FBIによる自宅の捜索を受け、トランプ氏とその支持者らが不吉な警告
FBIが今週トランプ前大統領のフロリダ州の自宅マール・ア・ラーゴを家宅捜索したとの報道が流れると
不吉な警告が右派メディアの至る所から相次いで噴出
トラさん
「司法システムを武器にしたもの」
自身を刑事事件の対象とすることで米国の民主主義が解体の脅威にさらされたと
確かトラさん
自ら出馬した2016年大統領選の選挙戦を開始する時
当時の政敵だったヒラリー・クリントン氏の収監を求めるスローガンを叫んでいた
(メールでアメリカの機密情報をやりとりした件)
(メールでアメリカの機密情報をやりとりした件)
トランプ氏の最も好戦的な支持者らが公然と報復を呼び掛け、力づくでもと脅迫?
エリート層に属する支持者らが彼らの怒りを煽る構図は、2021/1/6の連邦議会議事堂襲撃事件前に通じる
共和国がかつてないほど重大な独裁政治の脅威にさらされているという主張
共和党が政権を奪い返したら必ず民主党に報復する
トランプ氏による法執行の武器化という虚偽の主張を真に受ける必要はないが
同氏の支持者らがFBIの捜査にいかなる反応をするか
実際に力を使う、フェイクで攪乱etc
FBIによる1件の捜査を受けて暴力の脅迫が相次ぎなされたことは
トラさんを取り巻く協調体制がアメリカにとって危険だと・・・
トランプ氏は、部分的には苦境に
法の限界を押し広げることにかけて実績がある
FBIの副長官を務めたアンドリュー・マケイブ
「捜索令状について聞いた時最初に思ったのは、これはどの捜査に関係するものだろうかということだった。選択肢があり過ぎて、文字通り頭がくらくらした」
今週は前大統領にとって最悪だった
まずFBIの自宅捜索に対処しなくてはならなかった
捜索に関わっているという政府文書は一部が機密扱いで本人がホワイトハウスから持ち去ったものだとされる
次に連邦控訴裁がトランプ氏の主張を退け、税務申告書を議会に提出しなくてはならないとする判断を下した
さらに10日、ニューヨーク州司法長官が進める民事調査で同氏は憲法修正第5条の自己負罪拒否特権を行使して証言を拒否した
トラさん、かつて次のように発言
「もし無実なら、なぜ憲法修正第5条を行使するのか?」
ホワイトハウスによれば、バイデン氏はFBIによる抜き打ちの捜索について一切関知していなかったと
司法省は本来政治問題から独立しているものだ
(タテマエ、場合によっては・・・)
トランプ氏の息子のエリック氏
ホワイトハウスのことを分かっている、ので
この話を信じようとしない
彼の知る(トランプ政権時代の)ホワイトハウスでは
大統領がそうした判断に関わるの、というより私物化
は当然だった?
トランプ氏に対する法執行はアメリカを第3世界の国にするとの主張も
トラさんも言ってるが
強固な民主主義国では、誰であれ法を超える存在にはなり得ない
だからこそ他の国々では、フランスからイスラエル、韓国まで、大統領や首相の経験者を訴追し、有罪判決を下し、時には収監さえする
こうした国々の民主主義はそれにより一段と強化される
巨大な権力を持つ者に向けて、自分たちは法の手の届かないところにはいないのだというメッセージ
・・・それを回避するために文さん
イロイロやったようだけど・・・
ビル・クリントン氏が大統領だった時のある高位当局者は2005年
1つの文書のコピー3部を破棄したとして訴追された
当時は軽罪だったが、2018年にトラさんがそれを重罪とする法律に署名
トラさんがこれを行ったのはヒラリー氏及び同氏による政府の電子メールの
不注意な扱いを攻撃した後のこと
トラさんは文書の入った箱15個をマール・ア・ラーゴに持ち込んだ
それらは今年に入って回収されている
8/8、FBIの捜査員はさらに12個の箱をマール・ア・ラーゴから押収
これが全てトラさんを追い詰めるための陰謀だと主張するのは・・・
捜索令状を取るのは簡単ではない
検察官らは判事が納得するよう、犯罪が行われたとする相当な理由を示さなくてはならない
また犯罪の証拠が、その施設にあるとの確信に足る説明も必要
