2020年5月30日土曜日

スウェーデン集団免疫獲得?

ぼや川より
病院の・順番待ちで・熱下がる
・・・です・・・

Googleのデータ
スウェーデン人の行動パターンは、レストランやショップ、およびエンターテインメントに関連する活動の動きは1月~2月に比べて3月~4月は13%減少
公園など野外へ出かける人は82%増加
近隣諸国と比べると、レストラン・ショップ・エンターテインメント関連活動は、同期間にフィンランドでは45%減、ノルウェー43%減、デンマーク22%減
厳格な封鎖策が実施されているイタリアとスペインでは92%の減少
 つまりスウェーデン人の行動様式は多少変化はしたものの、近隣国と比較するとほとんど変わっていない
コロナ危機が勃発する以前から今日に至るまで、ほぼこれまでと変わらない日常
有効なワクチンが開発されていない段階で新型コロナウイルスを抑制するには
軽度の感染者をどんどん増やして国民の半数以上が体内にウイルスに対する抗体を持つ集団免疫の形成が一つの有力な対策とされる
この集団免疫策を採っているのは世界で唯一スウェーデンだけ
スウェーデンは強制的な封鎖や移動制限、飲食店への休業命令などを導入せ、国民にできるだけ外出を控えるよう要請するという緩やかな対策を実施
その上で重篤な発症者を出さず医療破綻を避けながら経済や国民生活にも過度なダメージを与えず集団免疫を獲得していくという戦略
厳重な閉鎖や自粛策をとらない場合、人口が多く人の交流が多い大都市のほうが免疫保有率が高くなり、より早く集団免疫の形成が達成される
一定の地域で集団免疫が形成されると、その地域に他から感染者が入ってきても、周囲のほとんどが抗体保持者なので他人に感染していかず、ウイルス危機が再発しない
感染して抗体を得た人は一定期間、体内の抗体が維持され、その間は人に接しても他人から感染しないし、他人を感染させることもない
なので新型ウイルスの抗体を得ている人は行動を自粛する必要がない
都市閉鎖に近い状態になっても広範な抗体検査を実施し抗体を得ていると確認できた人から病院や役所や企業や店舗や学校に復帰して働くようにしていく
国民の大半が集団免疫を得た後なら高齢者が外出しても感染しなくなる
このような方法でウイルス危機を克服でき安全に閉鎖を解いていくことができる

