2018年11月28日水曜日

キャッシュレスで1811

ぼや川より
息子から・着いた土産は・着払い
・・・なんかな~・・・

日本では、2019年10月に実施予定の消費税10%への引き上げに際し、ポイント還元制度をつくって中小商店でのカード払いの普及を図る
・・・カードも持てない貧乏人は・・・
かつて「旅行に行くときは必ず現金をもっていくように」と言われていたギリシャでは、2年前にすべての買い物でのカード支払いを義務に
違反した場合は€1000~€5000の罰金、悪質な場合は営業停止になる
フランスでも、店で現金は€1000までしか使えない(非居住者である旅行者は€1万まで)
もっとも、ギリシャの措置の理由は、消費税にあたる付加価値税の脱税を防ぐため
直接現金払いで課税を逃れていた額は年に€80億にのぼるという
フランスもマネーロンダリング対策だというが同じ狙いがあることは間違いない
なんだけど、突然銀行からあなたの口座を閉鎖します・・・
ある方が
大手銀行のとある支店、ある日突然、ATMに現金を入れられなくなった
支店のATMに現金を入れようとすると
「この操作はできません」
フランスの銀行は、オペラ街やシャンゼリゼのような都心の支店を除いては、コンビニぐらいの広さしかない
窓口はなく、受付が1人か2人、あとは奥に相談室がいくつかあるだけ
20年ぐらい前までは、小さな支店にもちゃんと窓口があって、現金の出し入れもしていた
いつの間にか窓口はなくなり、業務はすべてATMで客が自分で行うようになった
何年か前、受付の人が特別なカードを使ってATMで入金してくれたことがあった
今回も同じように頼んだら、「できない」と
もうそのサービスもないのだという
受付の女性は、コンピュータで口座情報を見て
「手続きしましたからカードの不都合は1週間したら直ります」
1週間後、銀行へ行ったがまた現金を入金することができない
この日は、受付にもう1人若いスーツ姿の行員もいて、2人でコンピュータの画面を睨んで「おかしいな」
と、その翌日、この支店長名で書留が
〈口座閉鎖前の予告 我々は、関係を維持することはもはや適切ではないとお知らせします。したがって、本状の送付から2カ月、つまり遅くとも2018年X月XX日までにあなたの口座を無料で閉鎖します。(中略)閉鎖の日に残高不足が出ている場合には、15日以内に支払い義務が発生し、この赤字分については無断貸越の利子の完全な返済まで要求します。すみやかに、全ての支払い手段、とくに小切手帳と銀行カードを返す義務があります。口座を閉鎖した日付で、私たちは、あなたの口座に登録されている自動振替について、破棄通告します〉
電話すると担当者に回された
銀行には必ず担当者がいて口座をつくるときにも窓口で書類に書いて署名すればいい、というわけではなく、アポを取らなければならない
「書いてある通りです。もうあなたの口座は閉鎖するということです」
面会を申し込むと「会う必要はありません。もう決まったことです」
理由は「先月あなたに2度電話したのに出なかった。留守電に入れたのにかけてこなかった。あなたは不誠実だ」
電話を受けた覚えはない
携帯にかけたというから、履歴を確認したがそのような記録は残っていない
メッセージも残っていなかった
とにかく銀行へ行った
ところが、担当者に取り次いでもらっても面会を拒否された
現金が入らなかったのは、このせいだった
しかし、コンピュータではなぜそんな事態が起きたのか、行員たちにもまったくわからなかった
昨日から受付のところにいる新顔は研修中で
小声で「実は僕も口座を開けないんですよ。本採用になったら大丈夫だと思うんですけどね」
そんな話をしていると、支店長が客を送りに出てきた
受付は「彼女が私の担当だ」
支店長が担当するといってもべつに上客だからではなく
「その他大勢」
「電話で話したものですが」と言うと顔をしかめて
「もう決まったことです。あなたと話すことなんかない」

家人(フランス人)に話すと
「やめときなさい。いじわるされるだけだから」
友人のフランス人新聞記者と会った時に話した
すると、彼の両親にも同じようなことが起きたと
「残高不足にならないように注意していたのに……」と言うと
「だから嫌がられたんじゃないか? カードローンやリボ払いしてたら銀行は儲かるからね」
スマホで、専門家による解説記事のようなものを見せてくれた
「銀行は、理由を知らせずに口座を閉鎖できます。しばしば、預金が残っていても銀行にあまり利益をもたらさなかったり、費用が掛かりすぎるからという理由で行われます」
ネットを見ていると、別の銀行だが、こんな書き込みがあった。
「動機もないのに口座を閉められた。他の銀行を見つけるのに2カ月かかった」

キャッシュレスとは、つまり銀行口座がなければ何もできない
ネットバンクや大手小売チェーンが銀行をつくって、その分間口を広げているが、彼らも民間のお金(カネ)屋さんで同じことが起きる
フランスでは、1984年に給料の支払いを原則小切手か銀行送金とするとしたとき
あわせて預金口座開設権を設けて、銀行が拒否した証明書を出すとフランス中央銀行の命令で強制的に口座を開かせる制度をつくった
しかしその手続きではクレジットカードや小切手はつくれない
銀行はこの制度を逆手に取って、低所得者や儲かりそうもない客を簡単に拒否するようになった
フランス中央銀行は、拒否した銀行に口座開設を命令するわけではなく地域で順番に選ぶので、もうからない客が自分のところに回ってくるのが減る

・・・日本も?

今日は~
ワケギ・イブキジャコウソウ
放置してたら
わっさわさ
ミヤマオダマキとかイワデンダとか飲み込まれた
どしよ




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