2023年4月26日水曜日

戦猫

在アメリカ台湾代表部の蕭米琴代表が中国から永久制裁を受けた後にツイッターに投稿
台湾の蔡英文総統がニューヨークに到着すると、在アメリカ台湾代表部の蕭米琴代表は蔡総統を出迎えて自撮り写真を撮影
「ニューヨークのご訪問、歓迎いたします」
「ワオ、中華人民共和国(RPC)が私をまた制裁をしました。2回目です(Wow, the PRC just sanctioned me again, for the second time.)」

台湾の蔡英文総統がアメリカを問して現地でケビン・マッカーシー下院議長と会談したことに対して反発した中国が下した正面対抗措置

2022/8蕭氏はナンシー・ペロシ当時下院議長の訪台当時にも中国の制裁対象者名簿に入ったことがある
ボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送は今回の制裁に関連し
「普通は台湾の高官は中国を訪れず、中国裁判所は台湾に対して管轄権がないため、中国の今回の制裁は実効性がほとんどない」

中国が蕭氏を名指しして制裁すると発表したことは、逆にアメリカにおける台湾外交の地位の高まりを示しているとの分析も
蕭氏は中国の攻撃的な戦狼)外交と対照的な戦猫(戦うネコ)外交を掲げてワシントン政界で高位公職者、議員の支持を一身に受けていると
蕭氏
「猫は張り詰めたロープの上を軽快にしなやかにバランスを取って歩くことができる」
のが台湾外交だとしながら
批判と悪口を繰り返す中国の傲慢で無礼な外交とは異なるという評価を受けている
「このような『戦猫』外交を嫌いな人はいないだろう」

アメリカのシンクタンク ジャーマン・マーシャル財団の中国専門家ボニー・グレーザー氏
「蕭代表はワシントンの人々から深い信頼を得ている」

蕭氏が共和党・民主党を問わず定期的に主要議員とや官僚経験者を接待して親睦を深めていると
蕭氏はバイデン政府の国家安全保障会議(NSC)インド太平洋調整官であるカート・キャンベル氏とも数年間にわたり交流してきた
昨年蕭氏はバイデン大統領の政治的バックグラウンドであるデラウェア出身の政治家のためにデラウェアナイト行事を催したこともある
トランプ前大統領時期に国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏やNSC補佐官だったジョン・ボルトン氏とも親交が深い
昨年10/10台湾国慶節行事で蕭氏はトランプ時期の要人まで招いてもてなした
ボルトン氏
「台湾はどの国よりもワシントンで最も影響力のある外交代表を置いている」

台湾の自由時報
「蕭は(職業)外交官出身ではないが、経験が豊富」
「実用的で国際的な政治能力を開発したようだ」

過去、アメリカは一つの中国の原則を守る中国を考慮して台湾の外交官との接触に極めて慎重で、公式に顔を合わせることも極度に自制
しかし蕭氏就任以降、ワシントン政界の雰囲気が大きく変化した
2021年バイデン大統領就任式に出席した蕭氏は1979年のアメリカ-台湾断交後
アメリカから正式に招待された初めての駐アメリカ代表だった

海外での存在感が高まっている蕭氏が来年の台湾大統領選挙で民進党副大統領候補を決めたといううわさも
台湾現地メディアの中には
「ライチンド(頼清徳)現副総統が総統、蕭氏が副総統になる、頼-蕭の組み合わせが最強に挙げられている」
蕭氏が近く帰国して台湾国内政治に飛び込むのではないかとの予測も出てきているが
蕭氏
「台湾の対外環境をもっと平和で安定的にしていくのが現在の唯一の目標」

今日も~
セロジネ インターメディア/Coelogyne intermedea

先週
シワシワの玉を見つけた
取り合えず切り取り
ミズゴケでプラ鉢に入れた
多分、シワシワすぎてダメだろうけど・・・

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