2020年9月2日水曜日

まだまだ続くIE

まだまだ続くIE

 Microsoft 365がIEサポートを終了するだけでIE自体のサポートが終了されるわけではない、IE11はWindows 10に同梱されているし、これからも入っているはずである。まあ、あと5年は現役?

●Microsoft 365 apps say farewell to Internet Explorer 11 and Windows 10 sunsets Microsoft Edge Legacy

 https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-365-blog/microsoft-365-apps-say-farewell-to-internet-explorer-11-and/ba-p/1591666

内容としては、今年の11月30日で、Microsoft TeamsのウェブアプリはIE11のサポートを終了して、来年の8月17日には、残りのMicrosoft 365のアプリもIE11をサポートしないというものだ。IEの開発元と同じMicrosoftだが、話はあくまでMicrosoft 365に関してのもの。IEそのものとは関係ない。それよりも、Edge Lagacyのサポートが来年の3月まで?

そもそもChromium版でないEdge(これがEdge Legacy)は、IEを置き換えるものとして、Windows 10とともに登場した。コードネームはSpartan、勇ましい名前だが、IEよりも先に終わってしまった

・・・ほっといても新しいVになんの?

IEが当面無くならない理由の1つはActiveXにある。ChromeやChromium版Edgeも外部プログラムと通信できるようになったが、セキュリティの関係からかなり制限がある。e-Taxのサイトは、ようやくChromeの拡張機能でマイナンバーカードを使ったログインをサポートしたようだが、FeliCa系のサービスだとNFCリーダーをアクセスするためにIE11が必要なものがまだある。今さらChromeまでサポートする気や予算があるのかどうか。いずれ対応するのかもしれないが、それまではIEが必要ということになる

IEを必要とする多くの社内サービスなどが存続している理由もActiveX関連である。IEは確かにHTMLレンダリングのクセが強く、かつては、ブラウザ個別に対応する必要があったが、この点は緩和されている。すでにIEは過去の存在なのである。いまだにIEが必要なんて条件を付けているサイトはおそらく10年ぐらい前から更新していないものだけだ

ブラウザから外部のソフトウェアを呼び出せる仕様は、セキュリティ的にみるとリスクが高い、ウェブブラウザの拡張機能としてJavaが廃れたのは、セキュリティ的な問題のためだろう(もっとも、Java陣営が自滅したってのもあるかもしれないが)。Chromeも拡張機能を作れば、Native Messagingを利用して特定の実行ファイルとのデータ交換が可能ではある。USBデバイスを接続する話もある

だけど、ActiveXを置き換えるには、まったくのゼロから始める必要はないかもしれないが、どうしてもある程度の開発工数が必要だ。そうなると、必ずしも、今Chromeに対応することがベストな解法でないこともある。IEも今すぐ使えなくなるわけじゃないし、どんなシステムもいつかは置き換えられる、だったら、それまで使ってようかと考えるところもあるだろう。そういうわけで、IE11はもうしばらくは需要がありそうだ

・・・さる金融機関の新しいサービスもIEが推奨、なに考えてんだか?

ところで台風10号90?hPaかもって・・・それてほしい

今日は~

ディオスコレア マクロスタチア/Dioscorea macrostachya


8月半ば開花

何年振り?2013年に咲いたみたい

実に7年ぶり・・・どんだけヘタレかと


花がコマい、米粒より小さい

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