2019年3月3日日曜日

いんぱうんどat鳥取

ぼや川より
和牛なら・A5ランクの・この体
・・・さし?・・・

鳥取県と聞いて多くの日本人が思い浮かべるのは砂丘?20世紀梨?
ブランド総合研究所が毎年発表する魅力度47都道府県ランキング
鳥取県は41位、不動の不人気県?
ところが鳥取県は外国人の間では非常に注目される旅行先
外国人向け日本情報サイト、ガイジンポットが公開した
〝2019年に外国人が訪れるべき観光地ランキング”
鳥取県は福岡や東京(代官山)を抑えて堂々の第1位
ガイジンポットのサイトを見ると・・・
日本人である我々でも鳥取県が実に魅力にあふれる地であることが実感
自然の豊かさ、外国人にとって砂丘はもとより、砂丘から見える日本海
大山は中国地方では標高が最も高い山だが、彼らは夏のトレッキングのみならず冬のスキーリゾートとしての大山を楽しむ
クールジャパンの代表であるアニメについても鳥取県は聖地
境港にある水木しげるロードは、彼が描く150体以上の妖怪が街中に鎮座
さながらストリートミュージアム
また倉吉市の北側に位置する東伯郡北栄町にある青山剛昌ふるさと館
今や世界的なアニメとして名高い”名探偵コナン”の原作者青山剛昌の資料館
公式ツイッターのフォロワー数も3万人超

島根県と鳥取県の境目にある境港
西側は中海を通して島根県に接し、東側は日本海に面する
人口約3万4千人の小さな港町
でも港に寄港するクルーズ客船の数は昨年で37隻
クルーズ客船でも大型といわれる総トン数10万t超の船は、このうち13隻も寄港
日本を代表するクルーズ船といえば飛鳥IIだが、この船で総トン数が約5万t
飛鳥の倍以上の規模を持つクルーズ船が続々境港にやってくる
近年大型化している豪華客船は、寄港地の水深が10~12mないと接岸できない
境港の水深は14m
豪華客船に対応できる日本有数の水深が深い港
クルーズ船から境港に降り立った外国人観光客は”水木しげるロード”に整備された商店街で特産のカニや干物を買う
彼らは1回の寄港で、1人当たりおおむね¥3万から¥4万の買い物
昨年3回寄港した大型客船、オペレーション・オブ・ザ・シーズ(168,666t)クラスになると乗客定員数は優に4000名超
一度の寄港、上陸で¥1億を超える経済効果
平成29年の観光客入り込み数は実人数ベースで923万人
この数値は前年比で89万7000人、8.9%の減少
いっぽうで外国人の延べ宿泊者数は14万人
前年が10万人、40%↑
日本人の間では不人気が継続しているが外国人人気はうなぎのぼり
国別では地理的な近さも相まって韓国が全体の4割近くとなる39.6%
香港22.0%、台湾12.9%。東アジア3か国(・地域)で75%程度
そして鳥取県がアジア中心の客層から欧米からの観光客も取り込もうと
元気づくり総本部広報課が県のPR動画を作成
2017年8月12日にお目見えした第1弾は県の中部の紹介
案内役の日本人と思われる女性が、堪能な英語で案内
森の中でのランチ風景を皮切りに浦富海岸でのクリアカヌー、砂丘でパラグライダーに挑戦、県の名産、梨狩りに興じ、あっと驚く砂の像が収容された砂の美術館を見学、和紙すきを体験して三朝温泉でまったりするというストーリー
12分を超える長旅レポート
この動画をYouTubeで配信
今年の2月段階ですでに28万回も視聴されている
間髪入れずに第2回を8月25日に配信
この回では中部から西部をテーマに白壁土蔵群、三佛寺投入堂参拝登山、皆生温泉などジャパンを存分に意識させる設えの数々、そしてアクティビティ大好きな欧米人を意識した大山でのダウンヒルサイクリングなどを紹介
続けて翌年3月の第3回では大山での雪上ランチとスノーボード、とっとり花回廊のイルミネーション、名物のカニ料理、温泉、世界で激増中の日本酒ファン向けの酒蔵巡り、和傘張りや藍染め体験などてんこ盛り
鳥取県では隣の島根県とも組んで一般社団法人山陰インバウンド機構をつくり
訪日外国人客と国際交流をしたい日本人をつなげるガイドマッチングサービス会社であるHuber社と提携
山陰エリアの魅力を紹介するグローバルWEBサイトやPR動画の制作も始めている
割合の少ない欧米人を誘致するにあたって彼らが好むツボを良く押さえた広報体制、戦略
日本人がステレオタイプで考える良い景色、美味しい食事、温かい温泉だけでなく、欧米人が好むアクティビティやエキサイティングな体験、彼らが知らない文化や歴史、風俗などを余すことなく企画、紹介
昨年にはアメリカの有名司会者でコメディアンのコナン・オブライエン氏が、自身の冠番組”CONAN”で鳥取県北栄町を訪れてSNSで話題に
「Googleで“コナン”って検索すると、すべての国で僕が最初に出てくるんですよね。そうあるべきでしょ。でもひとつだけそうじゃない国があるんですよ…日本です」
”名探偵コナン”への対抗心をむき出しにして、ユーモアたっぷりに北栄町を紹介
町長もSNSを活用してそのユーモアに応え、番組を盛り上げた

とかく地方創生を考える場合、日本人が感じる良さばかりを金科玉条のようにとりあげ
”おもてなし”という超曖昧なサービス単語でごまかそうとするインバウンド政策が多いが
鳥取県の取り組みはしっかりと顧客対象を定め、マーケティングをしている

今日は~
クラッスラ ヘミスファエリカ/Crassula hemisphaerica
なんか花芽?
よ~分からん

0 件のコメント:

コメントを投稿