2020年7月24日金曜日

ファーウェイ物語

ぼや川より
ハイハイハイ・みんな私が・悪いです
・・・です・・・

2009 無線技術で世界トップ級のノーテル長期のハッカー攻撃後に破綻

2004年当時、世界有数の大企業でカナダを代表する通信機器メーカーだったノーテル・ネットワークスから大量の書類がインターネット経由で中国に
4月のある土曜日、8:48のことだった
流出した800近い文書には顧客との会合での説明資料やアメリカ通信ネットワーク設計の詳細などに加え、最も厳重な扱いを要する情報であるソースコードも含まれていた
急成長を遂げ光ファイバーデータ伝送システム市場で圧倒的な存在感を示していたノーテルは人材や話題を集める一方、ハッカーの標的に
CIAのカナダ版、カナダ安全情報局(CSIS)は1990年代後半から異常なトラフィックを認識
中国を拠点とするハッカーがデータと文書を盗み出していると警戒を促していた
CSISのアジア太平洋部門を当時率いていたミシェル・ジュノーカツヤ氏
「オタワのノーテルを訪れハッカーたちが『知的財産を抜き取っている』と伝えたが、幹部らは何もしなかった」

・・・今でも多くの日本企業も・・・
せいぜいウィルスソフトが入ってれば
ゲートウェイをカませれば
ってくらい
本気でヤるならムズかしくないんだけど・・・

2004年までにハッカーはノーテル最上級幹部のアカウントに侵入
当時の最高経営責任者(CEO)、フランク・ダン氏が中国に約800もの文書を送信した張本人に見えた

・・・アカウントを乗っ取られた?

財務諸表の修正を余儀なくされた同社の会計不祥事でダン氏が解雇される4日前
何者かが同氏としてログイン、上海ファシエン社(Shanghai Faxian Corp.)に登録されているIPアドレスにパワーポイントや機密性の高いファイルを転送
同社はノーテルとの取引実態不明のダミー会社のようだった

ハッカーはダン氏に加えノーテルが巨額投資を行っていた光学部門の6人のパスワードを盗んだ
Il.browseというスクリプトを用いて、製品・研究開発から設計文書・議事録に至る全てをノーテルのシステムから吸い取った
当時のシステムセキュリティー上級顧問でハッキングを調査した5人チームの1人だったブライアン・シールズ氏
「掃除機のように、フォルダーのコンテンツ全体が吸い取られた」
だがノーテルは適切な対策を怠り単にパスワードを変更しただけだった
2009年までに同社は破綻

シールズ氏やこの事件を調査した多くの関係者
華為技術(ファーウェイ)を含む国内テクノロジー企業の育成を後押ししていた中国政府の関与を強く疑っている

ファーウェイ
当時のノーテルに対するハッキングは知らなかったし、関与もしていない
ノーテルから一切情報は受け取っていない
「ファーウェイにスパイ活動への認識ないし関与があったとの疑惑は完全に間違いだ」
 「不適切または不正な手段によって開発されたファーウェイの製品やテクノロジーは一切ない」

・・・政府からはもらった

 確かなのは衰退するノーテルからファーウェイが大口顧客を奪い、第5世代(5G)移動通信ネットワークでのリードをもたらした人材も引き抜いた

シールズ氏
「明白で簡単なことだ。ノーテルで経済スパイ活動が行われたのだ」
 「世界のどの事業体がナンバーワンを引き継いだか、どれだけ急激にそうなったかを見たらよい」

日本貿易振興機構(ジェトロ)の調査
中国の政策銀行、 国家開発銀行は05年
移動通信ネットワーク向けにファーウェイの設備を購入するナイジェリア政府に2億ドル(現在のレートで約215億円)を融資する際、1%という極めて低い金利を提示
当時の指標金利は6%を超えていた)

1999年の国外売上高が$5000万だったファーウェイ
2005年末までにはその100倍の$50億に急増
11年には当時のフレッド・ホックバーグ アメリカ輸出入銀行総裁
主要7カ国(G7)の「どの国も国家開発銀行に近い水準の資金提供はしていない」
中国政府の支援を背景にファーウェイが世界中の重要な通信インフラの大半をいずれ保有するのではないかとの懸念がアメリカを中心に強まっていった
サイバー攻撃は他にもよく知られたケースがあるものの、ノーテルへの攻撃は特にひどい部類に入るだろう
少なくとも2000年から09年まで長期間続き、シールズ氏によれば、その洗練された手口には民間企業ではなく国家の関与が明らかに認められた

・・・上海のアソコ?

