2020年5月27日水曜日

ファクターX?

ぼや川より
立ち読みの・古書の間に・1万円
・・・ラッキー・・・

中国からの入国制限が遅れたことが良かった?
海外のメディア
「日本の新型コロナウイルス感染対策はことごとく見当違いに見えるが、結果的には世界で最も死亡率を低く抑えた国であり、対応は奇妙にもうまくいっているようだ」
etc
日本は武漢を含む中国からの観光客が多かったし、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保もいまだ中途半端
感染防止に有効とされるウイルス検査数も国際社会の中で圧倒的に少ない

死者数が奇跡」に少ない日本について専門家の間でも議論
「クラスター(感染者集団)潰しという政策が良かったのではないか」
「日本人1人1人の公衆衛生意識が高かったことが良かったのではないか」
「単に幸運だったからではないか」
「日本での感染が拡大している新型コロナウイルスと欧米で蔓延している新型コロナウイルスの種類が違うからではないか」
etc

新型コロナウイルスの変異のスピードは速く、感染拡大が始まってから5カ月で5000種類以上に枝分かれ
主に武漢型・欧州型・米国型に分類でき、それぞれの地域で爆発的に感染が広がっている
北京大学は今年3月、新型コロナウイルスはL型とS型の2つに分かれ
L型のほうが毒性が強いと発表
その後「毒性を裏付ける証拠はなかった」と修正
世界で感染者が増加するにつれ変異のスピードが上昇
ウイルスの変異についての解析も進んでいるが、現段階ではウイルスの毒性や感染力に変化が生じたかどうかは?

日本を巡る謎が深まるばかりかと思われた最中の5月2日
研究プラットホームサイトCambridge Open Engageに興味深い論文が
論文を執筆したのは、上久保靖彦・京都大学大学院医学研究科特定教授と高橋淳・吉備国際大学教授
上久保氏らは武漢型の流行以前に出現していた新たなウイルスの型を特定し
日本の入国制限が遅れたことが結果的に奏効した・・・
上久保氏らが注目したのはウイルス干渉
ウイルス干渉とは1個の細胞に複数のウイルスが同時に感染したときに一方のウイルスの増殖が抑制されること
日本では昨年秋からインフルエンザの感染が始まっていたが、その後感染の拡大が止まってしまった
上久保氏ら
「この現象は新型コロナウイルスの未知の型がインフルエンザの感染拡大を抑えたのではないか」
これまで見過ごされてきた新型コロナウイルスの型を2種類(S型とK型)発見することに成功したと
・・・このSって北京大学のSと・・・違うよね?

上久保氏らが発見したとされるS型のウイルスは昨年10~12月に
K型のウイルスは12月から今年2月にかけて広まったとされている
2種類のウイルスはその後に発生・急拡大した武漢型との関係で大きな違いがあるみたい
S型に感染したことがある細胞は、その後武漢型ウイルスの侵入が容易になる
K型に感染したことがある細胞は武漢型ウイルスの侵入を防ぐ機能を有する
これは武漢ウイルスにとって、S型がアクセルの働きをするのに対しK型はブレーキの役割を果たす
S型とK型に共に感染すればその効果を打ち消しあうだろう
S型にのみ感染すれば武漢型ウイルスの被害を助長すること
ここで問題になるのは各国の入国制限措置の発動時期
中国の武漢市が1月23日に封鎖されたことを受け
イタリアは2月1日、中国との直行便を停止
アメリカも同2日、14日以内に中国に滞在した外国人の入国を認めない措置を
これに対し日本が発行済み査証(ビザ)の効力を停止し、全面的な入国制限を強化したのは3/9
入国制限が遅かったことから
「大量の中国人が入国したことにより、日本での感染拡大が生じた」との批判が
しかし入国制限が遅れることによりK型が日本で広がるという幸運に
日本よりも1ヶ月も早く入国制限を実施した欧米ではK型の流行を防いでしまい
集団免疫ができるチャンスを逃した
ヨーロッパ・アメリカでの新型コロナウイルスによる重症者は発症者の20%
それに比べ日本では5%
⇒「日本は入国制限が遅れたことで結果的に新型コロナウイルスに対して集団免疫が確立された」

豊嶋崇徳・北海道大学病院検査輸血部長の尽力により確立された唾液を利用したPCR検査が、今月中に実施されることに
PCR検査に関する専門人材の不足が解消される見込み?
体内にあるウイルスのタンパク質を検出する抗原検査が、今月中に承認される?
PCR検査と相まって検査態勢が格段に充実する

・・・ほんま?
BCGワクチンって話もあるけど
これが吉村知事のファクターX?

今日は~
セダム ムルチセプス/Sedum multiceps
和名 小松緑
植替え
根っこが細かい
礫多め・駄温鉢仕様

2020/5/28
修正








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