかったように映った
しかしアメリカで問題視されたのは、高市首相の反応ではなく
トランプ氏の発言のほうだった
戦後80年を経て日米関係の価値が多くの人に共有されている中で
現職大統領がこのような歴史を持ち出すことに対しSNSでは
「アメリカ人として恥ずかしい」などの批判の声が目立った
トランプ大統領が相手の弱点や歴史問題を突きつけるのは珍しいことではない
ウクライナのゼレンスキー大統領の服装を揶揄した
南アフリカのラマポーザ大統領の目の前で、自国内での虐殺のビデオを見せた
ドイツのメルツ首相との会談では、アメリカがナチスドイツからフランスを解放したノルマンディー上陸作戦を持ち出した

ワシントン・ポスト
トランプ氏が各国首脳との対立を常態化させていると指摘
テレビ中継される会談を、同盟国に対して圧力をかける機会へと変えていると
各国首脳はライブ配信される場での対立がもたらすリスクと大統領との関係を改善できる可能性とを天秤にかけざるを得ないと

こうした構図の中で
相手に心理的な圧力を与えること自体が、交渉の一部として機能していると見ることもできる

しかし高市首相は結果的にこの挑発に乗らず、感情的な対立を避けた
この対応は、アメリカの文脈では
「相手のゲームに巻き込まれなかった」という意味で、うまく切り抜けたという評価につながる
ここにはもう一つの現実がある
トランプの真珠湾ジョークは明らかに相手へのリスペクトを欠く発言であり、「品位のない振る舞い」と批判されるべきもの
しかし現実には日本を相対的に下に置き主導権を握るという意味で
政治的にはトランプ氏の勝利でもあった

日本では物議を醸しているノリノリな様子の高市首相
トランプ氏に対する飛びつくようなハグ、互いに腰に手を回しながら歩く後ろ姿、夕食会で踊るように喜びを表現する姿
こうしたビデオや写真に対し、むしろ強く反応したのはMAGA(トランプ支持者)のSNSだった

インフルエンサーのローラ・ルーマーは
「彼女はなぜこんなにキュートなの」

ホワイトハウスのレビット報道官
2人が腰に手を回して歩く写真に「この写真大好き。日本も大好き」

140万人のフォロワーを持つMAGA Voice
踊る高市氏の写真に「日本の首相は私の大好きなリーダーの1人」

こうした反応は、日本のリーダーに対しては異例だ
逆に、批判する声はほとんど見かけない

背景には、振る舞いは個人の自由という価値観がある
アメリカ社会では、媚びる男性もいれば、セクシーな魅力や親しみやすさを武器にする女性政治家もいる
もちろん批判を受けることもあるが
少なくとも今回のようなトランプ周辺の政治文化では
振る舞いそのものより忠誠や親密さの演出が優先されやすい
むしろ、それを批判することのほうが
「こうあるべきだ」という規範の押し付けと受け取られる
特にリベラルな価値観の強い文脈では
女性に対して「その振る舞いは不適切だ」と言えば
それ自体がミソジニーと見なされるリスクすらある

一方でアメリカが強く反応するのは別のポイント
同盟国に対する侮辱や、力関係の乱用という
「リスペクトのなさ=品位のなさ」
だからこそ今回批判の対象になったのは、高市首相ではなくトランプ氏の発言のほうだった

トランプのアメリカでは品位よりも成果が優先されるという現実もある
男社会でもまれてきた高市首相ならではの「技術的振る舞い」
そこで際立ってくるのが、その現実に対応した「振る舞い」
日本が戦後一貫してアメリカに対して相対的に弱い立場に置かれてきたからこそ、力関係を前提に振る舞いを調整するという発想自体は
日本にとって決して新しいものではない
日本社会の中でも、特に男性中心の権力構造の中で働いてきた女性にとっては
強い相手に対して関係を維持しながら立ち回ることは理想ではなく現実である
もう1つ興味深いのは、今回の高市首相の振る舞いは
「何を考えているかわからない日本人」という従来のイメージを、ある程度払拭した側面もある
これまで日本の外交は曖昧さや慎重さゆえに
「本音が見えない」と受け取られることも少なくなかった
しかし今回は、高市氏がトランプ氏に対して明確な賞賛と好意を示し関係構築の意思を可視化した
特にMAGA支持者は「トランプが好きか嫌いか」で相手を判断する
だからこそ高市氏は「わかりやすい仲間」として受け入れられた

