2021年2月15日月曜日

レンズが変わる

Metalenzというスタートアップ
同社は”光メタサーフェス”と呼ばれる技術を利用した単一のフラットなレンズシステムによりカメラに変革をもたらそうとしている
従来のレンズと同等の品質の画像を生成でき、大量の光を取り込むことで写真がさらに明るくなり、省スペース
今のレンズは色による焦点距離バラつき、色収差
(凸レンズの場合、可視光では紫あたりの焦点距離が一番短く、赤の焦点距離が一番長い)
を補正したり
直線のモノの像が歪曲する歪みetcを補正するために複数枚のレンズを使う
場合によっては異常分散物質(蛍石、EDガラスetc)のレンズや非球面のレンズを組み込んだりする

Metalenzは縦横1~3mmの大きさのガラスウェハーに単一のレンズを取り付ける
顕微鏡でよく見ると、人間の髪の毛の1,000分の1の幅の構造が見える
これらの構造が光線を曲げ収差を補正する
Metalenzの中核技術は共同創業者兼最高経営責任者(CEO)のロバート・デヴリンが、同じく共同創業者で著名な物理学者のフェデリコ・カパッソとともに、ハーヴァード大学で博士号の取得に向けて研究するなかで開発された
そして17年、その研究グループから派生して誕生したのがMetalenz
これらのパターン化されたナノ構造を光が通過するわけだが、顕微鏡で見ると直径の異なる数百万もの円で形成されているように見える
デヴリンさん
「湾曲レンズは光を曲げるために光の速度を上げたり下げたりしますが、これらの円の一つひとつはそれと同じ機能をもっており、円の直径を変えるだけで光を曲げたり変形したりできます」
結果として得られる画質は、複数のレンズを用いたシステムから得られるものと同じくらいシャープ
ナノ構造は従来型のカメラにありがちな画像を劣化させる収差の大部分を低減・除去する役割を果たす
Metalenzのレンズは、より多くの光をイメージセンサーに取り込むことができるので、従来型のレンズを使った場合よりも明るく鮮明な画像を得られるという
あと、コンシューマー向けや産業向けのデヴァイスと同じ工場で新しい光学系を生産できる
Metalenzは半導体業界をリードする2社とパートナーシップを結んでおり、現時点でMetalenzのチップを1日に100万個のペースで生産できる

Metalenzのレンズは、2021年末に向けて量産が開始される計画
最初の用途はスマートフォンの3Dセンサーのレンズシステムになるという

・・・フレネルレンズのコマくて収差なんか補正するヤツ?
しかし、イロイロな収差を補正するとなると
そのパターン化されたナノ構造を設計したり
それを作る技術はとてつもない・・・と
でも、今の半導体の製造技術は、それをクリアーしてるってこと?
高くてデカいカメラや望遠鏡のレンズが過去のものに?

今日は~
チタノプシス カルカレア/Titanopsis calcarea

え~花が・・・
去年末から
ただ開いてるのを見てない
たしか去年の5月に咲いたんだけど
なんで?

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