2020年8月4日火曜日

ヨーロッパ EVの次は水素?

ぼや川より
嫁にとら・れてもおしく・ない息子
・・・なんだか~・・・

2020/7/8ヨーロッパ委員会
A hydrogen strategy for a climate-neutral Europe(欧州の気候中立に向けた水素戦略)を発表
2030までに
水素生成の水電解装置に最大€420億、同装置と太陽光発電・風力発電との接続に最大€3400億をツっこむ
水素エネルギーに力を注ぐのは電化の難しい鉄鋼産業や航空機産業などの環境対策に加え
自動車産業でアジア企業を利するばかりの現状にマズイと
ヨーロッパ自動車メーカーの環境対策は事実上EV一本
でもEVが普及するほどにアジア企業がもうかる
EVのコストの多くを占めるリチウムイオン電池の主要メーカーは
中国CATL(寧徳時代新能源科技)、同BYD(比亜迪)、トヨタ自動車・パナソニック連合、韓国LG Chem、同Samsung SDIなどアジア企業
部材メーカーもアジアがほとんど
EVが普及すればヨーロッパのエンジン工場がなくなり雇用が減る
環境対策が進んでも雇用を失うのは困る
で 水素
裏には水素エネルギーを活用した合成液体燃料e-fuel†を使って旗色が悪いディーゼルエンジンを・・・

・・・だいたいEVでは間に合わない・電力供給もムリ
分かってたコト・・・単なる決意表明だ
なんでHVやPHVもOKに・・・でもコレ日本の技術

ドイツでEフューエル(E-Fuels)という合成燃料をめぐる動きが
“E“は、ドイツ語のErneuerbarer Stro=再生可能エネルギーで発電した電気の頭文字
Eフューエルは通常、再生可能エネルギーで発電した電力、水素、そして二酸化炭素(CO2)を使って製造されるため

・・・現状でも電気を他国から買ってるような状態では

Power-to-Xというコンセプト
ドイツエネルギー機関(dena)の解説
Power-to-Gas(水素及び合成メタン)
Power-to-Liquid(合成ディーゼル、合成ガソリン、合成ケロシン)
Power to Chemicals(メタノール、プロピレン、アンモニアなどの化学物質)
を含む考え方
Power-to-Xテクノロジーは
まず再生可能エネルギーで発電した電力を使って水を電気分解して水素を取り出す
こうして得られた水素は直接利用したり貯蔵したりすることも可能
これにCO2や窒素(N2)などのガスを入れることができる
で EフューエルはPower-to-Xテクノロジーを使って製造された燃料全般

現在、ドイツではEフューエルのポテンシャルについては賛否両論
(環境保護団体や緑の党は反対派)
最大の課題はコスト
ただでさえ電力価格が高いドイツはEフューエルの価格はまだかなり高い
エネルギー変換効率の低く製造プロセスが複雑

・・・現実には再生可能エネルギーで発電した電気でもないし

Agora Verkehrswende(交通システムの転換に取り組むためのドイツのシンクタンク、ウェブサイト:https://www.agora-verkehrswende.de/en/)
の2017年の研究報告結果
100km走行に必要な電力消費量
純粋な電気自動車(EV)では15kWh
また水素自動車では31kWh
Eフューエルを動力源とするディーゼル車やガソリン車では103kWh

ただ貯蔵が可能・輸送コストが安い
またEVの普及には車両の買い替えのみならず充電ポイントの設置が不可欠

・・・水素では供給網をはじめから作らないと
ただデンマークは持ってそう

Eフューエルでは車両、ガソリンスタンド、タンクローリーといった既存のハードをそのまま継続使用することができる
さらに特にドイツ自動車産業界にとっては、同燃料によって内燃機関自動車が化石燃料に依存しなくて済むようになれば
テクノロジー面での現在の優勢を今後も保持することができるかもしれない・・・

ドイツのシュピーゲル(Spiegel)誌(2019/6/24付け)
連邦議会内のキリスト教民主同盟(CDU)・.同社会同盟(CSU)会派が、Eフューエルを推す内容のポジションペーパーをまとめた
連邦環境省(BMU)は2019/7/10
BMU行動計画PtX „Power-to-X“を発表
https://www.bmu.de/fileadmin/Daten_BMU/Download_PDF/Klimaschutzinitiative/iki_aktionsprogramm_ptx_bf.pdf

BPと電力会社UniperがPower-to-Xコンプレックスを伴うプロジェクトを推進中
Shellはドイツ・ラインランド州における電気分解用施設を着工
Lufthansaはシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州にある精製会社Heide社と共同で、CO2ニュートラルのケロシンの実証プロジェクトを実施中
複数のエネルギー供給事業者と石油会社、そしてAudiで構成されているアライアンスがこ2025年までにEフューエルを市場投入する計画を策定

・・・なんかな~
BMW水素エンジンどうしちゃった?
そいや水素ロータリーは、もったいね~な

今日は~
ユーフォルビア キリンドリフォリア トゥビフェラ Euphorbia cylindrifolia ver.Tubifera
6月末
開花
一時はヤバいかと思ってたけど
よかった~
花は・・・ジミ~

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