2020年5月21日木曜日

新疆ウイグル自治区の風景

ぼや川より
妻といる・時はスリルと・サスペンス
・・・どきどき・・・

新疆ウイグル自治区の文化は“消毒”され
TEXT BY MICHAEL HARDY
TRANSLATION BY GALILEO
WIRED(US)
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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため中国の西の外れに位置する新疆ウイグル自治区もほかの地域と同じように、ほぼ全面的なロックダウン(都市封鎖)を数カ月前から続けてきた
その態勢も、いまは徐々に解除されつつある
一方で中国政府は過去6年間イスラムの伝統・精神・etcをツブそうとしてきた
新疆ウイグル自治区で暮らす2,500万人のおよそ半分が、イスラム少数民族
これら少数民族のなかで最大のグループは、ウイグル族
2014 習近平国家首席の来訪と時を同じくして民族紛争が発生
その抑圧的な政策は急進的な広がりを
新疆ウイグル自治区の中国共産党関係者らは習首席の指示に従い、推定100万人とされるイスラム教徒の男性たちを何カ月、あるいは何年も収容する“洗脳キャンプ”を急ピッチで建設
・・・ソコでナニが?

フランス人写真家のパトリック・ワックが新疆ウイグル自治区を初めて訪れたのは16年~17年
そのときの目的は米国の風景写真文化にインスパイアされたシリーズを撮影することだった
ワックは19年、地元民に対する弾圧の影響を記録すべく現地を再び訪れた
「現在の新疆ウイグル自治区には、警察や軍の検問所がいたるところにあります」
「まるで戒厳令が敷かれているかのようです」
「女性たちはスカーフを巻いていません。イスラム教や少しでも中東のように見えるシンボルは、どれも撤去されています。そこはまるで別の場所でした」
ワックがいちばん驚いたのは、20~60歳の男性が明らかに街からいなくなっていること
彼らの多くは、まとめて洗脳キャンプに?
チベットとは異なり(チベット自治区を訪れるには特別な許可が必要である)新疆ウイグル自治区はいまでも訪問者を自由に受け入れている
だが、そのなかのいくつかの都市では、ワックは私服警官に尾行され、一部の検問所では撮った写真を見せるように命じられた
ときには写真の削除を命じられたこともあった
地元民からキャンプの話を聞くのは不可能
「話しかけることもほとんどできません。そんなことをすれば、人々を危険に晒してしまうからです」
「政治的なことを口にしようものなら、すぐに話を切り上げてしまいます」
中国共産党は長年にわたり、ウイグル族のアイデンティティを示すものを取り除き、新疆ウイグル自治区をもっと中国に見えるようにつくり変えようとしてきた
政府は一帯一路の一環として、自治区を走る高速鉄道や高速道路などの大型インフラプロジェクトに取り組んでいる
また自治区内で暮らすウイグル族の割合を減らすため中国の主要民族である漢民族に対して新疆ウイグル自治区への移住を促してもいる
「新疆ウイグル自治区の人々は“中国人”のような服を着るようになり、“中国人”のように見えるようになりました」
「それぞれの都市は、完全な中国の都市へと変わりつつあります。各都市の伝統的な部分は破壊されています。たとえ残されたとしても、遊園地につくり変えられているのです」
新疆ウイグル自治区は漢民族が訪れる観光地として人気を高めている
観光客の目当ては、そこにある砂漠の風景や、かつてシルクロードの一角を占めていたというロマンティックな歴史
クムタグ砂漠などの景勝地を訪れる観光客が目にするのは、ウイグル族の消毒された文化と歴史
「中国人の友達と話していると、『そう言えば、うちの両親が去年初めて新疆に行ったんだ』と言う人もちらほらいます」
「そうした人たちが体験できるのは、“ディズニー化”された新疆です。支配体制がその文化を滅ぼそうとしている一方で、新疆のエキゾチック化が進んでいるのです」

・・・チベットは?
ど~なってる?

今日は~
イカリソウ/Epimedium grandiflorum var. thunbergianum
4月末
咲き始め
色が濃い

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