2020年6月11日木曜日

鉛電池の復権

ぼや川より
青タタミ・デンといすわる・古女房
・・・ああ・・・

2020/6/9古河電気工業と古河電池
長年実用化が困難とされてきた次世代型蓄電池バイポーラ型蓄電池を共同開発したと発表
リチウムイオン電池と比べトータルコスト2分の1以下
電力貯蔵用電池として理想的
2021年度中にサンプル出荷、2022年度から製品出荷予定

再生エネルギー活用がグローバルで加速する中、安定した電力供給実現のため、長周期用途の電力貯蔵用電池が求められてる
ただ長周期用途の電力貯蔵用電池として有力視されているリチウムイオン電池もリサイクル性や安全性、コスト面で課題が
求められる要件(エネルギー密度、設置スペース、寿命、リサイクル性、安全性、トータルコスト)を全て満たすものは無かった
そうした中で両社はリチウムイオン電池よりリサイクル性や安全性に優れた特性を持つ鉛電池に着目
これをバイポーラ構造とすることでエネルギー密度やコストなどの課題を克服
全要件を満たす理想的な電力貯蔵用蓄電池を・・・
今回発表したバイポーラ型蓄電池は1枚の電極基板の表と裏にそれぞれ正極と負極を有するシンプルな構造
薄い鉛箔を集電体としており従来の鉛蓄電池と比較し金属材料を削減でき低コスト化を実現
同時にその構造から従来の鉛蓄電池と比べ体積エネルギー密度は約1.5倍、重量エネルギー密度は約2倍を実現する
単電池のエネルギー密度としてはリチウムイオン蓄電池の方が優れているが
リチウムイオン蓄電池の場合は離隔距離の規制などがあることから設置面積当たりのエネルギー量はバイポーラ型蓄電池が上回る
充放電特性は0.2CAでリチウムイオン蓄電池に匹敵
消費電力当たりの単価はリチウムイオン蓄電池と比較し50%以下
鉛電池の特性からリチウムイオン蓄電池の場合に求められる空調設備も削減できる
初期投資、ランニングコストの面でのメリットも
これらの結果トータルコストはリチウムイオン電池と比較し2分の1以下
このコストについては揚水発電の設置コストと同等(2万2000円/kwh)を目標
製品のサイズは縦300×横300×厚さ250mm
容量は50Ah、定格電圧は48V、寿命は15年に相当する4500サイクル
電池を複数組み合わせることでメガワット級までの蓄電池容量に対応
またバッテリーマネジメントユニット(BMU)を搭載することで電池パックとして提供できる
バイポーラ型の鉛蓄電池の開発自体は以前から行われている
古河電池シニアフェロー古川淳氏
「技術的なハードルから、これまで実用化されてこなかった」
「鉛箔の薄膜化と長寿命の両立」
「樹脂ポレートの成形と接合技術」
「鉛箔と樹脂プレートの異種材料接合」
が難しかった・・・
古河電気工業のメタル/ポリマー技術および古河電池の電池/加工技術を駆使することでこれらの課題を解決
「長年、実用化困難とされたバイポーラ型蓄電池の量産実用化のめどが立った」
電力事業者、発電事業者を中心に展開していく方針
同社のUltraBattery技術と組み合わせることで、さらなる充放電の大電流化、高速化も実現
現在リチウムイオン電池が主役となっている分野などへの用途拡大を・・・

今日は~
ディオスコレア マクロスタチア/Dioscorea macrostachya
全然寝る気がない
今年はなんと
前年のツルの元の方から新しいツルを・・・
植替えられない・・・

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