だが業績立て直しに精一杯だったノーテル幹部はほぼ無策
ハッキング発覚前に解雇されたダン氏には知らされず、後任CEOに就いたビル・オーウェンズ氏らノーテル側が行ったのはパスワード更新
そしてファーウェイへの提案だった
オーウェンズ氏はファーウェイを創業した同社CEOの任正非氏と合併の可能性を巡って繰り返し会談
ノーテルのCEOをオーウェンズ氏から05年11月に引き継いだマイク・ザフィロフスキ氏
アメリカ モトローラ最高執行責任者(COO)時代、ファーウェイ買収合意に近づいた経緯もあり、同氏の下でノーテルとファーウェイはルーター・スイッチの合弁やイーサネット部門売却、さらには救済策の可能性さえ協議した

・・・あほ~
まあ企業の存続・発展という点だけではアリ
しかし・・・

これらはどれも実現しなかったが、ファーウェイにとっては、どうでもよかった
破綻しつつあるノーテルで5Gテクノロジーの基盤を開発していた約20人をひっそりと採用したから
現在ファーウェイのワイヤレス事業最高技術責任者となっているウェン・トン氏もノーテルに14年間在籍
モントリールにあるコンコルディア大学で学んだ同氏はワイヤレス調査で100を超える特許に関与し、ノーテルの最も価値ある知財の幾つかを生み出した

ファーウェイのリサーチ戦略・パートナーシップ担当幹部ソン・チャン氏
ノーテル破綻までファーウェイは新たな技術を生み出す企業ではなく、改良と低価格を提供できる追随型の企業だった
同氏もまた1990年代後半、ノーテルで働いていた

次世代無線インフラの標準を定める2016年の業界会議
ファーウェイが取り組んできた”ポーラ符号”が他のプロトコルと共に選ばれた。
それまでこうした会議はヨーロッパ・アメリカ勢が牛耳っていたが、この時は全ての中国企業がアメリカ クアルコム開発の既存アプローチを支持する陣営に対抗
中国のレノボ・グループ(聯想集団)は当初、ヨーロッパ・アメリカ案を支持していたが最終的にファーウェイ側に回った

この会議に参加していたシグナルズ・リサーチ・グループの創業者マイク・ザランダー氏
中国政府がファーウェイと足並みを乱さないよう自国企業に圧力をかけたのは明らかなようだった
こうしてファーウェイは5G開発の中心企業となった

カナダでは201/12、ファーウェイの孟晩舟最高財務責任者(CFO)が対イラン制裁違反に関係した銀行詐欺容疑を主張するアメリカの要請で逮捕
創業者の長女である孟CFOの逮捕後すぐに中国でカナダ人2人が拘束されたが、これは中国による報復だと広く考えられている
カナダで保釈中の孟CFOは無実を主張
中国政府は企業のためにサイバースパイ活動を行っているとの疑惑を否定し続けている
ファーウェイは元中国人民解放軍エンジニアの任氏が香港に隣接する広東省深圳で1987年に設立した

・・・超限戦の典型?

で 今
中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)はイギリス・アメリカ両国から新たな締め付けを受けており、創業者の任正非最高経営責任者(CEO)は知的財産の売却を検討している?
・・・なんか おフランスも
でも
中国とフランスは、航空機販売や第5世代(5G)移動通信ネットワークの分野で一層緊密に協力するとビデオ会議で約束

・・・???
まあ おフランスならアリ?

しかし海外にはファーウェイの知財、あるいは携帯機器や通信設備事業の買い手はほとんどいない

・・・?

中国政府もイギリス・アメリカへの屈服と受け取られるような売却を認めないだろう
ファーウェイは海外での資産売却が進まず飢餓状態に?

アメリカ・中国の対立を回避する任氏の試みは頓挫
ファーウェイは民間企業だとの訴えにもかかわらず中国の外交筋は同社の商業的利益は中国政府の外交問題と不可分との方針を明確に
また中国政府はイギリスがファーウェイ製品の国内移動通信システムからの除外を求めるアメリカの圧力に屈すれば報復措置を取ると警告していたがイギリスは最終的にアメリカの要求を受け入れた

ファーウェイの事業のかなりの部分がこうした措置の対象に
2019年の売上高$1230億の40%余りが海外
しかしは同社製スマートフォンはグーグルのアプリが利用できなくなり幹部はアメリカのビザを取得できず・・・さらにアメリカが圧力をかけ続けるのも確実
企業価値を守るため海外資産売却が一段と重要な検討課題?

第5世代(5G)通信関連の知的財産を売却するという案は、任氏自身が昨年言い出した
アメリカに5G通信分野のトップ企業はないが、例えばシスコ(CSCO.O)などの企業がファーウェイから特許を手に入れれば、市場で代表的な企業になるかもしれない
アメリカは中国の原発技術で同じような政策を取った
ただアメリカ当局者はこうした見方を否定した

ファーウェイは海外の通信機器事業を韓国のサムスン電子(005930.KS)に売却しようとするかも
顧客はファーウェイのことは脇に置き、エリクソンとノキア(ERICb.ST)(NOKIA.HE)の2強による通信機器市場の寡占状態を防ぐためにサムスン電子を歓迎?
するだろう。

最大の問題は中国国内の世論?
ファーウェイが資産を売却すればアメリカはファーウェイと、その延長として中国政府が敗北を喫したと大騒ぎ
中国政府には受け入れ難い?
で・ファーウェイが海外の携帯端末事業を手放せない
同社製端末はグーグル製アプリが使えず、機能不全
ファーウェイは代わりに独自の基本ソフト(OS)ハーモニーの導入を進めているが、グーグル製OSアンドロイドから大きなシェアを奪うことは?

・・・ど~なる?

今日は~
石化姫カグマ?,
イワホウライシダ/Adiantum ogasawarense?
同じ鉢に同居してたコだけがモリモリ
なんで植替え
このコ達はロクに・・・





前と同じミズゴケ・駄温鉢仕様に

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