2017年12月2日土曜日

夢が現実に

ぼや川より
あわてるな・どうせ夫が・先に逝く
・・・生きてやる・・・

1990年代半ば、あるジュース企業がコスタリカの荒れ果てた牧草地にトラック1,000台分のオレンジの皮を廃棄
これが長い年月を経て緑豊かな森が再生
このプロジェクトは、プリンストン大学のダニエル・ジャンツェンとウィニー・ハルバクスがコスタリカのオレンジジュース会社デル・オーロ社に持ちかけ1997年に発足
デル・オーロ社が国立公園の1つであるグアナカステ保全地域に隣接する土地を寄付することに同意すれば
廃棄されるオレンジの皮を無料でその土地に投棄することを認める
デル・オーロ社はこれに同意し、トラック1,000台分にあたる12,000トンの廃棄皮をほとんど不毛だった土地に投棄
6ヶ月もするとオレンジの皮は分厚く黒いローム質の土壌に変わった。ハエがたかり、ウジ虫が湧くどろどろの状態と完全な状態との中間の段階

この幸先のいいスタートにもかかわらず、競合企業のティコフルーツ社がデル・オーロ社に対して国立公園を汚染していると訴訟を起こした
最高裁はティコフルーツ社に味方
このプロジェクトは開始から2年で中止に追い込まれた
にもかかわらず、その時点でに3ヘクタールがオレンジで敷き詰められ、地上のバイオマスは176パーセント上昇していた
プリンストン大学の生態学者ティモシー・トゥルーアーさん
「企業と公園にとってウィンウィンであるばかりか、誰にとってもウィンな状態です」

16年後の2013年、トゥルーアーさんは別の研究でコスタリカを訪れた際に現地がどうなっているか見てみることにした
彼は当初、道路からほんの数メートルの位置に、黄色い文字で「実験地」と書いた標識を立てていた。その高さは2メートルあったため、現地に行けばその土地だとすぐに気づくと思ってい
しかし16年後、乾燥しきった土地の風景はもはや見分けがつかないほどに一変し、目印だった標識が見えなくなるほど鬱蒼と蔦が生い茂るジャングルになっていた
「蔦が生い茂って、そこにオレンジがあったことなんてまるで分からず、見つけるまでに数年かかりました。いろいろな場所に足を運びましたよ」
オレンジの皮を捨てなかった付近の対照エリアとの比較からは、実験的な堆肥が土壌を豊にし、樹木バイオマスや樹木種の生物多様性が増加していることが判明
中には大人3人が腕を伸ばしてようやく抱きかかえることができるほどのイチジクの大樹まで生えていた
現時点では、オレンジの皮がわずか16年でここまで効果的に土地を再生させた仕組みについては完全には判明していない
侵入種の草を抑制し、ひどく劣化した土壌を刷新するなど、何らかの相乗効果があったのではないかと推測
その仕組みが分からずとも、同じような保全プロジェクトへの応用が期待される優れた成果
廃棄物を処理し、土地を活性化するという効果の他にも、森林の増加は大気中に含まれる二酸化炭素の吸収源にもなる
それはひいてはこの土地再生プロジェクトが地球をも救う手助けに・・・
 「私たちの住むこの世界に、養分に乏しい荒廃した生態系と栄養が豊富な大量の廃棄物で満ちていることは残念なことです。それが少しでも調和することがあればいいですね」

・・・有機物を捨てて土を肥沃に・・・よくある夢想
だけど、なかなかうまくいかなかい
河川が富栄養化したり、人が近くに住んでると臭いが耐えられなかったり
結果がでるのに異様に時間がかかったり
たぶんオレンジの皮の成分が・・・

今日は~
フキ
画は4月
家の西と北
ギョウジャニンニクやハコベなんかも写ってる

今日は何年かぶりにザクロの徹底剪定
いつもは徒長枝や逆枝を適当に抜くていど
しかし枝が混んできたせいかカイガラムシが
木姿がダラしなく
で・↑向きの枝や弱った枝etcをバッサリ
すっかすかに

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