2023年3月31日金曜日

位置情報共有アプリ・・・こんなんアるんだ

2018年から流行しはじめ、今や高校生たちの間では使っているのが当然になっているものが位置情報共有アプリ
その代表格であったZenlyが2023/2/3にサービスを終了
高校生たちは急いでその代わりとなるアプリを探してSNSで大騒ぎだった
・・・知らなんだ

私立高校の教員、麻衣子さん
「初めて聞いたときは、かなり驚きました。自分がどこにいるのかを四六時中友達に公開することにどんなメリットがあるのか、私にはさっぱり分からなかったです。」
生徒たちのトラブルを解決するために数人の子どもたちから話を聞く中で位置情報共有アプリについて知った
「『何のために位置情報を共有するの?』と聞く私に向かって子どもたちは、『別に理由なんかないけど、便利なんだよね。』と言っていました。」
「彼らの多くが使っているのは『Zenly』と呼ばれるアプリでした。そのアプリを開くと、地図上に友だちのアイコンが表示されて、その友達が現在居る場所を確認できます。そして、その友達が移動すれば、その移動する道順もリアルタイムで表示されるそうです。表示されている友だちとは、Zenly内でメッセージがやり取りできるのだとも言っていました。」
仕組みがわかっても、麻衣子さんにはそれを利用する子どもたちの気持ちは???
「だって、どこにいるか知られたくないこともあるでしょ? というか、私ならどこにいるのかを始終誰かに知られているのは嫌です。まるで監視されているような気がしてしまって。それは、私が大人だからかしら。でも、ねえ……。」
「高校生たちが『居場所はずーっと公開にしなくても大丈夫。どこにいるのかを知られたくない時は「ゴーストモード」が使えるから。』って教えてくれました。ゴーストモードには大まかな居場所しか公開されない『あいまい』モードというものと、ある一定の場所で固定してしまう『フリーズ』モードというものがあるのですって。でも、そんなことをするくらいなら、そもそも位置情報を公開しなければいいじゃないかって思いません?」
「いろいろ聞いてみると、今の子どもたちの特徴というか弱点というか、そんなものまで見えてきた気がしました。」
「今の子どもたちはコミュニケーションに対して過剰に神経質なのかもしれません。『今どこにいるの?』とか『これから一緒に遊ぼうよ。』などと誘いをかけて断られることに対して怖いというか、とても嫌だと思っているようです。
『Zenlyがあれば遊べる場所にいるかどうかや誰と一緒にいるかがわかるから、断られて無駄に傷つく必要がない』と話す子どももいました。Zenlyは、使っている友だち同士が2人以上一緒にいると、炎マークが表示されるのだそうです。『LINEする前にZenlyでどこにいるのかを見て、家にいたら暇かもなと思う』という子もいました。
あとは、説明能力が著しく低下しているというのも今の子どもたちの特徴かも。
もちろん人によるでしょうけど、『自分の今いる場所がどこかを、LINEとかじゃ上手く説明できないし、見た方もわかってくれないから、Zenlyがないとやっていけないよ。』という子もいました。確かに今の子たちは、感動するものや美しい景色も写真や動画に撮って他人に見せるので、自分の目に映っているものを言葉で説明することに慣れていないのかもしれません。話を聞けば聞くほどに、位置情報共有アプリというのは『今の子どもたち』だからこそマッチしているものなのだと思いました。」

麻衣子さんは、高校生たちの話を聞けば聞くほど自分にとっては位置情報共有アプリがストレスにしかならないだろうと感じるそうだが
「今の子どもたち」は、そんなストレスよりも「つながっていること」にメリットを感じているのだろうと・・・
「そもそも彼らは位置情報共有アプリを使う前から、Twitterで自分の行動について実況したり、インスタグラムのストーリーズでリアルタイム配信をしたりなど、位置情報の共有に大した抵抗がないのかもしれません。
ある保護者の方は娘さんから『ママもZenly使ってよ。』と言われたそうです。理由を聞くと、『どこにいるの?って毎回毎回メールされて、いちいちそれに返事するのが面倒だからアプリ見てくれないかなーと思って。』と言われたと呆れていました。そして、呆れよりもそんなアプリがあって、それを自分の娘が使っていることに不安を覚えたと仰っていました。」

大人世代は高校生たちが自分のプライバシーを自ら公開している状況に不安を覚える
Zenlyにはプライバシー設定があり、プライベートモードをオンにすると、登録している相手以外からの申請をブロックすることができるそう
「だから、危なくないよ。」と子どもたちは言うが
そこに気付かずにデフォルト設定のままにしていると、全てのZenlyユーザーがメッセージを送る権利を持つことになる
友達からZenlyの存在を聞いて安易にダウンロードし、そういった設定を全く知らず、知らない人からどんどんメッセージが来る上に
知り合いかもしれないユーザーなどがどんどん出てきて怖くなった経験を持つ子どももいる

「Zenlyには『Bump』という機能があって、わざわざID交換などをしなくても、アプリを起動してスマホを振るだけで『友達』になってしまうのですって。いたずらでZenlyを使っていそうな人の側でZenlyを開いてスマホを振り、無差別に友達を増やすという遊びが流行ったこともあったそうですよ。」
「まあ、Zenlyはもうサービスを終了するそうですから、他の位置情報共有アプリにどんな機能があるかですよね。代わりのアプリとして『ココダヨ』とか『ココイル』とか『iシェアリング』などが良いかもと言われているそうですけど、基本的には家族同士が位置情報を共有するためのアプリなので『Zenlyが良かったなー。』なんて子どもたちはよく話しています。『NauNau』っていうものもあるらしいですよ。」

そしてそう話す彼女の元には
位置情報共有アプリが原因で起こるもめ事がいくつか持ち込まれている

・・・はあ~
ワかんね
オジさんは一人、密に・・・
というコトもあるし
だいたいネットに依存?してると
実際の経験からモノゴトを捉えるんでなく
頭の中で想像?するだけ
デキないこともデキると思ったり・・・
ネット漬けだと子供でも大人でも
単にストレスの原因etcになるだけでなく
脳が成長できない・・・ってより壊れるって
メリットはあるけど
デメリットも・・・場合によっては人生が・・・
ワタスもネットさえ無かったらと思うことが・・・

今日は~
スミレ

3月の初め
枯れ葉の混じる中
咲きだした

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