2020年3月6日金曜日

台湾の・・・覚悟

ぼや川より
次々と・備えを破る・妻の攻め
・・・次にナニが起こるのか???・・・

台湾、新型肺炎を理由に着々と中国デカップリング(切り離し)
・・・
香港デモの影響で台湾有権者は一国二制度による中台統一シナリオに対して強く反発
2020/1/1の台湾総統選挙では反中路線を掲げる現職の蔡英文候補が圧勝
立法院(議会)の民進党が過半数を確保
台湾総統選が行われた1月11日、武漢ではすでに新型肺炎がアウトブレイク
その日は湖北省の人民代表会議・政治協商会議(両会)の開幕日であり、政治イベントに集中するため湖北省当局はその後1週間、感染増を隠した
習近さん、として新たな対台湾政策を打ち出さねばならないタイミングで、新型肺炎が武漢から全国に蔓延
対台湾、対香港政策どころか内政対応で手いっぱいに
蔡英文政権にとって幸運だったのは
この新型肺炎の水際作戦を建前に台湾の“実質独立”“国際社会における国家承認”のための道筋の整備を進められた
まず中国大陸との各種往来をいったん絶った
中国の意向を汲んで台湾の出席を拒み続けてきたWHOに
台湾人の健康と命の安全という人道上の問題として訴えることで国際会議への台湾のオブザーバー参加を認めさせた
この背景には隠蔽により国際社会に新型コロナウイルスの拡散を許した習近さんや、習近平政権の要請を受けたWHOのテドロス事務局長が緊急事態宣言を見送ったことなどに対して不信感、不満感を募らせる諸外国の圧力も
蔡英文政権の新型肺炎対策の素早さは国際社会からも注目
1月早々に専門家を交えた緊急対応会議を開き
2月2日から空港などの検疫体制を強化
台湾での感染者が出ていない1月20日の段階で国家感染症指揮センターを立ち上げ
1月23日には蘇貞昌行政院長のマスク輸出制限指示
2月6日にはマスク購入実名制度を導入
オンラインマップでマスク在庫状況を公開
さらには政府補填による民間企業へのマスク増産指示、医療機関への優先的配布といったと素早い対応で、各国で起きているマスクの買い占めによる不足や高額転売問題を回避した
台湾がこれほど果断な政策を打ち出せたのは蔡英文政権がここにきて台湾の親中派財界や大陸世論に一切忖度しなくてよいほど台湾社会の反中感情が高まったせい

蔡英文政権2期目のテーマは台湾の国際社会における国家承認の推進
この方向性は中国側から武力恫喝と経済制裁を伴う強い圧力を受けるかも・・・
武力に関しては中国側もなかなか実際の行動はとらないとしても台湾と中国の長年の経済緊密化のせいで中国からの経済制裁はかなり台湾経済に強い打撃を与えるかも・・・
だが新型肺炎という突然の疫病蔓延で台湾だけでなく世界各国で中国との人的交流、物流が制限
2月10日は中国が全国の工場再稼働を宣言した日だが
台湾はこれに合わせて中国との直行便を北京、上海など5空港をのぞき全面一時停止措置
海運交通なども大幅に制限
中国に工場をもつ台湾企業社員や中国工場で働く台湾人労働者を足止め
台湾企業としては早々に中国に戻って工場を再稼働させたいところだろうが
「両岸の人民に感染を拡大させていいのか」・・・
武漢封鎖当初、武漢市に残っていた1140人余りの台湾人の帰国問題も
2月3日に第1チャーター便で戻った247人の中に感染者が出て台湾政府としては受け入れが整っていないとして依然900人が台湾に戻れないまま
蔡英文を冷血と批判する声もあるが世論全体としては目下は経済悪化よりも感染拡大による生命・健康の危機感の方が大きく
台湾経済から中国を切り離すことへの抵抗は少ない
一方、総統選挙の動きの中で完全に中国共産党の代理政党?
みたいな国民党
親中路線からの脱却を
中国共産党の言いなりだった呉敦義が選挙惨敗の責任をとって党主席を辞任
元台北市長の郝竜斌と立法委員の江啓臣が主席の座を争うことに
ともに台湾ファースト、脱中国イメージを訴える
親中派イメージの強い鴻海集団(フォックスコン)創始者の実業家、郭台銘
旧暦の年末の宴会の席で
「2020年は米国を目指す」

台湾次期副総統の頼清徳が2月上旬に訪米し、トランプ大統領も出席する朝食会に招待されるなど破格の待遇
これをアメリカ・台湾FTA(自由貿易協定)へのステップ?
もしこの方向性で進むならば台湾の中国経済依存からの脱却は比較的スムーズに?
アメリカ・中国5Gハイテク通信覇権の対立のはざまで踏み絵を迫られている半導体製造ファウンドリ最大手のTSMC(台湾セミコンダクター)
こうした台湾の政治・経済と世論の脱中国の動きの中でどう舵を切るかも注目

台湾では2月中旬に初の死亡例
北部医療機関を中心に院内感染と思われる状況も発生
予断を許さない状況が続いている
だが台湾の主計総処によれば新型肺炎のマイナス影響を補うために600億新台湾ドルの特別予算を計上
なんとか経済成長率2%のラインは維持できそうだと
・・・日本は・・・
うまく今の危機を乗り越えれば対新型肺炎対応で自信深めた蔡英文が5月20日に2期目の就任式で行う演説で台湾の国家観について踏み込んだ発言をする可能性も

日本は4月の習近平国賓訪問にこだわり
・・・延期になったけど
普通に考えれば中国であれほどの公共衛生大災害が起きているさなかに国家主席の国賓訪日などありえないと早々にわかるはず?
そういう冷静、客観的な判断が・・・
中国の新型肺炎の新たな感染者が減少傾向に入り、中国の新型肺炎対策専門家チームのリーダーである鐘南山が4月下旬にも基本的に抑制できるという楽観を
上海や北京は、むしろ日本の感染蔓延を警戒
日本からの渡航者に対し2週間隔離する行動制限措置をとりはじめた
WHOは韓国、イタリア、イランと並べて日本も「最も懸念される国」と名指し
・・・今日は外されてた
ドイツ・フランスがヤバくなってきたみたい
あとアメリカ
庶民はへたに医者に行くと破産?
これヤベ~だろ

・・・蔡さん時を捉えて・・・
アベちゃんとは覚悟が違う

今日は~
アガベ キシロナカンサ/Agave xylonacansa短葉
植わってた土が鹿沼土多い
コワいんで植替え
礫多めの用土で

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