では、この会談は成功だったのか?
短期的に見れば、高市首相は大きな失点を避け、トランプからの好感を得たという意味で、一定の成果を上げた
しかし長期的に見れば、評価はまだ定まっていない

冒頭のニューヨークタイムス記事は
日本のエネルギー依存や今後の軍事的負担の可能性に言及し
「成功が長続きしない可能性」を指摘
今回の会談に先立って英語圏メディアでしばしば語られたのは
「日本がアメリカの同盟国として、決定的な価値を示すことができるか否か」だった
つまり、問われたのは「どう振る舞うか」ではなく、「何を提供できるか」である
エネルギー、安全保障、投資といった具体的な領域において、日本が同盟国としてどのような価値を持つのか。それが試されるのはまだまだこれから

・・・上納金は、まだまだ残ってるし・・・

今回の会談で高市氏が世界に示したのは
トランプ時代の外交において何が通用するのかという「文法」だった
その中で今回明らかになったのは、同盟のゆるぎなさと同時に
交渉の主導権は依然としてアメリカにあるという冷徹な現実
振る舞いだけで乗り切れる段階は、すでに終わりつつある
問われているのは、その現実を理解した先に、日本がどのような「他に代えのきかない価値」を提示できるか・・・

・・・サナエさん、好きじゃないけど
こういう面では有能だと
その場、その場で実際に利をアげる・現実的な対応
我々もビジネスの中では普通にヤっているコト
建前、気持ち、快・不快etcだけではメシは喰えない
今、野党の皆さんが失ってるモノ
コレが無いと政策に厚みが亡くなる
野党が、お子チャマに見える理由・・・

今日は~
デンドロビウム アグレガタム ジェンケンシー/Dendrobium aggregatum jenkinsii

画は昨年の6月はじめ
コケ+バーク・抗火石鉢仕様
こいつが初めて花を咲かせた
今年も・・・と期待

2025年8月14日木曜日

米自滅への道

 トランプ氏が突き進む米自滅への道

米国政治は過去10年、常識では測りがたい展開が続き、混迷の度合いを深めている
奇跡的な成功を収めた素人政治家は、ホワイトハウスで2期目に入って半年が経過した今もなお、自らの成果に満足することなく
むしろ天井が崩れ落ちてくるのを自ら望んでいるかのように見える
一方、野党の職業政治家たちは責任を追求するどころか、崩れ落ちるがれきから彼を守ろうとすらしている?
制度としての政治が機能不全に陥るとは、今の米国はまさにその実例を示している

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の最近の世論調査
有権者は最も関心を寄せる政策課題について、民主党よりも共和党を信頼すると答えている
それにもかかわらず現政権の取り組み方には否定的な評価を下している
経済、インフレ、移民、関税、外交、そしてウクライナ問題において
有権者は民主党よりも共和党を支持している
しかし、これら全ての分野に関する大統領の施策には否定的な評価が肯定的な評価を上回っている
特に注目されるのは
「彼がもたらしている変化は混乱と機能不全という形で国家に害を及ぼしている」とする回答が51%に上った一方
「必要かつ有益な変化をもたらしている」
との見方に同意したのは45%
共和、民主両党にとって進むべき方向は明白?
ホワイトハウスは冷静さを取り戻し、さらなる論争や混乱ではなく安定を選ぶべきで
民主党は明らかに不人気な主張を目立たなくするのではなく
きっぱりと放棄し、実務能力と穏健さを前面に打ち出すことに注力すべき
だが現実には、両党ともその逆の道を歩んでいる

公正を期すなら新たな方向へ舵を切ろうとする民主党には構造的な問題が
指導力の欠如に加え、妥協するくらいなら敗北を選ぶ活動家たちの存在を・・・
一方で、共和党の機能不全はさらに不可解
彼らには一応、指導者が存在し、その人物は何よりも勝利を重視
しかしトランプ氏は、常識の枠を超えた数々の政治的勝利を収めても
その施策をマトモに実行できてない
ってより、する気もない・・・はじめから何んも考えてない

移民政策について言えば、多くの国民が
「国境は厳重に管理されるべきであり、合法移民と不法移民は区別されるべきだ」
「不法に入国した数百万人のうち、とりわけ他の犯罪にも関与した者は送還すべきだ」
政権がこの基本方針を打ち出しただけで、民主党に対して優位に立つことができた
しかし一方で事情を問わず違反者を手続きなしに一斉摘発し、過度に懲罰的な制度を整備し、覆面の取締部隊を急造して投入するような対応には広い支持は集まっていない
そのような手法に訴えることは、せっかく勝ち取った議論の正当性を捨てている

