2022年4月11日月曜日

トラさんプーさんに協力依頼 バイデンさん息子がアホ

トランプ前大統領がプーチン大統領に
バイデン米大統領の息子、ハンター・バイデン氏とロシア政府関係者からの資金提供問題をめぐり、追及のための協力を要請
3/29公開された保守系リアル・アメリカ・ボイス・ネットワークの番組“ジャスト・ザ・ニュース”にて、トランプ氏
「350万ドルは大金だ。元モスクワ市長の妻がなぜバイデン親子に支払ったのか、プーチン氏は説明すべきだ」

2020年のアメリカ大統領選の際、トランプ氏
ハンター氏が元モスクワ市長の故ユーリ・ルシコフ氏の妻、エレーナ・バトゥーリナ氏から資金提供を受け取ったとして口撃
ハンター氏の弁護士は選挙戦中、トランプ氏の批判を正面から否定したにも関わらず、掘り返した格好
中間選挙を控え、共和党議員の一部はトランプ発言の火消しにまわる
2012年の大統領選の共和党候補であり、トランプ氏とは不仲で知られるロムニー上院議員(ユタ州)
プーチン氏を「地球上で最悪な人物の1人」
「頼み事をする相手ではない」

同じく、反トランプ派の1人であるメリーランド州のホーガン知事
「ウクライナで(ロシア軍による)残虐行為が続くなかで、最悪な要請だ」
「容認できない」
ホーガン氏といえば、リベラル寄りな州の知事なだけに中道派の共和党員
3月には親トランプ派による弾劾訴追を回避した

一方、共和党議員の大半は沈黙
トランプ氏と近いグラム上院議員(ノースカロライナ州)
「プーチン氏に依頼すべきではない」

コーニン上院議員(テキサス州)
「プーチン氏を信用しない」

2024年の大統領選出馬が取り沙汰される保守系のクルーズ上院議員(テキサス州)
その他の同党議員の多くに倣いインタビューを見ていないと回答

共和党にしてみれば、トランプ氏がウクライナ侵攻開始後の2月末にプーチン氏英」と称賛した事実もあり
中間選挙を控え君子危うきに近寄らずの姿勢が吉と
トランプ氏に同調すれば無党派層にそっぽを向かれ
反発すれば岩盤の親トランプ派からの攻撃に直面しかねず
沈黙は金
しかも、トランプ氏は在任中に2回の弾劾裁判を受けた史上初の大統領
そのうちの1回はウクライナ大統領への職権乱用とあって
ウクライナ危機の最中、古傷を蒸し返す余裕はない
当時を振り返ると、ゼレンスキー氏が2019年5月に大統領に就任して早々、猛烈な圧力を掛けたのはプーチン氏ではなく、トランプ大統領(当時)だった。

トランプ氏の顧問弁護士のジュリアーニ氏
ゼレンスキー氏に早々に電話で接触、ハンター氏と天然ガス会社ブリスマとの関係につき調査を開始するよう要請
19/7/25のアメリカ・ウクライナ首脳電話会談で
トランプ氏が再度詰め寄ったものの、ゼレンスキー氏が明確に応じなかったため
$4億のウクライナ支援が保留に
それから約3週間後の同年8/12、内部告発者が情報機関の監察官にトランプ氏による強要を訴え出た
同9/24にはペロシ下院議長がトランプ氏の行為をめぐり弾劾調査を開始すると宣言
同年9/25にトランプ氏とゼレンスキー氏が首脳会談を行う直前
ホワイトハウスが同年7/25の両者の電話会談記録を公表
目まぐるしい展開を経て、20/1に開始した弾劾裁判は同年2月に無罪で幕引きを迎えた

トランプ陣営は、他にも爆弾を抱える
NY州最高裁判所は2月、トランプ氏と息子のトランプ・ジュニア氏、イヴァンカ氏の3人に、トランプ一族が経営する複合企業トランプ・オーガナイゼーションをめぐり
民事調査で証言するよう命じた
融資調達や税の優遇措置を受けるため、保有資産の価値をその都度不当に増減して申告したとの“詐欺疑惑”を受けたもの
アメリカ国立公文書記録管理局(NARA)も2月
トランプ氏がフロリダの自宅に政府機密を保管していたと報告
アメリカメディアによれば
回収した公文書は15箱
トランプ氏が公文書を無断で破棄するなど記録法違反の可能性があると
さらに下院特別委員会は3月
21/1/6に起こった議事堂襲撃事件の最中
ホワイトハウスの通話記録に7時間37分の空白を発見
他者との連絡を隠匿した疑いが

ただし、バイデン氏の支持率がロイター/イプソスやNBCの世論調査で3月後半にそれぞれ40%と
政権発足以来で過去最低を更新
民主党陣営は敵失を待っていられる状況ではない
むしろ、バイデン氏の泣き所が今まさに突かれようとしている

