2020年12月16日水曜日

天体の高速道路(セレスティアル・アウトバーン)

セルビア・ベルグラード天文台やアメリカ カリフォルニア大学サンディエゴ校らの研究チーム
観測データとシミュレーションデータの解析により、物体が太陽系を高速で移動できる天体の高速道路(セレスティアル・アウトバーン)を発見
この天体の高速道路が、宇宙多様体と呼ばれる目に見えない構造の内側でアーチ状につながって構成され、各惑星が独自の多様体を生成してこれをつくりあげていることを明らかにした
研究チームは、太陽系内の無数の軌道の数値データを収集し、既知の宇宙多様体とどのように適合しているかを計算
カオスの検出に用いられるFLI法により、宇宙多様体の存在とその全体的な構造を検出し、軌道の時間の尺度に作用する不安定性をとらえた
天体の高速道路で最も顕著な例は、木星とその強い重力に関連するもの
公転周期が20年の木星系彗星や木星と海王星の間の軌道を公転する小惑星ケンタウルス族は、このような多様体によって時間の尺度が制御され、その一部は木星と衝突したり太陽系から放出されたりする
約2000個の粒子は、多様体によって引き起こされた接近遭遇により有界な楕円軌道から非有界の双曲線軌道に遷移し、平均して38年で天王星の距離に、46年で海王星の距離に到達した
最も速いものは10年足らずで海王星に達し、そのうちの70%は100年で100AU(約150億km)を移動するという
一連の研究成果は、宇宙探査機をより速く、より遠くへ移動させるための手段の研究開発に向けた第一歩として意義がある
研究チーム
「このような宇宙多様体が地球の近くでどのように振る舞い、地球-月系で増加している人工物体や、小惑星や隕石との遭遇をどのように制御するのかについても、さらなる研究が必要だ」
一連の研究成果は、2020/11/25に学術雑誌サイエンスアドバンシズで発表

・・・今一ワかんない
オービスとかは無いの?

今日は~
セダム ムルチセプス/Sedum multiceps

春・秋タイプとのことですが
なんか冬の方が元気じゃね?
夏・冬は水控え目ってことらいいけど
今は週1・・・

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