2017年9月4日月曜日

今時HIV予防策

ぼや川より
妻がいる・遠回りして・帰ろう
・・・あっ・・・

1990年代のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染予防のABC
禁欲、貞操、コンドームの使用(Abstain, Be faithful, Condomise)が奨励された
けど2017/7/252にパリ(Paris)で開かれた国際エイズ学会(International AIDS Society、IAS)の会議で新たな予防法を報告し
膣リング、包皮切除、抗レトロウイルス療法(ART)
1980年初頭以降、7600万人以上がHIVウイルスに感染し、3500万人が死亡
35年にわたる研究ではいまだ治療法もワクチンも発見されていない
つまり「重要なのは予防策
アメリカ国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・フォーシ(Anthony Fauci)所長
・包皮切除
世界保健機関(WHO)は男性の包皮切除について、異性愛男性の性行為を通じたHIV感染リスクを減らす証拠がある
包皮切除は異性愛男性のパートナーの女性を守ることにもなる
南アフリカの1万人近くを対象者にした研究では、直近のセックスパートナーの男性が包皮切除を行っていたと報告した女性は、相手がそうではなかった女性と比べて、HIVの感染率が22%低かった
また、性器ヘルペスの感染率も15%低かった
理由は?みたい
南アフリカ・エイズ研究プログラムセンター(CAPRISA)のアイシャ・カーサニー(Ayesha Kharsany)
「女性にとって、包皮切除を行ったパートナーを持つことは一定、HIVに対する防御になることは確かだ」
・・・ただ包皮を切ることのデメリットも・・・

・抗レトロウイルス療法(ART)
パートナーのうち一方がHIVに感染している男性の同性カップルに関する研究で
感染しているパートナーがARTでウイルス抑制に成功している場合
「こうしたカップルのパートナー間ではHIV感染はゼロだった」
約1年半をかけてカップル330組を追跡研究
その間に参加者が報告したコンドームなしの肛門性交は延べ1万7000回
他の性感染症の感染率は高かったにもかかわらず、HIV感染はなかった

・ARV薬(dapivirine)膣リング
アメリカで15~17歳の少女96人を対象に2年間行った調査
ARV薬(dapivirine)を含んだ膣リングは安全で装着しやすい
膣リングは常に着けておくことができ、月に1回交換するだけでよい
膣リングがHIV感染リスクを約30%低減
同様に少女らにも有効かどうかを調べるには、さらなるテストが必要

・防御を接種
HIV治療薬カボテグラビル(cabotegravir)などの注射剤については、経口ARVに代わる長期作用型曝露前予防(PrEP)としての研究が進められている
これまでの臨床試験では、2か月ごとの接種でも効果があることが・・・
今後の試験では、薬剤の持つウイルス抑制効果について調べられる予定・・・

今日は~
タネツケバナ
画は3月
サギソウの鉢にワサワサ
的に引き抜く

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