2017年11月18日土曜日

モンサントが・・・

ぼや川より
占が・どうでもよくなり・枯れていく
・・・欲が・・・

お品のないモンサント
ヴェトナム戦争で使用された枯葉剤をつくった農薬メーカーとして知られ、除草剤に耐性をもつ遺伝子組み換え作物(GMO)の開発で、いまや世界屈指の“農業マフィア”に成長したバイオ化学企業モンサント
同社はこれまで、GMOと除草剤のセット販売に加え、栽培農家によるGMO種子の採種・再利用を禁じる契約で、世界の種子市場における独占的な立場を確立してきた
こうした背景からGMOは”欲望から生まれた悪魔の種子”といった批判がつきまとう
で・そのモンサントが

1970年にモンサントが開発したラウンドアップは、グリホサートを主成分とした非選択性除草剤で、農作物や雑草を無差別に枯らす性質をもつ
この除草剤とセットで販売されているのが、遺伝子操作によってラウンドアップへの耐性を有した大豆や綿花、トウモロコシのGMO種子ラウンドアップレディー
しかし、長年にわたるラウンドアップの過剰散布で世界中でグリホサートに耐性をもつ雑草が
そこでモンサントは、数年前から除草剤の主成分に従来のジカンバを採用
課題はジカンバの揮発性
ジカンバは散布された土壌や作物から蒸発しやすく、植物に有毒な雲を形成しながら予測不能な方向へ拡散する
そこでモンサント、BASF、デュポンの3社は、ジカンバの揮発性を抑えた新たな除草剤を作り出した
モンサントが打ち出した低揮発性の化学式は、特許製品
なので各大学の研究者による科学的な裏付けが一切なされていない
つまり、揮発性による近隣農家への影響や安全性が、公平な観点から保証されないまま売られてる
そして改良型ジカンバの販売承認を得る前に、モンサントはジカンバに耐性のある新たなGMO種子を売り出した
これによりジカンバ耐性型GMO種子だけを手にした農家が、旧式のジカンバ除草剤を違法に散布
アーカンソー州では広範囲に拡散したジカンバにより、新型GMO種子へ移行していない農家が実害を被ったケースが
なかにはジカンバの被害が原因で、銃撃事件も
2017年夏、ジカンバの新たな化学式が承認されたことで、ほとんどの農家がジカンバ耐性型GMO種子の大規模な作づけを開始
ところが、揮発性を低下させたはずのジカンバ除草剤による農作物への被害は、依然としてなくならなかった
アーカンソー州、ミズーリ州、テネシー州を中心に、大豆をはじめとした野菜だけでなく、果樹園への被害も
ミズーリ大学で雑草を研究するケヴィン・ブラッドレー教授
アメリカでジカンバの拡散で被害を受けた農地は、推定で3,100万エーカー
研究者の追及を受けたモンサントの重役
栽培農家が適切な使用方法を遵守しなかったことが主な原因である
そしてモンサント
実験によってジカンバの揮発性が農作物へ与える悪影響を立証してみせたブラッドレー教授に圧力を
ジカンバの使用禁止を提案したアーカンソー州の監督官を告訴
他社の非ジカンバ製品を推奨する研究者の訴えを聞かないよう各州の監督官に対して公式声明[PDF]を出した
ジカンバの問題を指摘する研究者の存在を快く思っていないのは、何もモンサントに限ったことではない
それまで良好な関係を結んできたミズーリ州の農業コミュニティ全体が、核心に迫ろうとするブラッドレー教授を糾弾しはじめた
・・・地獄の沙汰も金しだい
ブラッドレー教授
「わたしの発言がミズーリの農業にとって悪影響だと言われるのは受け入れがたいです。名誉や金銭的な報酬のためではなく、地元の農家を手助けしたいと願っているだけなのに」

アメリカ環境保護庁は先日、来年もジカンバの使用を認可すると発表
除草剤の散布を許可された使用者や時期について、いくつか付け加えられた制約はあるものの、これまでに報告されたジカンバの揮発性による農作物の被害がなくなるとは到底考えにくい
また、ブラッドレー教授のような真実を追求する方が黙ってしまうかも

今日は~
ツクモドウダンツツジ/Enkianthus sp
紅葉
記念撮影の後
イヌカタヒバをカット・・・

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