2021年9月18日土曜日

アドビ・フラッシュプレーヤーの終了後


アドビが昨年、フラッシュのサポートを打ち切ったことで、9/11などオンラインジャーナリズムの初期に起きた重大ニュースの一部コンテンツがアクセスできなくなった
例えば9/11のニュースを伝えたワシントン・ポスト紙やABCニュースの報道をインターネット・アーカイブで閲覧すると
一部が破損した状態で表示される
ワールドトレードセンターに旅客機が突っ込んだ経緯に関する双方向の説明や、助かった人たちの様子を映像で記録した証言は静止画像のみの表示か、最悪の場合はアドビ・フラッシュプレーヤーのサポートは終了しましたという告知しか表示されない

アメリカ シラキュース大学のダン・パチェコ教授
1990年代後半にワシントン・ポスト紙のウェブサイトでオンラインプロデューサーを務め、後に当時のインターネットサービスプロバイダー大手だったアメリカ・オンラインに転職した
自らが構築にかかわった作品の一部が消滅
「この問題を私はインターネットの墓場と呼んでいる。文字や単純な写真以外のものは全て、新しいコンテンツ提供の手段に取って代わられて、朽ち果てる運命にある」
「インターネットが朽ちるペースは、皮肉なことに、イノベーションによって一層加速していると感じる。それはあってはならないことだ」

インターネットの片隅では、そうしたコンテンツを保全または復活させようとする取り組みも
インターネット・アーカイブは、フラッシュを使ったアニメーションやゲームなどのメディアをラッフルというツールで再生・保存・表示する取り組みを推進してきた
しかしそのプロセスは難しいこともあり、必ずしもフラッシュで制作されたコンテンツを全て復元できるとは限らない

アドビ
「フラッシュのプラグインはブラウザーで読み込むことができず、古いウェブページは再生できなくなった。我々は9/11の恐ろしい出来事を目の当たりにし、報道機関があの悲劇の日のことを描写し、伝える上でフラッシュが果たした重要な役割を認識している」

韓国サムスン傘下のソフトウェア ハーマンもアドビと組んで、フラッシュを使ったコンテンツの保全を支援している
中には自らフラッシュのコンテンツを復活させた報道機関も
USAトゥデー紙は9/11から1年後の記事の一部を再公開
フラッシュを使った双方向コンテンツもその中に含めた
ニューヨーク・タイムズ紙は、ラッフルを使って古いフラッシュの双方向コンテンツを復元した
「いずれはフラッシュの双方向コンテンツ全てを読者に経験してもらえるようにしたい」

ただ、全てのメディア企業が過去のコンテンツをそれほど重視しているわけではない
「ニュース会社はまさにこの瞬間と明日のビジネスを展開している」
「我々は図書館ではない」

・・・これって
どうなん?

今日は~
シクラメン

8月末
眠ってたコが起きた
ヤレヤレ
起きるまでは心配なんだよね~

今日は水やり日
予報では大雨
カッパを着て
放置プレイの予定・・・だった
でも結構いい天気
真面目?に水やり
水を切りぎみにする
ディオスコレア マクロスタチア/Dioscorea macrostachya
エケベリア ザラゴーサ/Echeveria cuspidata var.zaragozae
はヤらない

2021/9/18
加筆

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