外国人技能実習機構の体たらく

ぼや川より
ユルめれば・すぐツけ上がる・妻とゴム
・・・ユルみっぱなし・・・

現在、日本で働く外国人労働者は約146万人
そのうち、技能実習生は32万8360人、留学生は29万8980人
いずれもアジアから来た20～30代の若者が大半
改正入管法の施行に伴い、今後5年間で最大34万人の外国人労働者が新たにやって来る
だが・・・
技能実習生や留学生は多額の借金を背負い、アジア各国から日本へ出稼ぎに来る
だが日本人は国を挙げてアジアの若者たちを喰い物にし、安い労働力として使い捨て
2019/7ベトナム人技能実習生・留学生を支援している東京都・港区の浄土宗寺院日新窟で
ベトナム人技能実習生のグエンさん（25歳男性・仮名）とホアンさん（24歳男性・仮名）
「私たちは仙台の内装・建築会社で働いていました。これはその時の給与明細書です」
「会社は嘘つきです。今はもう日本人が怖い」
2人はベトナム南部のホーチミン市出身
本国の日本語学校で机を並べて勉強した
彼らは2016年に来日後、仙台の内装・建築会社の実習先に配属された
だが、そこで待っていたのは奴隷労働
2人は同社で1年半～2年近く働いたが、この間「給料をいくらもらったかは分からない」
会社が給与明細書を発行してくれなかったから
昨年、何とか頼み込んで給与明細書を発行してもらったが
そこには衝撃の数字が
ホアンさんが昨年3～4月、6～8月分の給与明細書を持っていた
3月分給与は14日出勤で支給額は8万2362円
4月分は17日出勤で8万7627円だった
しかし実際の出勤日数は25日以上だった
会社側に抗議したところ、さらに出勤日数と支給額を減らされた
その結果、6月分は1日出勤で6948円
7月分は8日出勤でマイナス4220円
8月分は1日出勤でマイナス2万0175円だった
さすがにマイナス分は徴収されなかった
なぜ5月分の給与明細書がないのか
ホアンさんの記憶は定かではなかったが、支給日を確認すると4月27日に3月分給与が
5月27日に4月分給与が支払われたあと、6月27日に5月分給与を飛ばして6月分給与が支払われていた
さらに詳しく見ると、6月分給与が6月27日に支払われたあと、7月分給与は7月27日ではなく8月27日に支払われていた
おそらく5月分給与は元から支払われておらず、その帳尻を合わせるために7月27日の給料日はなくなった？
ホアンさんが昨年3～8月の6カ月でもらった給与は手取りで17万6937円
マイナスを加味した額面で15万2542円だった
毎月20日以上、つまり半年間で120日以上働いて給料が18万円にも満たない
日給は1500円以下
2人は食費にすら事欠き、寮の近くに住む他のベトナム人に食料を分けてもらったり、畑の道端に捨てられている野菜を拾って食べたりしていた
「出勤日を1日にされてからもう一度抗議したら、部長からもの凄く怒られました。その後、『切符を買ったからベトナムに帰れ』と言われました。監理団体にも連絡しましたが、何も言いませんでした」
その後、本制度を統括する外国人技能実習機構（通称「機構」）が査察に入り、2人は突然仙台の実習先から群馬の監理団体に預けられた
「実習先の会社からは『解雇だ』と言われ、機構と監理団体からは『技能実習は活動停止だ』と言われましたが、詳しい事情はよく分かりません。とにかく何も分からないまま会社を辞めて群馬に行きました」
事実確認をするために機構へ問い合わせたが
「個別の事例については情報を公開していません」の一点張り
当該企業もすでに倒産していた

技能実習生は制度上、従事可能な職種や作業が定められており、グエンさんとホアンさんは内装の職種で技能実習を認められ、会社との契約書でも従事すべき業務は表装（壁装作業）と明記されていた
しかし、実際の労働内容は
「建築現場での運搬作業や解体作業など、職種とは無関係な雑用ばかりやらされました。日本人がやりたくない仕事ばかり押しつけられる」
「それ以外にも社長や部長の自宅を建てさせられたり、社長が持っている田んぼの田植えをさせられました。昨年は半月以上かけて手作業で田植えをしました。どれくらい広いか、ですか？ ……とにかく広かったです」
「朝8時から現場で仕事をします。休憩時間は1時間。日本人は昼食をとったあと時間一杯まで休むけど、ベトナム人はご飯を食べたらすぐ仕事に戻る。仕事が終わるのは夕方6時。日本人は定時で帰るけど、ベトナム人は夜中12時まで仕事をする。残業手当はつかない。現場が遠いと寮に帰るのは朝2時。やっと夕食をとって、次の日のお弁当を作ってから寝る。起きるのは朝5時。睡眠時間は1～2時間だけ」
契約書では休日　定例日：毎週土、日曜日、その他と記載されていたが
休日出勤もざらであり、当然のように休日手当はもらえない
「でも、それは我慢できる。辛いのは、日本人の態度が悪いこと。木材で殴る、安全靴で蹴る、顔に向けて吸い殻を投げる、『アホ』『バカ』『死ね』『現場から出ていけ』『仕事を辞めろ』『ベトナムに帰れ』と毎日怒鳴られる。会社の人はパチンコで勝つと優しくて仕事をくれるけど、負けると厳しくて仕事をくれない。仕事がもらえず、何もしないで過ごした時間も沢山ありました」
この実習先では6人の実習生がいたが、1人は帰国、2人は失踪、グエンさんとホアンさんを含む3人は様々な事情から群馬の管理団体に預けられている
だが、彼らには借金が残っている
家族に事情を打ち明け、日本で得た僅かばかりの賃金とベトナムで両親がコツコツ蓄えた貯金を返済に充てているが、完済には足りない

後日、日新窟から連絡が
2人は監理団体からそれ相応の和解金を得て帰国することになった
「皆さんのおかげで借金の心配はなくなりました。ベトナムに帰ったらまた勉強します。『特定技能』の枠でもう一度日本に来て、今度こそ技能を身につけたい」

・・・だけど稼げるはずだった銭は・・・
これが、まかり通る
改正入管法では
こういうコトが起こると云われてた
お役人様・政治屋さんは・・・
どうせ外国人技能実習機構は天下りの・・・
これ犯罪じゃないの？

今日は～
ストレリチア ユンケア/Strelitzia juncea

お盆
株分けした時
ヤバそうなハッパは２・３本切った
けど・・・
２本枯れた
とりあえず切って
涼しくなるまで1/週⇒２/週の水やりかな