2019年3月8日金曜日

€のユウウツ

ぼや川より
腹だけは・ヨセても持ってく・場所がない
・・・ムネへ・・・

共通通貨ユーロの幻想
経済構造がまったく異なる欧州の国々が統一通貨を持つという構想は、幻想だった
ギリシャの債務問題を悪化させたのは€の存在
ギリシャは2001年に自国通貨ドラクマを廃止して€を採用
もしギリシャがEUに加盟せず€を使用していなければ、ギリシャの通貨ドラクマは、2001年以降、経常赤字の拡大とともに、対€、対$に下落したはず
通貨が下落すれば、輸入インフレが引き起こされ消費が抑えられ
一方、観光業・海運業など外貨をかせぐ自国産業は活性化
経常赤字拡大→通貨下落→輸入減少・輸出活性化→経常赤字減少という”教科書的な為替調整機能”が働いていたはず
ところが、ギリシャはドイツの信用で支えられた€を使用していたため
通貨は高止まりし、為替による調整機能が働かなんだ
€を使い続けていたギリシャは、経常赤字を拡大させても通貨安による輸入インフレにならなんだ
それで、さらに経常赤字が拡大するという構造に

スペインもポルトガルもイタリアも、大なり小なり同じ構造問題を
自国通貨が下がることによる”消費抑制効果”が働かない
過剰消費は抑えられない
そのまま放置すると最後はドイツなど経済強国からの補助金で埋め合わせ・・・
そうなっては困るから、ドイツはEUを通じて緊縮財政を強制
スペイン人、ポルトガル人、イタリア人は、自国通貨の下落によるインフレによって消費が抑圧されるならば
それは自国経済が弱い為とあきらめる
ところが、EU・ドイツの命令で、緊縮財政をやらされ、それで消費が抑圧され、景気が低迷していると聞かされると、EUへの怒りが蓄積
今のところ、南欧諸国の反EU勢力は“”反緊縮“”反移民”を唱えているだけで、EUからの離脱を明確には宣言していない
自国通貨を捨て€を採用してしまった以上
それを自国通貨に戻すにはあまりに巨額のコストが
EUに留まった上で、EUの規制に反旗を翻すスタンス
イギリスがEUからの離脱を決断できたのは、通貨まで共通化せず£を残していたから

・・・目からウロコ
そういうコトか~

今日は~
セツブンソウ /Shibateranthis pinnatifida
先月末
やっと咲いた
って芽がでたの気づかなんだ・・・
凍ったようなハッパも・・・


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