2022年6月6日月曜日

タイワンで射撃訓練を受ける人が・・・

ロシアによるウクライナ侵攻により、巨大な隣国である中国が民主的体制の台湾に同様の行動を取るのではないかという不安が高まって
台湾では、生まれて初めて射撃訓練を受ける人が
中国は台湾を自国固有の領土と主張
中国が武力行使により台湾を支配下に置くことを公言
軍事的圧力を強化している
さらにウクライナ紛争が重なったことで、台湾の国防強化を巡る議論は熱を帯び
兵役義務の拡大も検討の対象に
台湾の戦闘技術訓練会社の役員
3カ月前のウクライナ侵攻開始以来、エアソフトガン(非金属弾を発射するための低強度の銃器)の射撃レッスンの予約は4倍近くに
首都台北の郊外を拠点とするポーラーライト社のマックス・チャン最高経営責任者(CEO)
「受講者はどんどん増えている」

台湾住民の中には、ロシア政府に反撃するウクライナへの支援・装備提供の努力に西側諸国が忙殺されているのに乗じて
中国が圧力を強めるのではないかという懸念も
台湾は警戒レベルを引き上げているが、中国側の通常と異なる軍事行動は報告されていない

タトゥーアーティストのスー・チュンさん(39)
中国の脅威に備えようとしている1人で、エアガンの使い方を学ぶことを決意した
「銃の扱いに限らず、戦闘技術を学びたかった。あらゆる種類の状況に対応できる技術なら、それでいいのだけど
射撃訓練ならば、中国を撃退するため自分のような予備役が招集された時に役立つだろうと
「ほとんどの人は戦争に行きたがらないし、私だって嫌だ。でも、戦争が実際に起きる不幸な場合に備えて、心構えはしておく」

観光ガイドのチャン・ユーさん(34)
妻と一緒に入門レベルのコースに参加
ウクライナ紛争以降、護身用の武器をもっと深く知ることが急務になったと語る
弾丸ベルトとゴーグルを着装したチャンさん
「ウクライナとロシアの戦争を機に、台湾海峡の向こうからの脅威がリアルに感じられるようになった」
「この戦争によって、私たちは台湾有事に向けてどのように準備すべきかを考えるようになった」
チャンさん夫妻は、催涙スプレーから侵入警戒システムまでさまざまな護身用グッズを自宅に集めた

台湾の政治家の中には射撃訓練のほかにも、大半の都市で何日も停電・断水が続く場合に備えてサバイバル計画を考え始めるよう、住民に呼びかける
政権与党である民進党から立法委員(国会議員)選挙に立候補しているリン・ピンユー氏
ウクライナ紛争をきっかけに、最悪の事態を想定して非常食とバッテリーを揃えたサバイバルキットを家族のために準備

中国の軍事的脅威についての著書もある民進党のリン・ピンユー氏
「自分自身や他人が生き延びるため、何ができるか考えよう」
「私たちは巨大なリスクに直面している。自由と民主主義を失うリスク、日常生活のすべてを失うリスクだ」

・・・久しぶりにグァムかサイパンへでも・・・

今日は~
コタニワタリ/Asplenium antiquum

お庭のコ
今年も新葉が出てくれた

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