2023年3月18日土曜日

ウクライナに武器を送るのはもうやめよ

ドイツの左派政治家の主張が右翼からも支持

ドイツのザーラ・ヴァーゲンクネヒト氏は、左派党所属の人気女性政治家
知的で、美人で、左派・右派を問わず人気があり、しかも、討論になると超攻撃的で絶対に負けない
トークショーでは引っ張りだこ
ちなみに昨年9月の国会スピーチのビデオは、6カ月でYouTubeでの閲覧が300万回を超えた
“いいね”が10万以上もついている
ただ、あまりにも自分の意見をはっきりいうため、左派党の幹部とは折り合いが悪い
左派党とは元を辿れば東ドイツの独裁政党につながる
国会で議席を持つ政党の中では一番左に位置する政党
ヴァーゲンクネヒト氏は今や完全に、この自分の巣からはみ出してしまった
出る杭は打たれるの典型
それもあり、ここ数年は個人的な政治活動が多く、自分の政党を立ち上げるのではないかというのがもっぱらの噂

以前から、ウクライナ戦争の終結が戦闘で決まることはあり得ず、一日も早く和平交渉に入るべきだと主張してきた氏
この度、ショルツ首相が攻撃用戦車レオパルト2のウクライナへの供与を決めたことで、堪忍袋の緒が切れたらしい?

現ドイツ政府のウクライナ政策は社民党のショルツ首相の真意はさておくとして公式には全面支援
与党の一つである自民党は強硬な戦車供与派だし、もう一つの与党である緑の党も、これまで40年間、徹底して貫いてきた平和主義をかなぐり捨てて、なぜか突然やはり戦車供与派
今では強硬派の最前線で勇ましく徹底抗戦の旗を振っており、そのうち戦闘機供与を言い出しても不思議ではない勢い
ショルツ首相にはそんな内圧のほか、NATOやEUからの外圧もあり、目下のところ武器支援、資金援助以外に道はない
ウクライナを「"必要な限り"全面的に支援する」

2023/2/10ヴァーゲンクネヒト氏は往年のウーマンリブの闘士アリス・シュヴァルツァー氏と共同で、武器供与の中止を求める”平和宣言”を発表
「ウクライナでの殺戮を長引かせることが、われわれのウクライナに対する連帯であるはずがない」
とオンライン署名運動を開始

平和宣言の内容
「ウクライナがいくら西側から武器を与えられても、ロシアという核保有大国に勝利できるはずはなく、終戦は交渉でしかありえない。それなら武器の供与はただちに中止し、今すぐ交渉に舵を切るべきだ。その機会を逃せば、第3次世界大戦、それどころか核戦争が起こる危険がある」
宣言文の最後には、これに賛同した著名な学者、作家、俳優、芸術家、ジャーナリスト、宗教関係者、元EUの欧州委員会の副委員長など、69人の名前が並んでいた
さらに両氏は、2/25のベルリンでの抗議集会を計画SNS上で広く国民に参加を呼びかけた
名付けて「平和のための決起」

署名の数がどんどん増えていくのを見て危機を覚えたのが、ウクライナの武器供与を推進している政治家たち
彼らはメディアと共にヴァーゲンクネヒト潰しに取りかかり、たちまち氏の周りが炎上
非難の中身は多岐にわたる
反道徳、恥さらし、ロシアからお金をもらっているプロパガンディスト
といった無責任なSNS上での誹謗中傷っぽいものもあれば
政治家からは、侵略者はロシアなのに、和平のためにウクライナが妥協を迫られるのはおかしい、ヴァーゲンクネヒトは加害者と被害者をわざと取り違えている、必死で戦っているウクライナを応援せず、その頭越しに和平交渉を進めるのは、殺された人たちに対する侮辱だ
etc