経済政策を巡ってはホワイトハウスは意図通り
戦後の自由貿易体制を解体し、差別関税と管理貿易を軸とする新たな枠組みへと米国を移行させた

・・・枠組み?
そんなモノは無い

最近成立させた大型減税・歳出法案は、財政健全性という建前を完全に放棄
持続不可能な借金の拡大に拍車をかけた
しかし破綻は不可避だとの警告をよそに、S&P500種株価指数は最高値の更新を続けている

・・・
「関税なんか気にしない」、FRB利下げ観測でリスク資産に買い殺到

市場の動きは、あたかもトランプ氏の主張を正当化するかのように映る
少なくとも現時点では、これもまた一つの大きな政治的勝利?
この新たな経済体制にとって、最大の政治的リスクは将来的な影響そのものではない
先々ど~なるか?だから
人工知能(AI)によるイノベーション、規制緩和、投資減税といった成長と生産性向上の推進力が
関税主導のスタグフレーション、稚拙な産業政策、そして過剰な政府債務による投資の締め出しという逆風を上回ることができるのか
だれにもワかんない
これらの問いをめぐる議論は、現政権の任期をはるかに超えて続くことに
トランプ氏の経済政策にとって、より差し迫った政治的リスクは
金融市場の短期的な混乱
ウォール街がトランプ氏への称賛をやめ、態度を一変させ
経済をリセッション(景気後退)へと追い込むリスク

将来の関税を巡る不確実性の拡大、中央銀行の独立性の形骸化、公的統計への信頼の失墜が現実の問題になってる

トランプ氏は、自らが2018年に任命したパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長への攻撃をさらに激化させている
最近では、FRB本部ビルの改修工事に絡む不正の疑いを持ち出した
先週にはトランプ流の異端経済学の理論的支柱である
パウエル氏に代わる、より従順な後任議長の選定にも着手している

自身に従順な人物をFRBに据えることで、トランプ氏の思惑は実現するのだろうか?
そもそもFRBがトランプ氏の広範な政策目標を妨害しようとしているという発想自体が?
仮に、トランプ氏の意向に沿ってFRBが大幅な利下げに踏み切ったとしても
住宅ローン金利やクレジットコスト、長期借入金利といった同氏が重視する金利が下がる保証は?
むしろFRBの独立性が失われたとの市場の認識(ましてやインフレ率が依然として目標を上回っている中での大幅利下げ)によって
市場金利は上昇する可能性の方が高い
政治的に見ればFRBを攻撃することはリスクばかりで、得るものは何もない

・・・トラさん、そこまで考えてない
トラさんに逆らうFRBを変えようとしてるとしか・・・

自身に近い人物をFRBに据えるのは表面的には一定の合理性があるかもしれない
少なくとも、根拠が乏しいまま労働統計局(BLS)の局長を解任する動きと比べれば筋が通っているように見える
トランプ氏は、5月と6月の雇用統計に異例の大幅下方修正があったことを理由に、BLSのエリカ・マッケンターファー局長が雇用統計を操作したと非難した
もしマッケンターファー氏にそうした意図があったとしても、実際どのようにして統計を操作できるというのか
統計の修正は常に生じるものであり、とりわけ現在のように関税措置などの影響で労働需要が業種ごとに大きく変動している場合や
政府機関の人員削減によってデータ収集に必要なリソースが不足している場合には修正幅が大きくなる傾向がある
もちろん統計局には手法の改善に努め、修正幅をできる限り抑える努力が求められる
FRBへの攻撃と同様に、独立性に疑念が生じかねない人物を起用する目的でBLS局長を解任する行為は、リスクばかりで何の見返りもない

・・・これも、自分に都合が悪いデータを出したヤツはゆるさない
ってだけ
ちなみに
労働統計局長に指名されたのは保守系のシンクタンク 

雇用統計やインフレ指標に操作の疑念が生じれば、市場に不信感が広がり、長期金利には一段の上昇圧力がかかる

・・・

こうした不信が蓄積していけば、金融市場におけるトランプ・モーメント」リスクも高まっていく

移民や通商政策、FRB、そして公的統計の信頼性といった分野において、ホワイトハウスはこれまでの成果を自ら手放し、無意味なリスクをあえて取ろうとしているように見える
もっとも金融市場が黙認している限り大統領はおそらく勝ち続けるだろう
何しろ相手は民主党

