2022年4月16日土曜日

政治ヤさんの傾向

4/24フランス大統領選挙の第2回投票
マクロンさんとルペンさんの決選投票
選挙の主要な争点は3つ。戦争、文化的アイデンティティー、労働者階級の不安と怒り
ロシアのウクライナ侵攻は、安全保障問題をめぐる論争を一変させた
危機が国民をリーダーの下に結集させる効果は、マクロンを強力に後押しするはず

マクロン陣営は、当初はロシアの侵攻を止めようとする大統領の努力に焦点を当て、開戦後はNATO諸国との協力を強調
一方、長年ロシアのプーチン大統領にすり寄り、NATOを軽視してきたルペンは苦しい立場に
大急ぎで独裁者プーチンとの友情をうたった120万部の選挙パンフレットを破棄
その指導力を称賛した過去をナイナイしようと

だが今回の選挙では、ウクライナ戦争以上に2つの国内問題が重要なカギを握る
フランスでは現在、人口の10%近くがイスラム教徒
ルペンさん(と父親のジャンマリ・ルペン)やゼムールさんのような極右政治家は数十年前から、フランスのアイデンティティーに対する移民の危険性を説き
イスラム系移民への反対を訴えてきた
ルペンさん
「移民の国フランスはもう終わりだ」
フランスは「多文化主義のベールの下に」埋もれてはならない
イスラム系女性のベール着用問題と、多文化主義が社会を腐敗させるという右派の見方を結び付けた

ゼムールはさらに過激で、大置換と呼ばれる陰謀論を支持
近い将来イスラム教徒がフランスの白人カトリック教徒に取って代わるという主張

4年前、ガソリン価格の高騰に抗議して30万人以上が黄色の安全ベストを身に着け、フランス全土で街頭デモを繰り広げた
黄色いベスト運動は、過去30年間の共産党と社会党の凋落もあって、左派と右派のポピュリストを糾合
マクロンを上流支配階級に特徴的な傲慢さとエリート主義の産物と見なしている
黄色いベストとルペンさんは、どちらも根深いポピュリストの怒りを体現する

一方、マクロンさんは経済改革に取り組む能力を強調
社会の結束とEUの統合推進を主張
スローガンは「フランスを前進させるためにヨーロッパを変えよう」
マクロンさんは理性に訴え、ルペンさんは恐怖と怒りに訴える
古典的な政治的分裂

・・・いかに不満を持つ人の
処遇を改善?
これ世界の問題
政治ヤさん
どうしても銭を持つ方に・・・

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