2023年8月5日土曜日

激情化した世界

 南半球アンデス山脈 真冬の気温37.8℃
強力な高気圧が形成されヒートドーム現象が・・・
アンデス山脈のふもとの海抜約1000m~1400m地帯で35℃を超える異常高温
一部地域では朝の最低気温が-1℃~4℃水準だが真昼には38℃くらいに上昇
過去最高気温を記録
平年の昼間の最高気温は22~25℃水準
熱帯夜現象で夜中の最低気温も低い高地帯では20℃台中ば

カナダの気象学者であるティエリー・グース氏
「大きな日較差を見せ新記録を更新している。チリの特別な冬の猛暑」

アンデス山脈の反対側のアルゼンチンもほとんどの地域で30~35℃を示すなど平年より2倍暑い猛暑が続いている
7月中旬から暑くなり始めたブラジルの場合30℃以上の暑さが続きこれまでの記録も色あせている
パラグアイ、ボリビア、ウルグアイなどでも連日記録的な猛暑

オーストラリアやアフリカなど南半球の他の地域でも非正常に暖かい気温が観測されているが
南米が特に劇的な理由は、パラグアイを中心に強力な高気圧が発達しヒートドームが天気を支配
現在ヒートドームは南米大陸の中南部を横断し東から西に伸びている
気象学者ら
「ヒートドームを発生させる高気圧帯が気候変動により今後さらに頻繁に発生するだろう」

猛暑による山火事も頻発
アメリカ カリフォルニア州では今年に入って最大の山火事が発生
先月28日からモハベ砂漠があるモハベ国立保護区域内のニューヨーク山脈で広がり始めた
山火事は2日現在331平方kmを焼いた
ヨークファイアと呼ばれるこの山火事は手が付けられないほど大きくなり、先月31日には近隣のネバダ州まで襲った

現地消防当局によると、1日に一部地域で雨が降り山火事の30%ほどが鎮火したが、激しい風が吹き火の勢いはなかなか衰えずにいる
一部地域では山火事にともなう熱気により6m近い火柱状の火災旋風が目撃されたりもした

CNNは今回の山火事のニュースを伝えながら
「生物多様性の重要な場所であるモハベ地域が大きく毀損されている」
特にモハベ砂漠の象徴ともいえる常緑樹のジョシュアツリーが火炎に包まれ
「モハベ砂漠の景観を劇的に変えてしまうだろう」

・・・カナダ・南ヨーロッパ・アラスカ、シベリアはど~なった?

2023/8/2 荒波が打ち寄せ、強風が吹いているフランス北部
連日の猛暑が一変し、気温が一気に低下まるで“冬の嵐”
地元住民
「気温を考えると、11月のような気がします」

一方、スパークリングワインの一種カヴァの生産地として知られるスペイン・カタルーニャ地方
干ばつのため、ブドウの実が干しブドウのようにシワシワ

カヴァ生産の専門家 エバ・プラサスさん
「ブドウの木は枯れてしまいました。根が深いので、水が届かなかったのだと思います」
ブドウ栽培 オリオル・ロイグさん
「この状況が続くのではないかと心配しています。一番怖いのは、この干ばつがもっと広がってしまうことです」

干ばつの影響でこのブドウの収穫量は、例年と比べ最大55%減る可能性が
生産者たちは干ばつに強い品種を使うなど、対策を模索

・・・シワシワのブドウ
熟していたら、美味しいワインに?
農業は露地では無理に?
工場にしても嵐でツブされる?

台風6号の進路は予測不能みたいだし
はあ~めちゃくちゃ
コレ
?十年前から、ある程度予測されてた
ソレを無視?甘く?見てたツケ
ヒトは進歩しないのね~

今日は~
フウラン/Vanda(Neofinetia) falcata

たぶん・・・豆葉ピンク根?
ピンク根が出てない
7月半ば
花芽・・・何年ぶり?

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