2017年11月13日月曜日

スイスでの実験

ぼや川より
絆より・財布のヒモを・握る妻
・・・うっ・・・

再びビットコインが分裂
また濡れ手で粟?・・・
ま・イロイロあるみたいだけど

で・法整備と安全性の確保に手間取る他国に先駆け、
金融立国スイスは仮想通貨ビジネスを全力で後押
チューリヒ(スイス)から南に約20キロ、アルプスの絶景に抱かれた小さな町ツーク
ここに本社を構えるビットコイン・スイス社が設置した専用のATM(スイス全土では13台ある)が・・・
ATMにスイスフランかユーロを入れると、相当額のビットコインを表すコードの印刷された紙が出てくる
これをスマートフォンで読み取れば、暗号通貨はあなたのもの
暗号技術を使った仮想通貨ビットコインに、そもそもATMは必要ない
ビットコインはサトシ・ナカモトを名乗る謎の人物が書いたコードであり
09年に発行されたが実体はない
ただ、暗号通貨を使ってみたいけれど何もないのは不安......という人にはATMが役に立つ
人口3万人の町は暗号通貨ビジネスを引き寄せ、今や金融界でシリコンバレーならぬクリプト(暗号)バレーと呼ばれている

5年前に金融サービスのマネタス社を立ち上げたのは南アフリカ出身のヨハン・ゲベルス
同社のシステムを使えば、ビットコインを含むあらゆる通貨を世界中に格安で送金できる
その後もツークでは暗号通貨関連の起業が相次ぎ、今ではビットコインのライバル通貨イーサを発行するイーサリアムなど、20社ほどを数える
最初に起業家を引き付けたのは政治の安定と規制の緩さだが、ふたを開けてみれば、スイス人は彼らの斬新なアイデアに予想以上にオープンだった

ビットコインを使えば銀行やカード会社を介さずに、匿名で決済できる
政府の介入を嫌いテクノロジーに明るい人々は、国家や銀行に縛られないビットコインを歓迎している
ゲベルスさん
「私たちが目指すのは金融制度の分散化だ」
「世界で最も地方分権が進んだスイスは、私たちの取り組みを脅威ではなくチャンスと捉え、理解してくれる」

世界金融危機の余波でアメリカが国外の秘密口座を厳しく取り締まるなか
金融大国スイスは生き残り策を模索している
09年にはアメリカの司法省と税務当局が、脱税を幇助しているとしてスイスの銀行大手UBSとクレディ・スイスに巨額の罰金を科し、口座を所有するアメリカ人脱税者の情報を提供するよう、スイスの銀行業界に迫った
租税回避地としてのスイスは、これで事実上終わりを告げた
そんなスイスにとって、ビットコインは期待の新市場
昨年にはビットコイン取引システム技術への世界での投資額が14億ドルに到達
スイスは暗号通貨の中心地を目指し、事業を後押しする形で法整備を進めてきた
ユーザーの匿名性を守るビットコインは、麻薬や銃器などの違法取引が横行する闇サイトで使われやすい
コーネル大学のエミン・ガン・シアー准教授
「規制の整わない新技術は悪用されやすく、法の網をかいくぐろうとする者も多い」
例えば中国政府は国外送金に年間5万ドルの上限を設けているが、ビットコインを使えばこの規制を回避できる
安全性にも問題がある
14年には取引所大手のマウントゴックスで85万のビットコイン(当時で約$5億相当)が消失し、閉鎖に追い込まれた
「この技術は進化の途中だから、今後もこうした失態は起こり得る」

法整備と安全性の確保はどこの国でも急務
イギリスは15年に$1290万を暗号通貨の研究に計上し、前向きな姿勢を示した
だが規制が進まないため業界に不安が生じ、技術革新を阻んでいる
アメリカは暗号通貨に懐疑的で、ビットコインを通貨と認めていない
数年来、財務省の金融犯罪取締ネットワークと税務当局が段階的に法整備を進めているが、まだ固まっていない
メリカのアナリスト、クリス・バーニスケイさん
「法整備が技術革新に追い付かない」
「多くの企業が罰金や閉鎖を恐れ、アメリカの規制の動きに戦々恐々としている」
業界関係者に言わせれば、スイスは正しい方向に向かっている数少ない国の1つ