・・・民主党も共和党も一から再生する気にならないとド~もなんない
大統領の選出方法もマトモにしないと

トラさん
思い付き⇒口に⇒まずくなると修正(より混乱を招くことも)or放置
民草の困窮なんか関係ない、これまでの社会・仕組みはクソ喰らえ
法律は自分の為にある、なんなら自分で作ればいい
自分の考え?どうりになればいい・・・ついでにトラ一族の利益になれば
まさに暴君
大統領の選出方法もマトモにしないと

もう少し盛り込みたいけど
別にアげる

今日は~
デンドロビウム アグレガタム ジェンケンシー/Dendrobium aggregatum jenkinsii
バーク小粒・素焼鉢仕様
5月半ば
花が3つ
粗食に耐えてるんで、上出来?

2025年7月27日日曜日

気候変動の責任、国が他国を提訴するのは可能 by ICJ

2025/7/23国際司法裁が勧告的意見
ただし、裁判所の判事気候変動のどの部分を誰が引き起こしたのかを明確にすることは困難だと
今回の判断は勧告的意見であり法的拘束力はない
が、司法専門家らは広範な影響を及ぼす可能性があるとみている
今回の判断は気候変動に対して特に脆弱(ぜいじゃく)な国々の勝利と受け止められている
これらの国々は気候変動対策における国際的な進展の遅れに不満を抱きICJに訴えていた
今回の前例のない訴訟は
気候変動の最前線にある太平洋の低地諸島出身の若手法学生グループが、2019年に起こしたもの
そのうちの1人であるトンガ出身のシオシウア・ヴェイクネ氏
ハーグで判決を聞いた
「言葉が出ないほど興奮している
さまざまな感情が一気に押し寄せている
これは私たちの地域社会に誇りを持って持ち帰る勝利だ」

異常気象の影響を最も受けているとされるバヌアツ出身のフローラ・ヴァノ氏
「今夜は安心して眠れる
ICJは私たちが経験してきた苦しみや強靱(きょうじん)さ、そして未来への権利を認めてくれた」
「これは私たちだけでなく、声を届けようと闘っているすべての最前線の地域社会にとっての勝利だ」

ICJは世界で最も権威ある裁判所とされ、国際的な管轄権を有している
弁護士らはBBCニュースに対し
今回の意見が早ければ来週にも、各国の裁判所で活用される可能性があると

活動家や気候問題に取り組む司法専門家ら
今回の画期的な判断が、これまでに最も多くの化石燃料を燃やしてきた国々に対し、地球温暖化の責任を問う損害賠償請求への道を開くことを期待している
多くの途上国は、気候変動対策に関するこれまでの約束を先進国が守っていないと主張
こうした不満から今回の訴訟を支持していた
一方イギリスを含む先進国は
2015年のパリ協定をはじめとする既存の気候変動に関する合意で十分であり
これ以上の法的義務を課すべきではないと主張
だがICJは23日、先進国側の主張を退けた

ICJ所長を務める岩澤雄司判事
各国が気候変動対策として最も野心的な計画を策定しない場合
それはパリ協定における約束の違反にあたると
また、より広範な国際法が適用されると指摘
パリ協定に署名していない国やアメリカのように離脱を望む国であっても
気候システムを含む環境の保護義務を負うと強調

この判断は勧告的意見であり法的拘束力はない
しかしイギリスが昨年、チャゴス諸島をモーリシャスに返還することに同意するなど
各国政府がICJの判断を実際に履行した例もある

国際環境法センター(CIEL)のジョイ・チョウドリー上級弁護士
「この判断は法的に画期的な瞬間だ」
「この権威ある歴史的判断によりICJは従来の慣行から脱却し
気候破壊の影響を受けている人々には、損害賠償を含む救済を受ける権利があることを明確に示した」

英外務省の報道官
今回の意見について詳細なコメントを出す前に
「時間をかけて」検討していると述べた上で、次のように付け加えた
「気候変動への対応は、イギリスおよび世界にとって引き続き、緊急の優先課題だ
イギリスは今後も国連の既存の気候条約および枠組みに対する国際的な取り組みによって、これを達成するのが最善だという立場を取る」

ICJは今回、途上国が気候変動による被害
たとえば建物やインフラの破壊に対して、他国に損害賠償を求める権利があるとしている
また、国土の一部を回復することが不可能な場合には
その政府が補償を求めることができると付け加えた

