2023年3月24日金曜日

日本の年金も?

GPIFは昨年3月末時点で経営破綻したアメリカの銀行2行の株式や債券約¥550億円を保有していた
シリコンバレー銀行(SVB)の株式約¥238億、債券約¥199億
シグネチャー銀の株式約¥114億(いずれも当時の時価総額)
いつまで保有していたかは現在、明らかにされていないが
大損を食らった可能性が高い?(市場関係者)
GPIFの公開資料によると、2021/3末時点では両行の株式や債券の保有はなく、21/4~22/3末にかけて取得した?
GPIFが取得期間の最安値で買っていたとしても、昨年4~5月にはその価格を下回っており、損失なき売り抜けはムリだった?
金融ジャーナリスト・森岡英樹氏
「長年、世界的に金融緩和が続いたため、足元の経営基盤が脆弱な金融機関は少なくありません。経営状況を不安視した投資家が投げ売りを浴びせ、株価が暴落したり、破綻に追い込まれるケースはさらに出てくるでしょう。2行の株式などを保有していたように、GPIFがヤバい株式や債券に手を出していてもおかしくない。高利回りを求めてリスクの高い株式や債券の購入を拡大させてきたからです」

金利上昇による債券価格の下落もGPIFの含み損を膨らませる
アメリカを中心とした世界的な利上げラッシュですでに外国債券の価格は大きく下落
加えて、植田新総裁の下、日銀も4月か6月には利上げに踏み切る可能性が高い?
日本国債などの価格も下落?
金融ジャーナリスト・森岡英樹氏
「国債の金利が上昇すれば、投資資金は株から安全な国債に向かいます。何より、世界経済の雲行きが怪しくなってきており、世界的な株安に見舞われる懸念もある。GPIFは国内外の株式でも大きなロスを発生させるリスクがあります」

GPIFの今年度の運用実績を見ると22年4~12月の9カ月間で累計¥7.3兆の赤字を出した
国内株式▲¥0.6兆、外国株式▲¥2.7兆、国内債券▲1¥.8兆、外国債券▲¥2.1兆と全敗
金融ジャーナリスト・森岡英樹氏
「これだけ悪材料ばかりが揃えば、赤字幅はみるみる拡大する可能性があります。GPIFの運用実績はこれまでに累計¥98兆ありますが、3カ月ほどの短期間で¥数十兆が軽く吹っ飛んでも不思議ではない。一般の運用会社なら自己責任ですが、GPIFの損失は年金の将来に影響する。積立金が細れば、年金保険料の引き上げや支給額の縮小など国民にしわ寄せが来る恐れがあります」

・・・老後の計画が・・・

今日は~
マスデバリア インカクイーン/Masdevallia Inca Queen

先日、開花
何年振り?
いいわ~

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