中でも首をかしげざるを得なかったのは
「ヴァーゲンクネヒトはAfD(ドイツのための選択肢)と同じことを言っている」
これは
「AfDの主張は内容が何であろうが良からぬものだから、AfDと意見が重なるヴァーゲンクネヒト氏もダメ」?
AfDは、ドイツという国家の主権と国益、さらには文化、伝統などを重んじている
常日頃から、あらゆる政治家と主要マスメディアに、極右だ、反民主主義だとして執拗な攻撃を受けるか、あるいは完全に無視されるかのどちらか
それにもめげず、国政でも州政でも今や10~30%の頑強な支持層を形成しつつある
だからこそどの党からも恐れられ、グローバリストたちには憎まれている
そのAfDがやはりロシアに対する経済制裁は愚の骨頂
ドイツ国民を苦しめ、ドイツ産業を破壊するだけなので、すぐに止めるべきだと主張
また、戦闘ではなく外交による和平を求めているところも、ヴァーゲンクネヒト氏らと意見が重なった
それを見た政治家や主要メディアが
「ヴァーゲンクネヒトはAfDと距離を置いていない」
「極右と極左が手を結んだ」
などと攻撃し始めた
さらに彼らは平和宣言の賛同者に対して
「抗議集会にはAfDばかりでなく、ネオナチや陰謀論者も来る。そんな集会に行って良いのか?」
こうなると、当然、怯(ひる)む人も出てくるはずだった
これら一連の動きは言論の自由を侵害するものだと?
ただドイツにはそう思わない人もたくさんおり
たとえばドイツ福音主義教会の元議長、マルゴート・ケースマン氏(署名をした69人の有名人のうちの一人)
インタビューで、ヴァーゲンクネヒト氏の平和宣言には全面的に賛成だが、AfDが同じ主張をしてきたことは非常に不愉快だと・・・
「彼らはこの運動を乗っ取ろうとしている」
「ナショナリズムを唱える者が平和を願うのはおかしい」
教会がいつも言っている対話や寛容は? 

このような発言により、平和デモに参加しようと思った人が
「私はAfDとは違う
」と言い訳をしなければならないような状態が作り上げられている
これこそ異常なことだと・・・

2023/2/25ベルリンはときどき強く雪の降りしきる悪天候
この時点で、すでに署名の数は60万を超えていた
ブランデンブルク門の前の広場に集まった人は、警察発表によれば1.3万人
ヴァーゲンクネヒト氏は5万人と発表
国旗や、Zなど戦争のシンボルの持ち込みは遠慮してほしいという主催者側の要望も守られ
あちこちで掲げられていたのは
「武器供与よりも外交を」
「エスカレーションではなく対話を」
などと書いた手作りのプラカードや、鳩の絵の旗など
寒空の中、登壇者の話を静かに聞き、何度も大きな歓声を送っていた

ヴァーゲンクネヒト氏のスピーチ
「ここは、ネオナチや帝国臣民の人たちの来るところではない。しかし、平和を願う人たちは皆、大歓迎だ!」
AfDを締め出そうとしたケースマン氏との対比が顕著だった
「平和を呼びかける運動が、いったいいつから右(として批判されるように)になり、戦争に酔いしれることが、いつから左になったのだ」
「ドイツで行われている(AfDと同じだからダメという)レベルの低い議論には、もううんざりだ」
ここに集まったほとんどの人たちは、極右でも極左でもなかった
「われわれは武器が人を殺すことを知っている」
「この狂気をやめさせよう」
というヴァーゲンクネヒト氏の言葉に共鳴して、雪の中をわざわざやってきた普通の人
この集会が極右に乗っ取られているとか、暴力沙汰になるなどと言い、妨害しようとしていた政治家は反省すべきだと

ヴァーゲンクネヒト氏は今のドイツは国民的な平和運動が必要で
できればこの日の集会をその第一歩にしたいらしい?
その運動で異なった意見の人たちが邂逅(かいこう)し、現在の敵対に終止符が打たれるなら、ドイツの言論はもう少し自由になるだろう

その一方、今回の署名運動と抗議集会は、ひょっとすると氏が新党を結成するためのプロモーション?

・・・ヴァーゲンクネヒトさん、負け知らず
レトリック、議論ではetc
なんかな~
ロシアとの対話?は
話題作り?キッカケを作りたかった?自分の支持勢力を作りたい?
一般に社会主義・共産主義は~
って意識は?
社会主義、共産党etcは経済を回す仕組み
政治・統治体制なんかとは違う
プーさん、習さんがヤってるのは専制
ツァーリ、皇帝のマネっこ
社会主義とか以前の問題

まあ、ホントに「」ウクライナへの武器援助を止めろ」
と言うなら
自分でプーさんと話つけたら?
それから言うコト
ある意味、ドイツという温室?にいるから言える
だいたいプーさんが
どうやってロシアを手に入れたのか
自らの要求はノませ、相手の求めるものは拒否
もしくは、受け入れたと思わせ・・・
ウルサくなれば・・・
そのプーさんと話がデキると?
以前の冷徹プーさんだったら可能性はあった?
けど今のプーさんは・・・
ヴァーゲンクネヒトさん
ロシア侵攻でロシアがウクライナでヤった、ヤっているコトを認識してるのか?
ワかった上で言ってる?・・・

他にも一部では
ウクライナへの支援をヤめたい、ヤめろ
という方が・・・

今日は~
ディオスコレア マクロスタチア/Dioscorea macrostachya

3月初め
ハッパが枯れた
早速、ツルをカット
植替え?このママ?
悩む

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