2019年3月15日金曜日

人類3種が数万年も共存

ぼや川より
おばちゃんが・3人よれば・天下とる
・・・ほんま・・・

人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明
2010年にデニソワ洞窟の発掘現場で見つかった臼歯の化石は
新しいヒト科ヒト属(ホモ属)であるデニソワ人の存在を示す重要な遺伝的証拠
この臼歯は、5万年以上前の女性のもの(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NATIONAL GEOGRAPHIC)
謎多き“第3の人類その歯の化石を分析
2015/11/16Proceedings of the National Academy of Sciences」の論文
彼らは現生人類やネアンデルタール人と数万年もの間共存していた
約4万年前に姿を消したネアンデルタール人は、現生人類と数十万年もの間すぐそばで暮らしていたが、ある期間デニソワ人もいた

2010年、マックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ氏率いる遺伝学者と人類学者の研究チーム
シベリア、アルタイ山脈のデニソワ洞窟で発見された指の骨が奇妙なDNA配列を示していると発表
「大変興味深い場所です。全く異なる歴史を持った3種の人類が1カ所に共存していたことが分かっているのは、世界でもここだけです」
過去に行われた指の骨と歯の分析では
現生人類にデニソワ人の痕跡が残されていることが判明
パプアニューギニアをはじめ太平洋の島々に住むメラネシア人のゲノムの5%に、デニソワ人のゲノムが
2010年に、デニソワ洞窟でさらなる発見が
洞窟のもっと奥まった場所で、2本目の臼歯である親知らずが見つかった
その前から研究所の倉庫に保管されていた1本目の臼歯を分析したカナダ、トロント大学の人類学者べンセイ・ビオラ氏が2本目の分析も行った
1本目の歯を調べた時は、大きさや広がった歯根から、最初はホラアナグマの歯かと思ったと
しかしビオラ氏は、2本の歯が同じ種のもので、現生人類やネアンデルタール人のそれとは異なると結論
これによって初めて、デニソワ人は大きな歯を持つ種であったことが強く示唆された
大きな歯を持ったデニソワ人とは、どのような外見をしていたのだろうか。親知らずの形は持ち主によってさまざまだが
「巨大な歯根を持った大きな歯には、巨大なあごが必要であることは間違いありません」と、ビオラ氏は言う
マックス・プランク進化人類学研究所のスザンナ・ソーヤー氏率いるチーム
化石の中で長期間良好な状態で保存されるミトコンドリアDNAを調べ、2本目の臼歯の分析と年代測定を行った
デニソワ人のきれいなDNAを見つけ出すのは容易ではなかった
現生人類、現代および古代のバクテリア、それに洞窟をあさっていた古代のハイエナなどの混入物を特定し、排除しなければならない
ようやく2本目のミトコンドリアDNAの解析が終わってみると、歯はやはりデニソワ人のものであることが確認された
また、新たなDNAによって、洞窟で見つかった3体分に共通する祖先のミトコンドリア・ゲノムを復元させることも可能に
共通祖先のDNAのおかげで、ゲノムの突然変異率から年代を推定できるようになった
共通祖先の生きていた頃に近い時代に死んだデニソワ人は、もっと後の時代のデニソワ人よりも突然変異したゲノムの数が少ないはずである
ソーヤー氏は、2本目の歯の突然変異の数が、1本目の歯および小指の骨と比較すると半分しかなかった
2本目の歯の方が古いことになる
この歯の持ち主であるデニソワ人は、もうひとつの歯と指の骨の持ち主たちよりも約6万年も前に生きていた
デニソワ人は単一の種として、少なくとも現生人類と同じくらいの期間この地域に断続的に存在していた
デニソワ人の化石の断片が5万年以上前のものだということ以外は分かっていない
放射性炭素年代測定によって特定できる古さは、ここまでが限度
また、人類の系譜の枝分かれについても、最新の研究と2010年のそれには相容れない部分がある
2010年の研究は細胞に含まれる核DNAを分析したものだが
ミトコンドリアDNAを使用した今回の研究の結果
これまで考えられていたほどネアンデルタール人とデニソワ人は近縁ではないかもしれない
2010年の研究によれば、ネアンデルタール人とデニソワ人は近縁種だった
DNAを比較した結果、現生人類は彼らからおよそ50万年前に枝分かれしたと考えられる
また、デニソワ人の外見や体の動き、行動も謎に包まれたまま
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの人類学者マリア・マルティノン・トレス氏
「おかしな話ですが、遺伝学的見地からは彼らのことはよく分かっているのですけれど」
けれども、今後アジア各地からデニソワ人の化石が出てくる可能性はある
初期人類ホモ・エレクトスまたは現生人類のものと誤って分類されて、博物館に保存されているかもしれない
中でも、最近中国南部で発見された8万~12万年前のヒト属の歯は、人類拡散の歴史を書き換えるかと話題になった
現代と古代の特徴を兼ね備えており、デニソワ人の歯にとてもよく似ている
中国のヒトの歯を分析したマルティノン・トレス氏
「本当にデニソワ人のものがあっても私は驚きません」

・・・ワタスらのご先祖は・・・
もっと多様な方々がいたのかも

今日は~
セロジネ ユニフローラ/Coelogyne unifloraの筍
3月はじめ
小さかったんで気が付かなかったけど
かなり前から?
花の現物は見たことがないんで
早く咲かねえかな~

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