ぼや川より
温泉で・元をとろうと・湯あたりし
・・・せこ・・・
毎年、かの国から日本にたくさんの観光客がやってくる
彼らに日本の感想を尋ねれば
「日本はすごい」「日本がうらやましい」等
しかし、経済が急成長している現在の中国人の目から見て、本当に”すごい”と思っている?
「あまり豊かじゃないけど、日本て、いい国よね」
現在日本には、外国人による「日本のココがすごい」という言説があふれているけど・・・
現在の中国人にとって今の日本は、たくさんある旅行先の一つ
タイ(今、安さで人気)や台湾、香港、シンガポール、オーストラリアやトルコ、ドバイ、欧米、その他たくさんの候補の中で
日本オタクや世界中を旅する富裕層以外は、日本は近くて安い庶民の旅行先
いや、彼らも、例えば日本人の上司から日本研修の感想を聞かれたら
「人が親切ですね、清潔ですね、食事におしぼりがついているのがイイですね、トイレすごい......」
決してウソではない、"日本、良かった"を告げる
インテリ中国人は、一般的に外国人に本音は言わない
中国人にもホントの(日本、いいなぁ)はあるのだが
それは中国人だからこそ、口にできないことばかり
・・・ワかる
中国人の本音を
「成田行きの空港バスに乗ったら、小さな白髪の老人たちが(旅行客の)荷物を積み込んでいてビックリした!」
日本を旅行した中国人がまず驚くのは、あちこちで高齢者が働いていること
中国では都市部のサービス業に勤務する人は20代、30代の若者が大半
人というのは毎日見ているものがデフォルトになる
しかも中国はリタイアが早い
「朝、日本の電車に乗ると、出勤する人たちの年齢がすごく高い。中国もそうなるわけだけど......」
高齢化社会はまさに縮小社会
つまり中国人から見て、日本は小さい、歳をとった人が大量にいる国
街が小さくて古い インフラが更新されていない国
そして、街も小さくて古い。
日本の都市のインフラは数十年前に基本が完成している
そしてそれが続いた不景気のせいか、あまり更新されていない
地方都市や、都市部でも一部、建物や天井の高さなど、多くのスペックが昔の身長を基準として作られたまま
よく話題になるトイレも中国から来ると、小さいという感じで高さも低い
「日本のホテルや旅館に泊まったら、足がいつもベッドからはみ出す」
中国は軍隊や大学の寮でもない限り、キングサイズのベッドが多い
「日本人は天井の低い、虫が住むような部屋に住んでいる」
「日本は清潔と聞いていたのに、東京の地下鉄やJRの階段はなぜ古くて汚いの?端を歩きたくない」
こういうインフラが古いのと、京都の木造高級日本旅館が古いのとは違うけど
いくら掃除しても限界があるし、階段でしか移動できないところも多い
一方、経済が急成長した中国は都市開発の大半がここ10年以内で、まだピカピカのところが多い
中国の都会育ちの若者からすれば、今や日本は
「昔懐かしい国ね」
別の視点で日本に感動している中国人もいる
「日本人は『一戸建て』と呼ぶ"別荘"に住んでいる。中国よりとても安く、しかも私有財産だ。何年たっても土地も自分のものだ」
中国は家を買っても土地は国のもの
70年たったら国に返還することになっている
日本"ご自慢"の風景や観光地も、中国人から見ると
「......別になぁ」
中国の観光地は、その"騙し"だらけの管理の質はともかく、とにかく何でも大きい
黄河は対岸が見えないし、滝もナイアガラみたいなのがある
「大阪城ね。小さいのがぽつんとあるだけ。大理(雲南省の少数民族の町)のお城と変わらないわ」
「日本の風景はスケール感が足りなくてどこも同じ」
京都はどんな中国人にもウケているが、舞妓さんを見たある中国人は
「あれは日本の少数民族か?」
中国人に大人気の北海道だがウニいくら丼は"気持ち悪い食べ物"
そんな彼らが大好きなのは広々とした北海道
中国人の北海道ブームのきっかけとなったのは、映画『非誠勿擾』(邦題『狙った恋の落とし方。』)
この映画に登場する風景は非常に美しいが、田舎のスナックで、40年前の写真で騙して入店させるおばちゃんたちが出てくる
生玉子を落としたウニいくら丼が、生臭い、"気持ち悪い食べ物"として描かれている
映画は、壮大な景色の中で中国人たちがおりなす恋愛ドラマ
登場人物らの旅資金はベンチャービジネスで当てたものであり、旅館の浴衣を着た彼らに、給仕の和服の日本人女性が正座で頭を床につくほど下げるシーンが出てくる
かつて経済的に大きく先を行っていた日本の、この"描かれ方"が彼らの心をくすぐった?
