2020年3月30日月曜日

ギャングが外出禁止令

ぼや川より
我が家では・僕の帰りを・待ってない
・・・待ってます・・・イビるため

大統領があてにならないブラジル
リオデジャネイロにいくつも存在するスラム街(ファベーラ)で
地域を牛耳るギャング、あるいはそれに対抗する民兵団が感染拡大防止のため自主的に住民に外出禁止命令
スラム街シティ・オブ・ゴッドでは、前週末に初の新型コロナ感染者が確認された
ところ、リオデジャネイロ州は深刻な予算不足にあえぎ、連邦政府を率いるボルソナロ大統領は新型コロナ感染対策が後手に回っていると各方面から批判
そこでリオのファベーラを長年取り仕切ってきた犯罪組織の集団が独自に予防措置を講じつつある
地元紙・エクストラ
シティ・オブ・ゴッドのギャングが一帯で車を乗り回しながら、住民に録音メッセージを流している
「(当局者の)誰もがこの問題を真剣に受け止めていないので、われわれが外出禁止を発動している。街頭でふざけていたり、散歩に出かけようとしたりするやからは、見せしめとしてそれなりの報いを受けるだろう。家に居るほうがいいぞ。メッセージは聞かせた」

ロイターはそうした内容が正確かどうか確認できなかったが、シティ・オブ・ゴッドの複数の住民は、夜間外出禁止など厳しい規制が敷かれていると証言
ブラジルではこれまで新型コロナは金持ちの病気と言われた
当初は欧州から帰国した比較的生活が豊かな人たちが持ち帰ったから
だがウイルスはすぐに貧困地域にも広がり、全国で1500万人近くに上るファベーラの住民は恐怖
何しろファベーラは人口が密集し不法就労者も多く公共サービスは劣悪で感染拡大が加速しかねない
一方でファベーラには事実上政府機関が存在せず
さまざまな麻薬ギャングらが抗争し互いにあるいは警官らと連日銃撃戦を繰り広げながら近隣の法秩序を司っている?
インフラもひどい有様
ブラジル当局によると同国で公営水道を利用できない人は約4000万人
人口のおよそ半数に当たる1億人は下水設備なしで生活
シティ・オブ・ゴッドの住民のジェファーソン・マイアさん
「基本的な公衆衛生状態が目も当てられない。場合によっては、きちんと手を洗うための水さえなく、新型コロナの問題をとても心配している」
リオの別のファベーラで働く医師のタミリス・デベザさん
住民たちは過去2週間ずっと自宅の水不足を訴えており手を洗って新型コロナの急速な感染拡大から身を守るのが難しくなっている
近隣の多くの薬局では手の消毒剤は売り切れ残っている商品もとんでもない高額だ
と嘆いた

保健省の発表では、ブラジルの新がたコロナ感染者は24日時点で2201人と急増
関連死亡者も46人に
全人口の5分の1がファベーラに集まっているリオデジャネイロ州の感染者は305人
ウィルソン・ウィゼル州知事は20日、州の医療システムは15日間以内に崩壊する恐れがあると・・・
リオ市のマルセロ・クリベラ市長
各ファベーラの入り口に無料で使える石けんを配備するとともに基礎疾患がある高齢者をホテルなどに移送する方針を表明
既に400室を確保していると述べた
「最もリスクの高い人をできるだけ早く保護する必要がある」
24日には市内で一番往来が活発な地域全体の清掃作業に乗り出したと強調
リオデジャネイロ連邦大学の感染症専門家エドミルソン・ミゴフスキ氏
公衆衛生面でファベーラは引き続き重大な課題を抱えている
「人口密度が高く、(医療)支援の計画も習慣も乏しい地域に新型コロナが入ってくれば、壊滅的な事態になってもおかしくない。水や石けん、洗浄剤が乏しい場所で、感染拡大を止めるのは困難だろう」

・・・アフリカもヤバいって

今日は~
シクラメン
お安いガーデンシクラメン
3月半ば
花が咲いてて・・・新しいハッパが
このコ眠る気がないみたい

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