この補償は気候変動が原因だと証明できる、特定の極端な気象事象に対して求められるものになると思われる
岩澤判事は、こうした判断は事案ごとに検討される必要があると述べた

バヌアツおよびマーシャル諸島の代理を務めた法律事務所ドーティ・ストリート・チェンバースのジェニファー・ロビンソン弁護士は、「これは気候変動に脆弱な国々にとって大きな勝利だ。今回の訴訟を主導したバヌアツにとっても大きな成果であり、気候変動に関する提言のあり方を変えるだろう」と語った。

損害賠償請求が認められた場合
各国がどの程度の金額を支払うことになるのかは明らかになっていない

学術誌ネイチャー」掲載された過去の分析によると
2000年から2019年の間に気候変動によって発生した損失は$2兆8000億(約¥408兆)に上り
これは1時間あたり$1600万(約¥23億)に相当するとされている

ICJで昨年12月に行われた審理では
気候変動による海面上昇の影響で住まいを追われた多数の太平洋諸島の住民が証言に立った
マーシャル諸島は、気候変動に適応するために必要な費用が$90億に上ると強調した

前出のロビンソン弁護士
「この$90億は、マーシャル諸島には存在しない資金だ
気候変動は同国が引き起こした問題ではないにもかかわらず、首都の移転を検討せざるを得ない状況に追い込まれている」

ICJは損害賠償に加え、各国政府が自国で活動する企業による気候変動への影響についても責任を負うとの判断を示した
特に化石燃料産業への助成や、新たな石油・ガス開発の認可は
各国の義務に違反する可能性があると明記

BBCが取材した弁護士らによると
すでに複数の途上国が
ICJの意見を根拠に過去の温室効果ガス排出に対する損害賠償を求めて
排出量の多い先進国に対する新たな訴訟を検討していると

ただしICJに対して損害賠償の判断を求める訴訟を起こすには
相手国がICJの管轄権を受け入れている必要がある
イギリスなどはこれに該当するが、アメリカや中国は含まれていない

前出のCIELのチョウドリー氏
ICJの意見を根拠にすれば、国内外を問わず、世界中のあらゆる裁判所で訴訟を起こすことが可能だと

そのため各国はICJではなく、たとえばアメリカの連邦裁判所のように相手国が法的拘束を受ける裁判所で訴訟を起こすことを選ぶ可能性がある
ただし、ICJの意見がどの程度尊重されるかは依然として不透明

ドーティ・ストリート・チェンバースでソロモン諸島の代理を務めた、ハルジ・ナルラ弁護士(気候問題専門)
「ICJは地政学的な影響を受ける機関であり、その判断の履行は、各国の自発的な順守に依存している
警察権を持っているわけではない」

ホワイトハウスの報道官
「いつものように、(ドナルド・)トランプ大統領および政権全体は『アメリカ第一主義』の方針を堅持
、日々のアメリカ国民の利益を最優先に考えている」

・・・アメリカ・中国の自分勝手で
行き詰まり感のある、お天気の激状化対策
なんか、1つの方向が見えてきた?
どれだけ効果があるか?だけど
何も無いよりは・・・

アメリカも干ばつ⇒山火事、竜巻、ハリケーンetcの頻発でコマってるのに?
目先のゼニetcを追いかけるのに汲々
中国も・・・
ただ今年、中国は食糧生産に、これまでにない不安が
中国共産党に対する革命も・・・
アメリカだって輸出する余裕が・・・

