2019年8月14日水曜日

マン⇔マシーン

ぼや川より
新人は・鳴り物いりで・頭が高い
・・・やっぱ・・・

2017/8
U.S.S. John S.McCainと石油タンカー
U.S.S. John S.McCainの舵を取っていた水兵が船のコントロールを失い
タンカーの進路を遮ってしまった
その結果発生した衝突によって10人が死亡し、58人以上が負傷した
この衝突事故を受けて
アメリカ海軍は一部の船で
不人気のタッチスクリーンによるインターフェースを廃止
伝統的な機械式のコントロールを採用
アメリカ海軍、タッチスクリーンによるインターフェースについて
「そうできるからといって、そうすべきだとは限らない」

アメリカ国家運輸安全委員会
本質的にはその水兵が船の操舵方法を理解していなかったことが原因
その背景には、適切な訓練が施されず、ドキュメントも整備されていなかった
Northrop-Grumman(ノースロップ・グラマン)が設計したIBNS(Integrated Bridge and Navigation System、統合ブリッジナビゲーションシステム)は、さまざまな機能が組み込まれた2つのタッチスクリーンを備えている
しかし、システムが複雑なのために
ある水兵が、実際には船の片側ある1つのスロットルしかコントロールしていない状態で、船のすべてのスロットルをコントロールしていると勘違い
そのため、John S. McCainは接近中のタンカーの進路に向かって急旋回
「事故後の聞き取りによって明らかになった水兵の誤解と、John S McCainに恒久的に配属されている他の乗務員の誤解が、IBNSに関する資格認定プロセスと、訓練について、かなり根本的な問題を浮き彫りにした」
これらのシステムが、実際にどのように動作するものであるか
危機的な状況において必要とされる操作を迅速に実行することができない
本当は誰も理解していなかった

アメリカ海軍技術者協会主催のイベントで講演した海軍少将ビル・ガリニス(Bill Galinis)氏
包括的レビューの対象となった艦隊からフィードバックを受け取るようになり、目が覚めるような感覚を味わいました
それは、私の心の中で「そうできるからといって、そうすべきだとは限らない」というカテゴリーに分類されたのです
私たちは、クラス51(駆逐艦)用に特化した操舵コントロールシステムを作ったのです
複雑過ぎました
ガラスの下にタッチスクリーンがあり、それで何でもできるというものでした
私たちは機械式のスロットルを廃止しました
それに対して艦隊からもたらされたフィードバックが、もっとも重要だったのでしょう
使いものになるスロットルを付けてくれ、というものでした

・・・やっぱマニュアル
タッチスクリーン(ボタンでも)CPUを介する場合プログラムで動く
バグ・余計なお世話etcがない
車でも空調・操舵・ブレーキetcで違うダロって動きをすることが・・・
ダイレクトで機器を操作すれば
レスポンスは早いし予期しない動きも無い
練度はいるけどヒトの感性にはしっくりくるんで間違いがない
プログラムでは
プログラムを作った時・ヒトの想定した範囲での動きしかできない
ヒトの感性は練度が上がれば時にソレを超え
予期しないトラブルにも対応

今日は~
マツハリラン/Holcoglossum yunnanensis
やっと咲いた
5月
手にしてからズ~っと咲かなんだ

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