2023年4月15日土曜日

プリゴジン氏 プーチン政権は軍事作戦の終了を宣言すべき時だ

2022/9/8ウクライナ軍は北東部ハルキウの重要戦略拠点からロシア軍を追い出し、領土奪還に成功
ウクライナ軍指導者たちはさらにクリミア半島奪還を目指し、同様の作戦を遂行するとほのめかしている

2022/9/13ウクライナ国防省
ロシア政府はクリミアのロシア系住民に安全を確約したものの
ウクライナを防衛する軍事作戦の成功によって、一時的にロシアが占領してきたクリミア及びウクライナ南部のいわゆる自治政府は、ロシア連邦の領土に家族を緊急に移転させざるをえなくなっている
半島に滞在するのは安全だと当局が保証しているにもかかわらず、クリミアを占領する行政機関の代表者やロシア連邦保安庁(FSB)職員、ロシア軍部隊の司令官たちは、ひそかに家を売り、親族を半島から緊急避難させようとしている
またウクライナを占領する当局は住宅の売買に関する契約の締結を禁止し、ロシア本土とクリミアを結ぶクリミア大橋の通過に制限を設け、ウクライナ軍の反撃に関する情報へのアクセスをあらゆる手段で遮断しようとしている
ウクライナの民間人に対して戦争犯罪を犯した者はみな捕らえられ、訴追されると、ウクライナ軍は脅していると

9/7に報じられた記事
ウクライナ軍のバレリー・ザルジニー総司令官とウクライナ国会のミハイロ・ザブロツキー議員は、クリミアはウクライナ軍による2023年の反撃の主要ターゲットになるだろう
2023年の作戦を転機と考えるなら、ロシア連邦がこの戦争で最重視するものは何かという原点に立ち返って検討する必要がある
ロシアにとって最も重要なのがクリミア半島の支配と定義されるならば、2023年に半島の支配を奪還することは、理にかなっている

そして
2023/4ロシア・ウクライナ戦争で、近々ウクライナ軍の反転攻勢があるとの恐れから、ロシア系住民によるクリミア脱出が加速していると

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー政権でクリミア問題を統括するタミラ・タシェワ大統領代表
ロシア系住民は、2014年にロシアが一方的に併合したクリミア半島をウクライナが奪還しようとすることに不安を募らせていると
クリミア半島では、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナへの本格侵攻を開始した数週間後の2022/4/11以降、テロ警戒レベルが上から2番目の黄色に引き上げられており、ロシア軍はウクライナ軍の進軍に備えてクリミア半島を要塞化している。
Ukraine Invasion: Situation of Ukrainian Crimea, Russians try to fortify and prepare defences
Russia digging trenches in Crimea and redeploying weapons as it fears Ukraine counteroffensive https://t.co/kwcJ74CEeH via @yahooNewsUK

— DavidAFoot (@DavidAFoot) April 8, 2023
クリミアは「売り出し物件だらけ」
「大勢の人が家を捨て、クリミア半島から脱出している」
「どれだけの人がクリミアを去ったのかについては、統計がないから分からない。残念なことに数十万人単位とはいかないが、数千人単位だと理解している。その証拠に、クリミア大橋にも大行列ができている」

クリミア半島の先住少数民族タタール人を支援するQ-Hubの代表を務めるエミール・イブラギモワ氏
ウクライナのNVラジオに対して、ロシア系住民はいずれウクライナ軍がクリミアを解放し、報復を受けるのを恐れている
2022/8にクリミアのロシア空軍基地が空爆を受けたときも、多くのロシア系住民が逃げた
生き延びるため、彼らはクリミア大橋を渡った先にあるロシア南部のクラスノダールに逃れたと
まだクリミアに残っているロシア系住民は、ウクライナ軍が近い将来、クリミアを奪還しそうだと見て怯え、パニックに陥っている

2023/4/14民間軍事会社ワグネルのトップのプリゴジン氏
ロシア軍は東部ドネツク州全域の制圧とする主目標を達成できそうもない上、ウクライナ軍の反攻で敗北する可能性があると
ワグネルの部隊は最激戦地の東部ドネツク州バフムトを巡る攻防でロシア軍側の主力を担当
プリゴジン氏はロシア軍側の戦力低下を認識し、作戦の終結を求めた可能性がある
ただ、プーチン政権は軍事作戦は目標達成まで続ける、としており、現時点で停戦に動く可能性は低いと・・・

プリゴジン氏
ロシアはウクライナ領の重要地域を占領し、露本土と実効支配するクリミア半島を結ぶ陸路も確保するなど十分な戦果を達成したと
侵攻開始から1年に当たる今年2/24時点の前線を停戦ラインとすべきだと主張
停戦しない場合ロシア軍はウクライナ軍の反攻で占領地域を奪還され、威信も失う恐れがある
「ウクライナはかつてロシアの一部だったかもしれないが、今は国民国家だ」
ウクライナはロシアの一部だとするプーチン大統領の持論に暗に異を唱えた

・・・ある程度、希望が見える展開

今日は~
ウスバサイシン/Asarum sieboldii var. cineoliferum

4月はじめ
花が仲良くゴロゴロ

0 件のコメント:

コメントを投稿