1970年代
一時期、便利さを犠牲にしても・・・という機運がアった
あの時、皆でヤれば
多分、欲に負けた?いわゆる陰謀?
結果が今

今日も~
デンドロビウム アグレガタム ジェンケンシー/Dendrobium aggregatum jenkinsii

5月半ば
開花
このコは毎年コンスタントに咲いてくれる

昨日、午後
暑さでヒーヒー、水やりの途中
いきなりの雷雨
え?台風?
ってくらいの暴風雨
おかげで
パンツまでグチョグチョ

2025/7/28
修正

2021年8月27日金曜日

アフガン脱出2

26日付のNHKと朝日新聞
アフガニスタンに残っている日本人と大使館で働いていた現地職員をパキスタンの首都・イスラマバードに移すため、自衛隊のC2輸送機が前日の夜にカブール空港に向かった
自衛隊法に基づく在外同胞輸送任務で外国人を避難させるのは初めて
避難希望者たちが自らの力でカブール空港まで来なければならなかったが、思い通りに行かなかったためと見られる。彼らと自衛隊輸送機の到着に合わせて空港で落ち合うことになっていた
タリバンが24日に自国民の出国禁止を宣言してあちこちに検問所を設置
空港への進入自体が難しい
タリバンの報道官
「空港に向かう道が遮断された。アフガニスタン人はその道を通って空港に行くことは許されず、外国人だけが空港に行くことが許される」
「アフガニスタン人が脱出するのが不快だ。これ以上は認めない」
カブール空港を管理する米軍が今月31日までに撤退しなければならない中
日本の自衛隊がアフガニスタン現地で活動できる期間もあまり残っていない
アメリカのバイデン大統領は撤退期限を延長しないという立場を固守
岸信夫防衛大臣
「現地情勢が急激に変化しつつある」
できるだけ早期に数百人にのぼる自国民とアフガニスタン協力者を移送すると述べた
日本だけでなく、世界の多くの国がアフガニスタン協力者はもちろん
自国民の救助にも困難を強いられている
ドイツ政府は17日、数千人を乗せる予定だった輸送機に7人のみを乗せて移送
続いて到着した2回目の撤退機は、ドイツ人やアフガニスタン人など120人あまりを乗せてカブールを離れた
ランダも17日、最大1000人を乗せる計画だったが、リストに載っている人員を1人も搭乗させることができなかった
ベルギーも軍用機に1人も搭乗させることができなかった

韓国は成功的に現地人を避難させた
軍の輸送機を動員して緻密に計画を立て、アメリカの協力のおかげで韓国行き希望者を全員移送することに成功
これまでアフガニスタンで韓国政府と協力してきた現地人職員と家族、未成年の子どもと両親ら378人がパキスタンのイスラマバードから同日午後、韓国の仁川(インチョン)国際空港に到着する
韓国・外交部当局者は前日、テレビ電話形式のリモートブリーフィングで
「希望する人は全員出国した」
国内残留や第3国行きを決定した人を除けば、当初政府が計画した全人員を移送したと明らかにした
 “ミラクル”という作戦名にふさわしく、成功的な移送という評価を受けている
アメリカのウェンディ・ルース・シャーマン国務副長官が22日の会議で解決策を提示した
アメリカが取引しているアフガニスタンのバス会社に協力者を乗せ
そのバスをアメリカとタリバンが一緒に守っている検問所を通過
タリバン基地を通過する際には必ずアメリカ軍の承認が必要だが、アメリカ軍はタリバンと撤収と関連して
アメリカ軍が承認する人員に対しては撤収してもいい
という約定を結んだ
この約定により、バス6台に分乗した韓国行きの協力者らは検問所を通過することができた
協力者も大使館や病院、KOICA(韓国国際協力団)など自分の属する機関別に十分な連絡網を維持し、一糸乱れず動いたことが移送に役立った
アメリカ防総省合同参謀本部のハンク・テイラー少将
国防総省とのブリーフィングで韓国政府がアフガニスタン事業再建に協力した助力者を国内に受け入れることにしたことに対し、感謝の意を表した

アフガニスタンから日本への退避活動が難航するなか
2021/8/26フランスのカステックス首相
カブール空港からのフランス国民らの退避について、27日夜が最後になると明らかに
ドイツも26日、退避作戦を終了したと発表
地元メディアによれば、ベルギーもすでに退避をやめた
オランダが26日にも退避を取りやめる
ヨーロッパ各国は、空港周辺の危険な状態や31日の撤退期限に向けたアメリカの動きに合わせ、退避を切り上げているとみられる

気になるのは
アフガニスタンの武装勢力・タリバンは、FNNの取材に対し
タリバン・ムジャヒド報道官
「われわれは、日本人のアフガニスタンからの退避を望んでいません。しかし、自衛隊は退去してほしい」
「われわれは日本人を保護する」
現地の日本人などに退避しないよう呼びかけたうえで
「友好的で良い外交関係でいたい」
一方で「軍の駐留は好ましくない」
日本が、国外退避の支援などのために派遣する自衛隊には、早期の撤退を求めた

・・・危機意識の違い?
ワタスもお気楽の一人
混乱の中では何が起こっても不思議はないのね

今日は~
デンドロビウム アグレガタム ジェンケンシー/Dendrobium aggregatum jenkinsii

抗火石にコケで植えたコ
コケの劣化があるんで
コツボゴケを植えてみた
水分が切れなければコツボゴケが青々と
・・・という思惑