2023年5月25日木曜日

キンジャールは落とせる?

ウクライナは、ロシアが5/16にキーウ上空に発射した極超音速の空対地ミサイル
西側の防空システムの有効性を実証するとともに、ロシアがこの戦争にもたらす核リスクの大きさが変わる可能性も?

ウクライナの発表によると、MiG-31戦闘機から発射された6発のKh-47キンジャールは、ロシアが一晩で発射したミサイル18発の一部
キンジャールのほかには、陸上から巡航ミサイル3発、黒海からカリブル巡航ミサイル9発が発射されたという

ウクライナ軍総司令官のヴァレリー・ザルジニー
18発すべての迎撃に成功したと
キンジャールは核弾頭を搭載可能で、最高速度マッハ10とされており
ロシアは「誰にも止められない」と

ドイツのシンクタンク、ヨーロッパ・レジリエンス・イニシアチブ・センターの創始者であるセルゲイ・サムレニー
「ロシアが止められないと言った兵器はこれが初めてではなく、ほぼ止められることが判明している」
「今回の件は、ロシア軍とロシア技術の信憑性に傷をつけた」
「通常、このような攻撃においては、防空システムが手一杯で迎撃が間に合わなくなるはずだ」
「西側の武器支援を受けたウクライナ軍は、ロシアによる、これまでで最も現代的な兵器を使った激しい攻撃も撃退できることがはっきりした」
「西側では、核戦争へのエスカレーションが起こり得るという恐怖はいまだに根強い」
「しかし、すべてのリスクの重みを改めて見直す必要がある」
ウクライナがロシアの最先端のミサイル迎撃に成功したのが本当だとしたら
ロシアによる核攻撃が成功する可能性は
「私たちが考えていたより大幅に低くなる」

ノルウェー、オスロ大学の博士研究員ファビアン・ホフマン
これほど激しく、時間調整された、多ベクトルのミサイル攻撃を封じたウクライナの能力は
「たとえこれらのミサイルに核兵器が搭載されたとしても、途中で撃ち落とせる可能性が十分ある」
「この事実は、ロシアの意思決定者に難しい問いを投げ掛けることになる。核兵器の有効性について、これまでよりも不安を感じることになるだろう」
だからといって西側が、これまでより核エスカレーションのリスクを冒そうしてはならないが
「核で対峙することがロシアの利益になるとは思わない」

・・・あとポセイドンは?

今日は~
ラショウモンカズラ/Meehania Urticifolia
なぜかギボウシの中から
よく生きてて、花が咲くまで成長
ギボウシが成長したら
光が・・・


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