FBIが捜索中にこっそり証拠を仕掛けたのではないかとトラさん・・・
FBIが法律の厳格な範囲を超えた行動を取った証拠はない
にもかかわらず右派メディアと共和党のトランプ主義者たちは我先にと陰謀論を言う
彼らによると国は独裁政治に突き進んでいくらしい
ナチス・ドイツへの例えが・・・
フロリダ州選出のリック・スコット上院議員ら
連邦政府をヒトラーのゲシュタポ(秘密警察)になぞらえた
テキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員
「彼らはあなたのところにもやって来る」
・・・テッドさんのところにも
11月の中間選挙後には下院議長になるかもしれないケビン・マッカーシー下院院内総務
ガーランド司法長官に対し、捜索について精査する可能性があるとして
「文書を保管し、予定を空けておく」よう告げた
ミズーリ州選出のジョシュ・ホーリー上院議員
ガーランド氏の辞任もしくは弾劾を求めた
極右のソーシャルメディアも
そこでは内戦に関する話題が公然と語られた
ツイッターで約200万人のフォロワーを抱えるある右派のポッドキャスター
「今度という今度は戦争だ」
他のユーザーも
「夏は戦場に似合いの季節」、「銃に弾を込めろ」
1月の世論調査では共和党支持者の40%が政府に対する暴力は時に正当化されると思うと答えていた
(同じ考えの民主党支持者は約23%)
これらの多くは、所有する銃器への思い入れが強い人々?
・・・力の信奉者
暴力が自分にふりかかるとは、考えない?
楽観的な方々
トラさんの法律上のトラブルは増える一方
同氏は危険な支持者たちを動員できる
いかなる国もそのような脅迫を認めて自国の法執行を抑制するべきではない
端的に言って、これほどのレベルの脅しが民主主義国に存在して・・・イイの?
で
FBIがトラさんの自宅で押収した機密文書をめぐり
トラさんの弁護士が6月の時点で
司法当局者らは6月にマール・ア・ラーゴで機密文書を持ち帰ってい
CNNはこれまでに、捜査当局がその後、機密文書がまだ残っていることを示す証拠を得たと伝えていた
12日に公開された法廷文書
司法省はスパイ法違反、司法妨害、公文書の違法な取り扱いの連邦罪について調べている
書簡の内容に反して機密文書が見つかったことが
司法妨害罪の根拠となっている可能性も
11月の中間選挙に向け、トラさんが存在感を増している
220人以上の候補者に推薦を出して勢力を広めつつ
共和党内の反トランプ派には刺客候補をぶつけて再選を阻んできた
近く、2年後の大統領選に向けた出馬宣言をするかどうかも注目されている
弾劾賛成議員を狙い撃ち
8/10トラさん
「また1人、弾劾(だんがい)者を倒した」
ワシントン州における下院議員候補を決める予備選で、7選を狙った共和党のボイトラー下院議員が敗れた
代わって当選したのはトランプ氏が送り込んだ刺客候補
昨年1月の議会襲撃事件を受け、民主党はトランプ氏の弾劾訴追を提案
これに共和党から賛成した下院議員が10人
これらの議員が裏切り者として狙い撃ちにされている
10人のうち、予備選を勝ち抜いて11月の中間選挙に出馬できる議員は2人
3人は予備選で刺客に敗れ、4人は不出馬を決めた
最後の1人が、リズ・チェイニー下院議員
ブッシュ(子)政権の副大統領だったディック・チェイニー氏を父に持ち
自らも過去3回の選挙で圧勝してきた
だがトランプ氏を批判したことで状況は一変
16日に投開票されるワイオミング州予備選に向け
世論調査では刺客候補にリードを許す苦しい展開
中間選挙をめぐり、トランプ氏は刺客候補を含む220人以上(上下院、州知事選など)の候補者たちに推薦を出してきた。
・・・とにかく政界での地盤を固めにいってる
ソレで生き延びることを目指す
・・・トラさんや、その支持者
ボクはやってもイイ、だけど君はダメだよ・・・
トラさんが
コレを回避できるのか?
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