2020年米大統領選まで1ヵ月を切った同年10/14、保守系タブロイド紙NYポスト
独占スクープとして、バイデン氏の次男ハンター氏の疑惑のラップトップPCについて報じた
ハンター氏が修理屋に持ち込みつつ引き取りに現れなかったため、規定に基づき90日後に店主がデータを開くと
2009~19年に取り交わされた217Gbのデータを発見
そこには、ウクライナの天然ガス会社ブリスマからの月$5万の報酬や
エネルギー複合大手の中国華信能源から受け取った$500万
加えて父バイデン氏の関与を示す記述が明記されていた
当時、ツイッターを始めソーシャルメディア大手は
店主からトランプ氏の側近だったジュリアーニ氏を介してNYポスト紙に情報が渡った事情もあり
同記事を含めこの疑惑に言及する投稿のブロックを決定
主流メディアも“誤報”あるいは “ロシアが関与した偽情報”として扱い
大統領選にそれほど影響を与えなかった
潮目が変わったのは3/16日
ニューヨーク・タイムズ紙が
ハンター氏のラップトップPCの存在を認め、これを皮切りにワシントン・ポスト紙の他、主流メディアが続いた
各メディアが方向転換した理由に
ハンター氏に対する連邦検察当局の捜査が前進したことが挙げられる

アメリカメディアによれば
海外企業からの報酬に関する税務処理のほか資金洗浄、外国企業によるロビー活動で法令違反の可能性を見据えた捜査が進み
デラウェア州連邦検事局は大陪審での証言を視野に入れていると
ハンター氏側は違法行為を否定するが、ウクライナ危機下でも、有事での“旗の下の結束(rally ‘round the flag)”が一時的で
バイデン氏の支持率が低迷する理由は
インフレ高進に加えハンター氏への疑惑再燃が影を落としたと考えられる

問題は、国民がハンター氏のラップトップ疑惑をどう捉えているか
保守系調査会社ラスムセンが3/20、21に実施した世論調査で
66%が重要と回答
重要ではないとの回答の31%を上回った
党派別での非常に重要との回答は共和党が75%
民主党が26%に対し
無党派層は46%
中間選挙で明暗を分ける無党派層は半数近くに及んだ

また、ユーガブ・アメリカが3/18~20に実施した世論調査
アメリカメディアのハンター氏のラップトップ疑惑の取り扱いが不十分との回答は36%
しかし、こちらも党派別で回答が分かれた
共和党が65%、無党派層は44%に対し
民主党は8%

ハンター氏の疑惑をめぐり、共和党支持者だけでなく無党派層の間でも関心が低くない
共和党陣営は慎重に同問題を取り扱いつつある
手始めに、上院議員から下院議員、共和党全国委員会委員長など、ニューヨーク・ポスト紙のスクープ関連投稿を凍結したSNS企業への調査の開始を呼び掛け始めた
うまく世論を味方につけ、中間選挙で勝利し上下院で過半数を獲得すれば
ハンター氏の疑惑を本格的に調査
弾劾裁判に発展させうる

複数の共和党議員は、既にバイデン氏の弾劾調査の可能性について言及
下院監視・政府改革委員のコーマー下院議員(ケンタッキー州)
ハンター氏の問題に加えワクチン接種義務化をめぐる政権対応
供給制約を対象にすると公言
ギブス下院議員(オハイオ州)
アフガニスタン撤退を問題視
クルーズ上院議員(テキサス州)
トランプ氏への2回に及ぶ弾劾裁判について
「民主党が一線を越えた」としており
共和党が下院で多数派に躍り出れば「(バイデン氏)弾劾の圧力に直面する」

ただし、共和党にも懸念材料がある
バイデン氏の支持率は一部の調査で再び過去最低を更新しているとはいえ
好感度ではトランプ氏を上回っている
NBCが3/18~22に実施した世論調査で
バイデン氏を好ましいとする回答が37%、トランプ氏は36%と僅差だった
好ましくない、との回答はトランプ氏が50%でバイデン氏の46%を上回った
さらに、トランプ氏が支持表明した議員に投票しないとの回答は47%だった
バイデン氏の場合は42%だった

振り返れば、21/11に民主党寄りのバージニア州で行われた知事選で共和党候補が辛勝したのは
トランプ氏の支持を受けながら選挙活動でトランプ氏と距離を置く“ステルス・トランプ作戦”が奏功したため
共和党の課題は、中間選挙でイギリス エコノミスト誌が“興行師”と呼んだトランプ氏を舞台袖に抑えられるかに掛かっている?

・・・バイデンさん
息子がアホ
民主党も他に候補はいたろうに
まあ、時の運というか、ムードというか
それで左右される大統領選挙
なんせトラさんが大統領になったくらいなんで

今日は~
フクジュソウ/Adonis ramosa

3月半ば~終わり
ウチの普通種のほう
これもイイ
一緒にセツブンソウも咲いてる

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