香港のアメリカ総領事館が政治亡命を求めるも、総領事館が拒否・・・でビックしたけど
インドネシア出入国管理当局が9月にテロ関連容疑で有罪判決を受けてインドネシアの刑務所に服役していたウイグル族4人を密かに中国に強制送還
判決で4人に科された罰金は中国大使館が代わりに支払ったとされていることから、インドネシア政府が最終的にウイグル族4人を中国の求めに応じて釈放、強制退去処分にしたとみられている。中国大使館、インドネシア外務省、入国管理局を管轄する法務人権省のいずれもウイグル族4人の中国への強制送還に関してダンマリ、人権上問題があることを知った上でインドネシア側が密かに送還したことは確実?
これは2020/10/23にアメリカ政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)ネット版が特報の形で伝えたもので、インドネシアのメディアではこれまでのところ報道された形跡はない。RFAによると、ウイグル族4人は2015年にテロ関連法違反容疑と不法入国容疑で逮捕され、ジャカルタ地裁で禁固6年と罰金1億ルピアの有罪判決を受けて服役中だった。罰金は未納状態が続いていたという。4人が服役していたのは中部ジャワ州南海岸沖の島にあるヌサカンバン刑務所、テロ犯罪者や麻薬犯罪で死刑判決を受けた服役囚など重大犯が収監されるインドネシア国内でも有数の警備が厳重な刑務所として知られている。RFAに情報をもたらした当局関係者によると、9/17に同刑務所に入管当局者が 4人のウイグル族受刑者を入管施設に移送する との命令書を持参して訪れ、4人を移送したという。その後、正確な日時は不明ながら、そう時間を置かない9月中に強制送還されたものとみられている。送還先に関しては関係者がRFAに「罰金を中国大使館が肩代わりして支払ったことから中国本国に送還されたのは間違いない」
RFAによる事実関係の問い合わせに対してジャカルタの中国大使館は反応なし
・・・今は知らないって
インドネシア外務省「そうした情報は持ち合わせていない、担当は法務人権省なのでそちらに問い合わせをしてほしい」。その法務人権省の担当者「ウイグル族強制送還の情報は確認できない」、入管当局も同様に「確認できない。インドネシア政府側で 本件に関しては肯定も否定もしない という統一見解ができている
ウイグル族問題、ウイグル族の処遇は極めて高度な外交的配慮に基づくもの?
インドネシア政府は以前から中国政府によるイスラム教徒であるウイグル族への弾圧、人権侵害を批判してきた。もちろん中国政府はそうした国際社会の批判を全否定し続けている。
2016年、中国政府が今回強制送還された4人のウイグル族に関して、中国で拘束されているインドネシア人銀行家との交換引き渡しを求めてきたことがある。この時は「銀行家が逮捕されている経済犯容疑とウイグル族のテロ容疑では犯罪の性格が異なる」として、インドネシア政府は断固とした姿勢で中国の求めを拒否している。同じイスラム教徒でミャンマー政府から少数派として人権侵害を受け隣国バングラデシュに脱出したり、海路マレーシアやインドネシアに難民として渡航したりしているロヒンギャ族に関して、インドネシア政府は人権擁護や同じイスラム教徒擁護の立場から積極的に関わり、発言し、ミャンマー政府を批判してきている。
同じイスラム教徒でありながら、迫害、人権侵害を受けているという同じ境遇にあるロヒンギャ族とウイグル族との差異は何か?、それはインドネシアとそれぞれの背後にある国家との関係性の違い以外に理由は考えられない。つまりミャンマーには徹底して批判的であり、中国にも表向きは判的ではあるが基本的には介入しないという歴然とした差がある。そうした矛盾する立場について、インドネシアのルフト・パンジャイタン調整相(海事・投資担当)は2019/12に「中国の内政問題にインドネシアは基本的に干渉しない」と明言して、ウイグル族問題は中国の内政問題との認識を明らかにしている。
このことからウイグル族問題は「中国の内政問題であり、干渉を避ける」ことが今回の強制送還の主な理由とみられている。
ミャンマーのロヒンギャ族問題についても、同国のアウ・ンサ・ンスー・チー国家最高顧問兼外相が何度も「内政問題である」と繰り返し強調している。
インドネシアのシンクタンク 紛争政策分析研究所(IPAC)によると、2014年~2016年にかけて少なくとも13人のウイグル族がマレーシア経由でインドネシアに不法入国し、インドネシアのテロ組織 東部インドネシアのムジャヒディン(MIT) との合流を企図したという。今回強制送還されたウイグル族4人も中国の新疆ウイグル自治区から中国国内を南下、ラオス、タイ、マレーシアを経由してシンガポール南方のインドネシア領バタム島に偽パスポートで不法入国したことが裁判の過程で明らかになっている。
ウイグル族4人の弁護士は「4人はトルコ旅券を所持し、休暇でインドネシアに渡航した」としていた。しかし検察側はマレーシアからトルコに向かうウイグル族脱出ルートがあることから、マレーシアの業者から偽のトルコ旅券を得て、MITに参加する目的でインドネシアに不法入国し、実際にテロ活動にも従事していたと主張し、裁判で認められた経緯がある。4人は2016年9月にスラウェシ島中スラウェシ州ポソで治安当局によってテロ容疑と不法入国容疑で逮捕され、起訴、裁判で実刑判決が確定して服役していた。インドネシア治安当局によると4人以外の不法入国したウイグル族はMITに合流後、MITの活動拠点であるポソ周辺で活動中にインドネシア軍の掃討作戦などによる銃撃戦で全員が死亡したとされている。
インドネシアの民間シンクタンク 急進主義・脱急進化研究センター(PAKAR)のモハマド・トフィックローマン氏はRFAに対して「インドネシア政府がこれまでウイグル族問題で中国を批判してきた立場から、今回のウイグル族服役囚の中国への強制送還が公になれば、政府への批判集中は避けられないことになるのは確実だ」
アムネスティ・インターナショナルのインドネシア支部、さらにIPAC 「4人は中国に送還され次第処刑される可能性もあり、そのリスクにさらしたことは明白な人権侵害であり、国際法違反であり、いかなる理由によってもそれを正当化することはできない」
ジョコ・ウィドド政権がテロ対策で厳しいし姿勢を示していることと同時に中国政府に対して一定の配慮をせざるを得ないという複雑な立場が今回のウイグル族の強制送還に繋がったものとみられている。
・・・対中政策で強硬さを強調するトラさん・・・ちょっとマズくない?
・・・中東でスーダンとイスラエルが国交正常化する時代だし?
・・・死霊魂のワン・ビン(王兵)監督・・・今ドコにいるの?生きてる?
今日は~
シクラメン
夏に水切れでヘトヘトに
その後、新しいハッパが出てきてなんとかなりそう
もう1つは・・・ダメみたい
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