「日本で会社の飲み会に参加しないほうがいい。幻滅するから。一緒に仕事をして日本人が好きだったのに、嫌いになった」
昼は過剰なほど自分を抑えていて、夜の盛り場で別人のようにハジけたり、ワガママになる日本人
日本で働くのはそんなに我慢しないとダメなのか
日本人の昼と夜のあまりの違いに中国人は引いてしまう
中国人は昼もワガママ、夜もワガママなので変化はない
「割り勘が細かすぎる!仕事でもやることが細かすぎて、変態の域に達している」
「日本人て、なぜあんなにすぐに初対面の人を信じるの?バカなんじゃないの?人も思いきって騙せない。中国で仕事ができるわけがない」
「男尊女卑がすごい国。新幹線でおばあさんが席を探し、荷物をあげておじいさんを座らせているのを見て、あれ、何?と思った」
中国で東日本大震災の映像を見ているとき、避難所で高齢女性ばかりがお給仕をしている様子が映し出され
「やっぱり日本は!(男尊女卑の国だ)」
コンビニのエロ雑誌は東京オリンピックを控えて地方自治体やコンビニチェーンでは規制しようという気運が高まっているが・・・
中国の住所を書いた途端に態度が豹変したホテルのフロント係
一方、日本人の、中国人に対するビミョーな気持ちも彼らは感じ取っている
自分の、中国人に対する"差別感"に気がついていない日本人は結構いる
「コンビニで働く同胞が気の毒になる。でも中国人は世界中で差別されているから。面子のないことするやつも多いし、しかたないよ」
いまだに現金で買い物 ファクスを使用する奇特な国
日本での食事や買い物については、まずスマホでピッと決済ができる店が少ない
あったとしても店員が慣れていないことに不満が多い
「日本は先進国のはずなのに、どうして?」
さらに今、中国はスマホ決済に伴って、申込書や受取書などが高速でペーパーレスになっている
なんでもかんでもまだ紙の日本に
「えっ?」
あと両替しなくていいのはつい買う気になるし、何より中国人の大好きな割引が使える
支付宝(アリペイ)や微信支付(ウイチャットペイ)は導入当初に割引をすることが多い
先日、帰国したときも、東京の家電量販店では支付宝を使えばなんと15%引
これは大きい。中国側で特定店のクーポンを発行している場合もあり
使えないと損した!気分に
買い物そのものや消費については、サービス、商品の質・価格ともに皆さん大満足
「なんでも中国より安~い!」
それ以外の「水がきれい、空が青い、食べ物が安全......」、という彼らのホメ言葉もウソではない
だけどそれは全部、旅行地としての一時的なもの
「日本で発展したい」、「未来をかけたい」という言葉は・・・
政府批判ができる、警官が威張っていない
心からの「日本いいなあ」は中国の現体制批判・・・
「中国だってもう10年すれば、日本みたいな選挙があるんだ!」
「誰もが気軽に病院に行けるなんていいね。うち、おじいちゃん、手術せず死んだよ」「警官がこっちに道ゆずった!威張っていないんだね」
「不正や賄賂が少ない。まじめ。でも中国のほうが儲かる」
「日本は公開で政府批判ができる」
日本のそこは認める。民度の高さも認める。しかし、結論は
「日本で遊ぶのはいいけど働きたくない。ストレス強そうで、人と人との関係が冷たそう」
今日は~
リトープス ?/Lithops ?
ラン展の戦利品・・・番外
つい買ってしまった・・・
手をだすまいと・・・いつものこと
調べると、原種・交配種が・・・
ドレも似たような・・・
とても調べる気にならない
やっぱ手をだすんじゃなかった・・・
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