2019年6月8日土曜日

現代のスパイ戦

ぼや川より
来世では・嫁に見染られ・ませんよう
・・・クワバラ・クワバラ・・・

欧米諸国のスパイ機関を取り囲む困難
スマートフォンなどの通信技術の発展や、プライバシーなどの観点からの法律の変化などを受けスパイの手口やスパイに対する我々の反応も変化
ジャーナリストのエドワード・ルーカス氏
一昔前までは、職業などの経歴・住所・国籍をねつ造し、映画などで見られるような"身分の偽装"をして他国に忍び込むようなスパイ活動が可能でした
しかし、現代では技術が発展した結果、身分を偽装し続けることは困難に
テクノロジー企業が開発した顔認識ソフトウェアによって、情報機関が膨大な数の顔のデータベースを保有している
Facebookなどにアップロードされた個人情報や写真と照会を行うことで、人物の特定は容易
例えばカナダの大学に通う建築学生と主張している疑わしい人物がいる
情報機関はまず、学生の通う大学に関係したソーシャルメディア上のグループを調査する
その人物がソーシャルメディアに何も情報もない人物だと判明すると、身分を偽装している可能性は高く
現代の対スパイ技術において最重要なものの1つは、スマートフォン
スマートフォンをハッキングすれば電話やメッセージの内容を傍受できるだけでなく、スマートフォン自体の位置情報を傍受することで、所有者の現在位置までもわかる
スマートフォンによるハッキング対策の1つはスマートフォンを持たないこと
しかし、スパイの疑いのある人がスマートフォンを持っていないと判明した場合
その人がスパイであるという疑いはかなり濃くなる
また、ほとんどの人が最初に取得した電話番号を維持しようとするという理由から
ごく最近、電話番号を新しくした人もスパイの疑いは強くなる

これに対し、スパイを送り込む側の戦略として偽の身分をもっともらしくする
偽の名前、経歴、住所などはもちろんのこと、LinkedInの新しいアカウントや新しいクレジットカードを作成したり、Facebookのアカウントを休止したりして、デジタルな身分をももっともらしくする
民間人を新しくスパイとして雇う
民間人は本物の身分を有しているため、身分を偽装する必要がない
1回限りの偽の身分を使用して、任務終了後はその身分を捨てる
いずれの戦略もコストパフォーマンスが悪く、理想的な戦略ではない

現代では、スパイが情報を入手したとしても、自分の属する機関に報告することは困難
ネットワークを経由した情報の送信も傍受可能であるため信頼性に欠ける
他の報告の方法として、スパイが決められた場所に文書やマイクロフィルムなどのアイテムを落とし、協力者がそれを回収するというデッド・ドロップ
スマートフォンを使った位置情報の追跡によって、デッド・ドロップは発覚しやすくなった

そのような技術的な変化が諜報活動に与える影響に対して、欧米と中国・ロシアなどの間に存在する法的な格差がスパイの行動に制限をかけている
中国の国家安全保障法はすべての個人と企業が情報機関を支援することを要求
欧米ではスマートフォンの内部情報にアクセスするには捜査令状が必要
また、スパイ活動に対する否定的な世論も根強く存
アメリカ、イギリスやEUの情報機関は、スパイ活動に支障をきたすという懸念からデータ保護法やその他の法律を注視するために弁護士や専門家を雇っている
ほとんどの国の情報機関は、国民の非難にさらされた場合を考慮するあまり活動に足かせが掛かり、敵国のスパイ活動を防止できなくなってきている
また、重要性が低いプライバシーですら保護されることを要求することによって
結果的に情報機関が敵国のスパイ活動を傍受することは難しくなってる
それにひきかえ、ロシアや中国などの社会主義国の情報機関はそのような障害なしに活動
・・・社会主義じゃなく専制政治の国

「ほとんどの人が、中国・ロシアのような、情報機関の報告書が国民の生活や政治を決定する統制社会に住みたくないと思っているはずです。中国・ロシアの情報機関に対抗して開かれた社会を守るためには、自国の情報機関の存在が必要です。しかし、その情報機関が過度に権力を持つべきでもありません」

・・・う~ん

今日は~
パキポディウム ブレビカウレ/Pachypodium brevicaule
5月末
やっと、お目覚め
ヤレヤレ
毎年、そのまま目覚めないんじゃないかと・・・

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