2020年5月24日日曜日

業態変化が加速

ぼや川より
咲いた時・もあったから・まあイイか
・・・これだとツブれる・・・

トヨタ、コロナ禍の利益8割減に透ける覚悟
2020/5/13
2020年3月期の決算発表会見でトヨタ自動車の豊田章男社長
「コロナショックはリーマンショックよりもはるかにインパクトが大きい」
トヨタが発表した2021年3月期(2020年4月~2021年3月)の業績予想は売上高¥24兆(前期比19.8%減)、営業利益は¥5000億(同79.5%減)と大幅な減収減益見通し
税引き前利益や当期利益は現時点では算定困難で未定
年間のグループ販売台数は890万台と前期に比べ156万台、率にして14.9%↓

トヨタの決算発表と同じ日、決算を発表したホンダは2021年3月期の業績予想を未定と
4月末に決算発表を行ったトヨタグループ各社も新型コロナで見通しが不透明なことを理由に同様の対応
それだけにトヨタが業績予想を示したことは異例?
豊田社長
「危機的な状況だからこそ、今わかっていることを正直に話し、1つの基準を示すことは必要だと思った。基準があれば、裾野が広い自動車産業の関係各社が何かしらの準備ができるのではないか」
一部の国ではロックダウン(都市封鎖)の解除や外出制限を緩和する動きが
ただ感染が再拡大する第2波のリスクも高い
トヨタはそれを承知の上、限定的ながらも今期の販売動向の見通しを示した
CFO(最高財務責任者)の近健太執行役員
「トヨタの世界販売台数は4~6月期に前年同期比で6割、7~9月期は同8割、10~12月期で同9割の水準を想定する」
2021年の初頭には2020年並みの水準を回復?
販売回復のカギを握るのは2大市場の中国とアメリカ
中国は2019年に市場が8%減となる中、トヨタは過去最高の162万台(2018年比9%増)を売り初めて日本の販売台数を上回った
日産自動車を抑えて日系メーカーの首位に
新型コロナ問題で1月以降販売が落ち込んでいたが4月には販売台数が前年同月比で0.2%増にまで回復
カローラやレビン、RAV4といった主力車の新型車販売が好調
アメリカではトヨタは2019年に238万台を販売しシェアは14%と全メーカー中3位
最近では収益性の高いSUV(スポーツ用多目的車)や高級車レクサスの販売を伸ばしドル箱市場に
トヨタのアメリカ販売は4月に前年同月比54%減と大きな落ち込み
4月が底になると想定
州によって経済活動の再開状況は異なるものの5月11日から北米の生産を段階的に再開
近執行役員
「アメリカや欧州では稼働が戻り、回復の芽が見えている。販売の機会を逃さずに今の前提に上積みできるようにしていく」

豊田社長
「リーマンショック時よりも販売台数の落ち込み幅は大きいが、黒字は確保できる見通しだ。コロナの収束後に経済復興の牽引役としての準備は整っている」
リーマンショックが襲った2009年3月期は販売台数が前期比で12%近く減り¥4610億の営業赤字に
2009年6月に就任した豊田社長の下で、それまでの拡大路線を見直し経営環境が悪化しても持続的成長ができる会社を目指し競争力強化の取り組みを進めてきた
豊田社長は緊急事態宣言後、県外への移動を避けるため愛知県の研修所で仕事をしている
「移動時間80%減、会議時間30%減、会議資料50%減になった」
2020年3月期決算は売上高が¥29兆9299億円(前期比1.0%減)、営業利益が¥2兆4428億(同1.0%減)
売上高に対する営業利益率は2019年3月期と同水準の8.2%をキープ
新型コロナウイルスによる販売台数の減少や金融事業における貸倒引当金などの積み増しで営業利益が¥1600億円下押しされたが原価改善の努力や経費の低減により通期では¥2150億円をひねり出した
そのほか減価償却方法の変更で営業利益が¥1700億かさ上げ
2021年3月期に大幅な減収減益を見込むトヨタ
だが研究開発費は¥1兆1000億(前期比1%減)、設備投資は\1兆3500億(同3%減)とほぼ前期の水準を維持
「新しいトヨタに向けた、未来の種まきにアクセスを踏み続ける」
リーマンショック時の2010年3月期は設備投資を前期に比べ55%、研究開発費も同20%削減するなど止血に動いた
結果として赤字から回復しその後\83/$の超円高に見舞われた2013年3月期でも\1兆3000億を超える営業利益を確保
だが「体重を落としスリムにはなったものの、必要な筋肉まで落としてしまった」

自動車業界はコロナショック以前から100年に1度の大変革期
"CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電気自動車)"
と呼ばれる次世代技術が台頭
アメリカのIT大手グーグルなど異業種からの参入も相次ぐ
自動車産業の競争軸がサービス領域にシフトすると車を開発・製造・販売するという従来のビジネスモデルでは十分な収益を上げられなくなる
将来への強い危機感から豊田社長は2019年1月に
「自動車メーカーからモビリティカンパニーに変革する」
2020年1月には静岡県裾野市の工場跡地にコネクテッド・シティを建設して大規模な自動運転の実証実験を行う構想を発表するなどCASE対応には心血を注いでいる
・・・富士山麓ってのが・・・ふ・あ・ん

コロナショックで投資を抑制すれば将来の競争力に直結しかねないとの懸念
豊田社長の番」を自任するCRO(最高リスク管理責任者)小林耕士執行役員
「未来に対する開発費や設備投資は止めてはいけない。そのための資金を持つべき」
トヨタの手元資金(総資金量)は¥8.7兆円とリーマンショック時の倍以上
財務基盤は堅牢と言えるが
小林執行役員
「アップルの手元資金¥20兆と比べればまだ少ない」
グーグルを傘下に持つアメリカのアルファベットの研究開発費は年間¥2兆規模でトヨタの2倍
圧倒的な資金力を有するIT企業とのCASE競争は熾烈、世界販売台数で2位のトヨタといえども必死

コロナを契機に社会にどんな変化が起きるのか?
豊田社長
「非接触型の社会が加速するのではないか。よりパーソナルモビリティのニーズがより高まり、モビリティカンパニーへの変革が現実味を帯びてきている」
今回感染症のリスクが急浮上したことで他人と車両を共有するシェアリングの普及には逆風が吹いている
利用者が急減しているアメリカのライドシェア大手、ウーバー・テクノロジーズは大規模な人員削減
コロナ収束後には業界の景色がまったく変わっている可能性も・・・
・・・そういやウーバーから手を引いたんだっけ

2020年6月で社長就任12年目に入る豊田社長
「何が正解かは分からない。とにかくやってみながら考えることが重要だ」

・・・時に独断、専横を云われるが
今はソレでイイのかも

富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は5月23日から
山梨県在住者限定で一部の営業を再開すると発表

・・・だいたい感染リスクの少ない地域・県間の移動自粛って???

今日も~
デンドロビウム アベランス/Dendrobium aberrans
5月はじめ
ウチでの初開花
キャワいい
来た時はブンブン咲いてた
に比べると花が少ない・・・
ほぼ肥料やらないんで・・・
っまイイか
昔、無加温でダメにしたことがあったけど・・・
別のコは?

2020/5/24修正

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