2020年9月8日火曜日

激情型天気

アメリカのカリフォルニアで炎の竜巻

国立気象局は8月中旬、北カリフォルニアで森林火災が起こったあとに竜巻警報を発令しました。炎の竜巻は決して前代未聞というわけではありませんが、地球上で最もまれな気象現象のひとつです。気象学者らによると、これが初めての公式な竜巻警報なのだとか。

国立気象局リノ事務所は、東部標準時間の8/15 18:00過ぎに、カリフォルニア州ラッセン郡の住民に対して警告を出したとのこと。当局はまた、地域住民にシエラバレー東部には近づかないように注意を促し、いくつかの周辺コミュニティには避難命令も出した

8/14に発生したロイヤルトン火災は、8/23の段階で焼失面積が4万7000エーカー以上(190平方キロメートル)にまで拡大していると報告されています。異常な暑さによる乾燥した空気と突風が、カリフォルニア州全域で計画停電の原因にもなり、急速に炎が燃え広がる要因にもなっているようです。気候危機によってこのような状況が普通になりつつあり、アメリカ西部ではより大きく、より破壊的な森林火事が発生する傾向に

これまで炎の竜巻が記録されたのは、2018年のカー火災などほんの数例、カリフォルニア州で記録された最も破壊的で記録上最大の火災のひとつは230km/hの猛烈な炎の竜巻を発生させ、少なくともひとりの消防士の命を奪いました。炎の竜巻はあまりにもたまにしか発生しないため、その正体は謎に包まれたまま。

どのようにして炎の竜巻が発生するのかについては?現時点で科学者たちがわかっているのは、炎の竜巻が発生する鍵を握っているのは、森林火災そのものが独自の気象現象を引き起こすほど巨大なものでなければならないということくらい。そこまでの規模になってはじめて、燃え盛る炎の上に熱い空気が急上昇し、上空にある大気の冷却と凝縮のサイクルのあとに、火災積雲と火災積乱雲が形成されるとのこと。

その次に何が起こるのかについてはまだわかってなくて、研究者が解明しようと努力している最中です。ひとつの理論としては、ものすごく熱くなった上昇気流が上空で回転することで、火と煙が空まで伸びて渦を巻き起こすというものです。もうひとつの可能性としては、地面に対して水平に動く地上付近の乱流が寄せ集められることによって垂直方向に角度を変えるというものがあります。

・・・はんぱない広さで山が燃えてる、再生が追い付かないような

アメリカ国立気象局 デンバーは9/5の最高気温が38.3℃ 9/6も37.2℃⇒9/8の最高気温は2.7℃と予想

7日夕刻から寒冷前線に伴う強風が吹き、雨や雪になると予想。「7日夜から8日にかけて天候が激変する。記録的な熱波が、冬のような雪と記録的な寒波に入れ替わる」

山間部などではかなりの積雪が予想され、デンバーの都市圏などでも8日朝にかけてみぞれ混じりの雪が降る見通し。デンバーの気温は7日午後2時ごろ32℃前後に達した後、同日夜から8日未明にかけて急落し、7日夜の最低気温は1.6℃にまで下がる。

コロラド州では7日にかけての連休の間、気温が上昇を続け、乾燥した強風にあおられて山火事が発生していた。山間部の積雪は20~35センチに達する見通しで、山火事が収まる可能性もある。

・・・最高気温は3℃位だったもよう、山は雪?

今日は~

レプトテス ビカラー/Leptotes bicolor


5月のはじめ開花

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