2023年1月5日木曜日

AirTagの正しい使い方

 航空機の預け荷物を紛失する不安は乗客の誰もが抱えている
だが、自分の荷物を取り戻す乗客も増えている

アメリカ ワシントンのバレリー・シバラさん
自分の荷物が戻ってきたのは行方不明になってからほぼ6日後
この間、荷物は配送センターにあると航空会社は説明していたが、シバラさんが追跡した位置情報はショッピングモールやマクドナルドなどを指し示していた
シバラさんの荷物は見知らぬ人物の家にある様子だった
この集合住宅にはほかにも中身が空になったスーツケースが複数、ごみ置き場に捨てられていたと

シバラさんは数年ぶりの海外旅行に出かけ、1カ月滞在した後、12/28に帰国して首都ワシントンのレーガン空港に到着
シバラさんはこの旅を前に、便の乗り継ぎで預け荷物が行方不明になる可能性もあると考え、紛失物を追跡できるアップルの小型機器AirTagを購入していた
しかし予想外だったのは年末にかけてアメリカを襲った悪天候と、サウスウエスト航空便の大量欠航
シバラさんが利用したのはユナイテッド航空便だったが、便を乗り継いだのはサウスウエストのハブ空港
このためワシントン到着時、預け荷物が到着していないことをユナイテッドのアプリで知っても、それほど驚かなかった
相談できそうな係員はいなさそう、空港は混乱状態
荷物の場所は航空会社が把握しており、翌日には戻るというアプリの説明を信じることにした
荷物は翌12/29ワシントンに到着
シバラさんはユナイテッドの申し出に従い、空港へ取りに行くのではなく、荷物を自宅に届けてもらうサービスを申し込んでいた
「荷物を第三者に扱わせたことが、私の大きな間違いだった」
荷物が届かないまま12/29は過ぎた
1/1にも届かなかった
「毎日連絡を取ろうとしたけれど、電話は信じられないくらい長く待たされて、決してつながらなかった。アプリのチャット経由で待ち時間は2~4時間と告げられた」
「荷物は届く、当社のサービスセンターにある、今晩届くと告げられたけれど、全然本当じゃなかった」

シバラさんはAirtagのある場所を知っていた
「30日金曜日午後8時、私の自宅から数マイルしか離れていない集合住宅に、それは落ち着いていた」
当初は翌日になれば自分の所に届くだろうと考えていたシバラさん
ところが追跡を続けているとかばんはマクドナルドに出かけて行った
その後は近くにあるショッピングセンターに2回出かけ、3日には、ショッピングモールを訪れた
外出後は毎回、同じ集合住宅に戻っていた
シバラさんが事情を説明しても、ユナイテッドの担当者はチャットを通じ、荷物は自分たちの配送センターにあると言うばかり
シバラさんがツイッターに掲載したスクリーンショットによると
「落ち着いて」となだめようとした担当者も

そこでシバラさんはAirtagで位置情報を特定した集合住宅に行ってみた
12/30夜に訪れた時は、自分のかばんは見つからなかったものの
荷物シールの付いたスーツケースが2個、ふたを開けられ、中身が空になった状態で、ごみ箱の前に置いてあるのが見つかった
1個にはまだ持ち主の情報が記載されていた
シバラさんは電子メールでこの情報を送って紛失荷物の届け出がないかどうか問い合わせたが、返事はなかった
「ごみ置き場で空のスーツケースを見
1/1に撮影したごみ置き場のスーツケースの写真は2100万回以上参照された
警察にも通報したが、シバラさんもアパートの部屋までは特定できなかったため
「あまり助けにはならなかった」
ユナイテッドからは補償を申請するよう促されたが、自分はただ自分のかばんを取り戻したかったとシバラさん
そこでツイッターに投稿を続けながら、ユーロピアン・ワックスセンターやマクドナルドなどに出かけるかばんの位置情報を追い続け、かばんが帰宅するたびに問題の集合住宅に足を運んだ
4回目の訪問時は、地元テレビ局の取材班が同行
状況が一変したのはこの時だった
「私たちはごみ置き場に立ち寄った。今回は、私のツイッターを見たという住人が一緒だった」
「(ごみ置き場にあった)かばんはなくなっていた。助けに来てくれた住人は、それを中に持って入る人物を見たと言った」
「私たちは、(私のスーツケースを)見つけようと、トランクの隙間をのぞいていた。それから外へ出ると、配送業者からショートメールが届いた。彼は私のかばんを持って、すぐ近くにいるということだった。彼とは建物の前で待ち合わせた。彼は私のかばんを持って来ていた」
かばんにはまだ荷物シールと追加のIDタグが取り付けられていた。かばんはロックされたままの状態で、中身に手は付けられていない様子だった
シバラさんによると、業者は制服は着ておらず、車も配送会社の車両ではなかった
この業者は荷物について、バージニア州の住所に誤配達された後、回収されてこの集合住宅に再配達されたと説明
シバラさん
「私は自分のかばんがずっとこの集合住宅にとどまっていて12/30以来、時々お出かけするのを見ていた。私のかばんはロックされていたので、きっとずっと車の中にあったのだろう。でも私はかばんが戻ったことにあまりに興奮していて、週末はどこへ行っていたのかと彼に尋ねなかった」

ユナイテッド航空
「荷物配送業者のサービスが我々の基準に満たなかった。今回の不手際につながった経緯を調べている」
シバラさんの問い合わせに対し、スーツケースはユナイテッドの配送センターにあるという事実と異なる説明を繰り返した担当者の対応についてはコメントしていない

シバラさんは引き続きユナイテッドに説明を求めたい意向
「もしAirtagがなければ、もしツイッターの投稿が拡散しなければ、もしメディアの注目を浴びなければ、私が自分の荷物を取り戻せたとは思わない」

う~ん
しかし
航空会社のウソ、配送業者=パクった人?etc
社会の劣化というか
日本も、そうなりつつ・・・

↑の記事より
iPhoneではセーフティ通知が
自分のiPhoneと、自分のものではないAirTagを一定時間、一緒に持ち歩いている場合通知
不正利用されているAirTagを見つけられる
Androidユーザーにはセーフティ通知の機能がないが
アップルがトラッカー検出というアプリを配信
これを利用することで不正利用されているAirTagを見つけられる
見つけ出したAirTagの音を鳴らしてその場所を特定することも可能
AirTagを見つけた場合は、ステンレスのカバーを押し込み反時計回りに回して外し、電池を外してしまえばOK
また電池を外したAirTagの内側にはシリアル番号が記載されており、アップルがそれを通じて所有者を特定できるようになっている

今日は~
マスデバリア ピンクガール/Masdevallia Pink Girl

こコは・・・
11月終わり?12月初め?
に開花
親株から分けたコ

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