ツークの町役場では、住民登録などの手数料支払いにビットコインが使える
全国レベルでも、スイス政府は業界各社と緊密に連携し、銀行業のライセンスがない民間企業にも顧客が暗号通貨を預けられる仕組みの構築を目指している
スイス財務省国際金融担当事務局のアン・セザーさん
「スイス経済の規模は小さいから、革新によって競争面で有利な立場を維持することはとても重要だ」
「だからこそ政府としては、重い規制で技術の進歩を遅らせることは望まない」
ツークを拠点とする暗号通貨起業家のオルガ・フェルドマイヤーさん
「スイスは私たちのビジネスモデルを詳しく調べ、この新たな業界を適切に規制する方法について正しい判断を下している」

政治家がビットコインの位置付けや規制法に頭を悩ませる一方で、業界の注目はビットコイン技術の応用に移っている
乱用防止のために、ビットコインの全取引は暗号化され
ブロックチェーンと呼ばれるデータベースに登録される
要するに共有された取引台帳だ。誰かが何かを買うのにビットコインを使うと、ブロックチェーンはその取引をブロックと呼ばれる連続性のあるコードを使って記録する
データベースの更新はビットコインソフトを作動させているネットワーク全体で行われ、全ての人のビットコイン保有高について公式の記録が作成される
ハッカーが記録を改ざんすることは不可能
この技術は銀行業務以外にも多くの用途に応用できる可能性が
ブロックチェーンは安全で簡単にアクセス可能な場所に記録を保管するデータベースとして利用が可能
例えばデンマークの海運会社マースク
この技術を貨物の追跡に役立てている
同社によれば、東アフリカからヨーロッパにコンテナ1つを輸送するのに現状では最大30人の証印や承認が必要で、目的地に到着するまでに200以上のやりとりを経る場合がある
しかしブロックチェーンを活用すれば書類を減らして手続きを迅速化させ、数百万ドルのコストを削減できる可能性がある
HSBC証券やドイツ銀行をはじめとする世界の90以上の銀行も、ブロックチェーン技術の潜在的可能性を探っている
投資ファンドのサンタンデール・イノベンチャーズ
この技術で取引や帳簿作成業務を効率化させることで、銀行業界は22年までに年間最大200億ドルを節約できる可能性がある
起業家のフェルドマイヤー
「反復作業の多い財務関係の業務を自動化するシステムの開発にブロックチェーン技術が役立つだろう」
ブロックチェーンの普及が進めば、当局はその安全性と信頼性を確保する規制を急がねばならない
ハーバード・ビジネススクールのカリム・ラカニ教授
「こうしたシステムには大きな利点があるが、多くの脆弱性もある」
しかしツークでは、そんな警鐘もどこ吹く風
かつてのインターネットのように、この技術は人々の生活を一変させるだろうと、多くの人が信じている
フェルドマイヤーさん
「この技術をもっと活用していく方法を、私たち自身が生み出していかなければいけない」
「業界全体で協力して、数多くの障壁を克服していく必要がある。ツークでは町全体が私たちの仲間になり、今では私たちの意見に耳を貸してくれる」

・・・要は個人を特定できる情報をブロックチェーンのデータに加えればイイのかな?
そうすれば国も大満足、税務署ウハウハ
後ろ暗い輩は仮想通貨から消える
そうなるとワタスは・・・やっぱ箪笥預金かな~

えっ?え~って事態が
約$2億8000万の仮想通貨イーサが使えなくなっている
ユーザーが誤って、パリティ・テクノロジー(Parity Technologies)が運用しているマルチシグネチャのデジタルウォレットを使うためのコードを削除してしまったから・・・

今日は~
セネシオ アルティクラタス/Senecio articulatus
一時はハッパが全部枯れ枯れ
が・冬を控え
そこそこに
このママ冬を超えてほしい・・・

PS:2017/11/13
追記

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