2020年5月19日火曜日

食いものが・・・ヤバイ?

ぼや川より
夕飯の・おかずレンジで・朝むかえ
・・・ナニが?・・・

前にもアげた
2020/2/19中国国営中央テレビの国際放送局
4000億匹のバッタの大群がインド・パキスタン国境から中国に迫っている
2019/6にアフリカ東部で大量発生したサバクトビバッタ
紅海とペルシャ湾を超えイランに上陸
そのまま東へと移動し中国へ?
今回サバクトビバッタは1平方キロメートルあたり4,000万匹/㎢に
1日で3万5,000人分の農作物を喰ってる
国連食糧農業機関(FAO)
今回の蝗害は人類史上最悪の規模にまで発展
すでに発生源のアフリカ東部を中心に3,500万人もの人が食糧難に陥り、被害地域は今も拡大を続けている
とりわけ被害が甚大なのは、東アフリカのケニア、エチオピア、ソマリア
エチオピアとソマリアで、蝗害被害が過去25年間で最悪
ケニアでも過去70年間で最悪
ジブチ、エリトリア、イエメン、オマーン、イラン、パキスタン、ウガンダ、南スーダン、スーダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、イラク、アフガニスタンも・・・
蝗害被害が出ている国では政府が殺虫剤を陸上及び上空から大量に散布
だ、被害国には発展途上国が多く政府に十分な対応力やノウハウがない国も多い
そのため、国連食糧農業機関(FAO)は蝗害対策専用チームを設置
各国政府に対し資金や殺虫剤、散布のための航空機の手配等で協力
サバクトビバッタはパキスタン国境から中国にも
中国政府は3月パキスタンとの国境付近にガチョウ10万羽を配備
迎撃体制に入
サバクトビバッタを捕食することで数を減らす?

サバクトビバッタは通常はおとなしい
サバクトビバッタは砂漠地帯に、トノサマバッタは草が密集してない草原地帯で一匹一匹が単独行動で生活し移動距離も短い
成虫は卵を生み、孵化してから翅のないホッパー(Hopper)と呼ばれる姿になり脱皮を複数回繰り返す
成虫(Adult)になると翅が生えて飛べるようになる
そして交尾し卵を産み死んでいく
こうして平穏に一生を終えるこの状態のことを生物学では孤独相と呼ぶ
だが25mm以上の雨が約2ヶ月降り続くと繁殖しやすい状態になり群れが自然と生まれる
そしてその群れの中から通常の緑がかった色はなく茶色っぽい色の個体が登場してくる
この個体は群生相と呼ばれる厄介なやつ
孤独相の個体は互いに離れようとするのに対し
そ~しゃるでぃすたんす?
群生相の個体、互いに近づき群れを好む
体も翅が長く、足が短く、長距離移動が得意に
雑食性が増し食欲も旺盛
そして約5日おきに50〜100の卵を産み、それらが一斉に群生相の状態で孵化
また成長して50〜100個の卵を産む
こうして一気に巨大な群れに
このように生物としての特徴が一変することを相変異と呼ぶが、サバクトビバッタもトノサマバッタもこの相変異を持つ生物
生物学者は群生相のサバクトビバッタについて
翅(はね)のないホッパー期の状態をバンド(Band)
翅の生えた成」期の状態をスワーム(Swarm)と呼んで区別
バンドの状態でも200m~1700m/日移動
理由は定かでないが同じ方角に進む習性
スワーム状態では翅があるためさらに移動距離が長くなる
日の出とともに体を地面の熱で暖めてから飛び立ち、そのまま日が暮れるまで飛び続ける
風に乗って一定の方向に飛ぶ習性
100km/日以上移動するケースも
この長距離移動を何百万、何千万という大群が巨大な層を形成して一斉に移動
日暮れになると着陸、一晩かけてそこにある植物を食べ尽くしていく
この状態が旱魃期が到来するまでずっと続く
現在パキスタンまで到達したサバクトビバッタは今後どこまで進む?
サバクトビバッタは高度は海抜2,000mまで上昇することが出来る
それ以上は気温が低すぎ上昇できない?
そのため山脈地帯より先には行かないと?
なので中国大陸や日本列島には到達することはない?
・・・迂回とかは?
蝗害被害国では現在、新型コロナウイルスと蝗害抑止の二正面作戦を
新型コロナウイルスによる外出制限で農作物の生産は減少
サバクトビバッタによって作物が消失
インドは農業大国であり、輸出もしているが、インドでの被害は世界各国の食糧サプライチェーンにも影響を
同様に東アフリカや中東では食糧不足が政情不安や社会不安に?

今回アフリカ東部で巨大な群生相が発生した背景には、気候変動も関係
アフリカ東部では過去5年間、産業革命以来の気温に達した
さらに2019/10~2019/12まで例年の4倍もの降水量を記録
サバクトビバッタの増殖に最適な自然環境に
FAOによると、対応に追われる各国から$1.5億の支援要請が
各国政府や企業、財団からの資金拠出が$1.1億集まり、なんとか殺虫剤をまき続け食糧支援物資を送り続けることができている
しかしアフリカ東部では3月にも大量の雨
最悪のケースでは殺虫剤対策を続けない限り、今から20倍にも個体数が増えるという予測も
1平方キロメートル当たりの生息数は4,000万匹/㎢だったのが、今や8,000万匹/㎢にまで増えた
インドやイランに移った群れでも群生相の個体が続々と生まれてくる可能性も

・・・コロナで穀物輸出を絞る国が増えてるし

そんな中2020/5/10オーストラリアのバーミンガム貿易・観光・投資相
中国向けオーストラリア産大麦輸出に関税が課される可能性があるとの報道に
深く憂慮している
中国経済への依存度が大きいオーストラリアが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の発生源について独立した調査を求めたことを受け
オーストラリア・中国間の緊張が高まっている
中国政府は調査要求が政治的動機に基づいていると主張
オーストラリア産品の不買運動につながりかねないと警告した

そして2020/5/18
中国はオーストラリアから輸入される大麦に対し
19日から合計で80.5%の反ダンピング(不当廉売)関税および反補助金関税を課すと発表

・・・かの国
そんな余裕あんの?

今日は~
セッコク/Dendrobium moniliforme右近丸
4月の終わり
・・・花が少ない
仕立て直し?
他にもヤることが・・・

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