幻覚作用を持つマジックマッシュルームを静脈注射した男性
血中でマジックマッシュルームが成長し、臓器不全で救急搬送
A “trip” to the ICU: intravenous injection of psilocybin - ScienceDirect
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S266729602030015X
Magic mushrooms grew in man’s blood after he injected them as a tea - National | Globalnews.ca
https://globalnews.ca/news/7573815/magic-mushrooms-blood-injection/
'Magic mushrooms' grow in man's blood after injection with shroom tea | Live Science
https://www.livescience.com/magic-mushroom-injection-case-report.html
マジックマッシュルームは、激しい幻覚作用を引き起こすアルカロイド系化学物質のシロシビンやシロシンなどを含むキノコの総称
日本に自生するマジックマッシュルームは、ワライタケやオオワライタケ、ヒカゲシビレタケなど
こうしたマジックマッシュルームは、食べ物や飲み物として経口摂取するのが普通
しかし30歳のアメリカ人男性
LSDやマジックマッシュルームなどの幻覚剤にはうつ病に対する治療効果がある可能性がある
というオンライン記事を読んだ
で、自分の双極性障害(躁うつ病)とオピオイド依存症の独自治療を試してみた
マジックマッシュルームの一種であるミナミシビレタケを煮詰めてマジックマッシュルーム茶を作り
綿棒で?ろ過してから静脈に注入
・・・勇気?ある行動
そして数日後に黄疸(おうだん)・下痢・倦怠(けんたい)感・吐き気などを示し吐血
家族によって病院の救急外来に運ばれましたが、極度の混乱状態
問診に対して正常な回答ができない状況
診察の結果、肝臓や腎臓などの複数の臓器に機能不全の兆候が見られた
集中治療室に搬入
さらに血液検査を行ったところ
枯草菌の類縁であるブレビバチルス菌の細菌感染とミナミシビレタケの真菌感染が確認され
血中でミナミシビレタケが増殖していることが判明
・・・100℃に耐えて
血の中で増殖?
すっげえ
男性には抗生物質と抗真菌薬が投与されましたが肺胞に体液が溜まることで急性呼吸不全を発症
人工呼吸器を使った
最終的に集中治療室に8日、一般病棟に14日の計22日間入院を経て無事退院
その後は抗生物質と抗真菌薬の投与を継続するという経過観察
近年はマジックマッシュルームのうつ病改善効果に注目が集まっており
2020/11にはアメリカのオレゴン州がマジックマッシュルームの幻覚成分であるシロシビンを合法化するといった動きも
しかしマジックマッシュルームの医学的研究は錠剤として経口摂取するケースがほとんど
静脈注射が選ばれた場合にも有効成分であるシロシビンのみが投与される
マジックマッシュルームの抽出液を静脈注射することは無い
・・・用法、用量を・・・
以前の問題
どうして、こう短絡的なの?
今日は~
モナンテス アミドロス/Monanthes amydros
花が少々ツボミがイッパイ
後に
0 件のコメント:
コメントを投稿