これに対し都市閉鎖(ロックダウン)や外出自粛の強要は、感染拡大を一時的に遅らせる
が閉鎖や自粛を解いたら感染拡大が再発するので根本的な解決策ではない
・・・2次感染
有効なワクチンが存在しない中でのコロナ危機の解決策は集団免疫の獲得だけ
多数の人を感染させる集団免疫策は命を危険にさら」策だと批判されている
がスウェーデンでのコロナによる死亡率は高くはない
ロックダウンを継続している他の欧州国で死亡率がスウェーデンよりも高い国はたくさんある
5月10日の時点で、人口100万人あたりのスウェーデンのコロナ死者数は314人
ロックダウンを続けている他の欧州諸国を見ると、人口あたりの死者数がスウェーデンより多い国はベルギー751、スペイン566、イタリア502、イギリス475、フランス392、オランダ316
都市閉鎖をしないスウェーデンが他の都市閉鎖をしている欧州諸国より低い致死率であるということはスウェーデンの集団免疫策は現段階では成功している?
ちなみ、スウェーデンでの死亡者の87%が70代以上
これは高齢者施設でクラスター(集団感染)が発生したことが主な死因
死亡者の多くが高齢者施設に住んでいたことを考えるとロックダウンをしなかったために死亡者が増えたと短絡的には言えない
しかし現在、世界のほとんどの国が過酷な都市封鎖(ロックダウン)や外出規制などの措置を敷きコロナ封じ込め策をとっている
中国は1月末以降、全国的に強烈な都市閉鎖を数か月にわたって行い感染拡大を何とか封じ込めた
その結、ウイルスの増殖が抑えられて感染拡大が落ち着き新たな感染者が少なくなった
しかし都市閉鎖と外出規制の結果、免疫保有者が増加せず集団免疫が形成されていく過程が進んでいない
つまり確定的な終息の状態にはならないまま
中国はこの後、自国内で感染拡大を抑えて国内での人の移動や交通が再開できても免疫保有者があまりいないところに他国から新たな感染者が入ってきた場合、再び感染が広がってしまう
そのため国外からの人の流入と中国人の海外渡航を今後もずっと大きく制限し続けねばならない
こうしてロックダウン策は長期間にわたる都市や国家の閉鎖により経済の停滞を引き起こし、経済破綻、財政破綻、金融破綻、雇用と市民生活、教育を破綻さ、貧困を拡大させる
それぞれの国が国境を封鎖し都市を閉鎖して国際的なネットワークが解体されている
スウェーデンは世界から集団免疫策は人殺し政策だ、人命を尊重していず倫理的に問題だという批判を受け続けている
世界保健機関(WHO)はロックダウンを奨励
トランプ大統領
「スウェーデンはロックダウンしないという決断に対し多額の代償を支払っている」
これら有形・無形の批判や妨害に屈したのはイギリスとオランダ
イギリスのジョンソン政権は3/15に集団免疫策を発表した
これは都市を閉鎖せず、高齢の家族と同居していない若者の出勤・通学を容認
高齢者や持病持ちを擁護しつつ若者から順番に集団免疫を獲得させていくという案だったが批判を受け数日後に撤回
オランダもほぼ同時期に集団免疫策を提示したものの道半ばで放棄
結局都市閉鎖の政策に転換した
断念に至った背景は、表向きは危険度が高いことが判明したからだと説明されている
しかしワクチンが開発されていない現段階では何らかのやり方で集団免疫に到達することしかコロナ危機の真の終息はない
現在の都市閉鎖策のマイナス面も勘案しつつ積極的な集団免疫策を試行錯誤していく方がコロナ危機による被害の総量を減らせるのではないのだろうか
新型ウイルスの感染力は非常に強い、感染しても無症状で回復する人が9割近いと言われている
こうして抗体を持つ人が徐々に増えているようだ
4/16スウェーデンの保健当局である公衆衛生局のアンダーシュ・テグネル博士
首都ストックホルムでは集団免疫が達成しつつある兆候を示し始めており感染抑止に効力を発揮し始めたと言及
5/7ストックホルム・リンケビー地区では、アル=シャカージ医師
「この地区では集団免疫がほぼ達成されたようだ」
5/9には、ストックホルム大学のトム・ブリトン教授
イギリス ノッティンガム大学との共同研究で
「スウェーデン人口の40%が免疫を持てば集団免疫が達成でき、ストックホルムでの感染の拡大は6月中旬に止まる」ことを示す数理モデルを示した
テグネル博士
「これが実現するのは完全に可能だ」
ブリトン教授によるとリバプールの別のグループもこれとほぼ同じ結論に達している
ハーバード大学の著名な疫学者であるマーク・リプシッチ氏もこの報告に言及
前向きにツイートした
公衆衛生局は集団免疫の進展具合に関する調査報告を5月中に発表するとしている
スウェーデン以外でも例えばイタリアでは4/24、1日のコロナによる死者数が3/19以来の最低数を確認したと報告された
集団免疫が達成しつつあることを示している?
これらの事実を受けて世界の風向きも変わってきた
4/30世界保健機関(WHO)のエグゼクティブディレクターであるマイク・ライアン博士
スウェーデンは発生の最初からすべての正しい動きをした
同国を新型コロナウイルスとの闘いにおける世界の"モデル"として賞賛
「私は多くの点でスウェーデンが将来のモデルを表していると思いますーロックダウンされていない社会に戻りたいのであれば」
ヨーロッパ・アメリカより数週間早くコロナ感染が始まった東京や大阪などの大都市での免疫保有率は、おそらくもっと高率のはず
非常事態宣言が発動されなければ、なし崩し的に集団免疫に近づいていたのかもしれない
世界各国が集団免疫に向かっていた、早晩各種の国際ネットワークやグローバリゼーションが再開されていただろう

社会科学の実験国家ともいわれているスウェーデンは、これまで世界初の新機軸を次々に打ち立ててきた
そしてこのたびも集団免疫の獲」という、国民の多数の命がかかった壮大な実験を行っている
レナ・ハレングレン保健社会相は、世界保健機関(WHO)主催の会見で
「我が国は自国の状況に最善と判断される対策を実行しているのです」
スウェーデンはアメリカやヨーロッパからの同調圧力には屈せず
自国の状況に最善と判断される対策を毅然として実行している
そしてほとんどの国民は政府に大きな信頼を寄せ、この施策を信じ国の未来を見ている
とは言え現実的には集団免疫策が本当に正しい方法なのかどうかは今の段階ではまだ???

2020/6/4
人口約1000万人のスウェーデンではこれまでに4542人が死亡し、4万803人の感染

・・・う~ん
今度のコロナ抗体があっても免疫の獲得につながらない場合もって話も・・・
・・・日本はすでに集団免疫を獲得した?って話も
あ、ブラジルが集団免疫獲得に突っ走ってる?
死者をドコまで容認?できるか・・・って

今日は~
セッコク/Dendrobium moniliforme四国達磨セッコク
サンゴ石?にいれたの
外れたんで、仕立て直し
樹皮用土で

2020/6/5
加筆・修正








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