2017年8月16日水曜日

FRB201707

ぼや川より
赤い糸・先には針が・ついていた
・・・見えなんだ・・・

アメリカの中央銀行制度には、海外中央銀行の資産を預かるという、あまり知られていない役割がある
それは外国に関する情報源として機能している
アメリカ財務省などアメリカ政府機関は年に数回、ロシアや中国、イラク、トルコ、イエメン、リビアなどの中銀の保有資産を分析するため、通常は機密扱いとなっている、これらの海外中銀口座を調べている
アメリカ連邦準備理事会(FRB)やアメリカ財務省の現旧高官10人以上が明らかにした
FRBは、このような口座に含まれる情報を厳重に管理している
だが複数の当局者によれば、当局は、海外の中銀と交わしたサービス契約に含まれる”知る必要”のある機密例外条項を定期的に適用している
この例外条項によって、財務省や国務省、FRBの当局者は、正規アクセスがなくても、口座から出し入れされる資金の動きについて情報を集めることができる
こうした情報は、米国政府が経済制裁措置を監視したり、テロリストによる資金調達や資金洗浄(マネーロンダリング)を阻止、あるいは世界市場のホットスポットの全体像を把握したりするのに役立っている
約250の海外中央銀や政府機関が、全体で$3.3兆に上る資産をニューヨーク(NY)連邦準備銀行に預けている
これは世界のドル準備高の約半分
このサービスは「安全かつ極秘」だと、2015年のプレゼンテーションで宣伝されていた
国際決済銀行(BIS)や他の主要中央銀行、一部の商業銀行も同様のサービスを提供しており、顧客は通常、複数の口座を持っている
とはいえ、アメリカ債券市場と世界の準備通貨である$に直接アクセスできるのはFRBを通じてだけであり、これによりFRBはいわゆるカストディ(保管・管理)業務の最大手となっている
口座から得た情報が、海外当局の行動や市場動向に対する洞察をアメリカ当局に与え、時に特定の対応措置を講じるに至ったケースが過去15年で7件あった
比較的最近のケースとしては、クリミア侵攻を理由に米国がロシアに対する経済制裁に踏み切った後、2014/3当時のロシア状況を把握する手助けを海外中銀口座のデータから得たという
FRB元当局者2人によれば、NY連銀の外国保有資産が約$1150億減少したとき、他の誰もが推測する事しかできない動きを米当局者は確認することができた
ロシア中央銀行が口座資金を引き揚げたのだ
ある元当局者によれば、当時表向きには挑戦的な反応を示していたロシア政府だったが
その一方で、口座が狭義の制裁対象ではなかったものの、アメリカによる資産凍結を恐れたのだろうとFRBと財務省は結論付けた
約2週間後、ロシア中央銀行は資金の大半を口座に戻した
だがこれ以降、制裁によってロシアが準備高を切り崩す兆候がないか、アメリカ当局者が口座を注視するようになった

FRBは口座情報を開示する慣行を認めたが、個々の顧客についてコメントするのは控えた
NY連銀の広報担当者
「われわれの口座合意には、確かに限られた状況下でのアメリカ政府との情報共有を規定している
その場合、情報を必要とする明確な理由とそれを極秘に扱うとの誓約を求めている」
「この例外規定は、まれな状況で、制裁要件や反マネーロンダリング原則の順守といった限られた問題において適用される」

また、ロシアによる大統領選への介入疑惑と、トランプ陣営との癒着の可能性について捜査が進むなか
アメリカの情報収集は世間の厳しい目にさらされている
上院は今月、選挙介入疑惑を巡りロシアに対する追加制裁を支持
米財務省も、ウクライナ侵攻に対する対ロ制裁リストに個人と企業を追加した

NY連銀が昨年、インターネット上で公開した口座に関する同意書の草案
財務省など、いかなる政府機関や連銀であっても、情報にアクセスするには”その情報を知る必要”が不可欠と記されている
”知る必要”に実用的な定義はなく
NY連銀の弁護団が通常、ケースバイケースで決定している
同様に海外中央銀行の口座を管理するフランス銀行(中銀)
情報が犯罪捜査に必要とされる場合を除き”完全な守秘義務”を顧客に保証している
同中銀のクリスチャン・ノワイエ前総裁
「(例外は)その場合に限られる」

アメリカが世界金融の中心であるFRBの立場を利用していること自体は、それほど驚かれてはいないようだ
アイルランド中銀総裁を務めたパトリック・ホノハンさん
「このようなサービスを提供できる影響力の大きな中銀は、自身の公的な権限に利するような方法で、その力を使いたがるだろう」

FRB国際金融局長を20年以上務めた後、米財務次官補となったエドウィン・トルーマンさん
FRBの顧客は完全な機密保持を期待すべきではない
「米当局者のあいだで口座情報を共有しないという、顧客に対する約束はない」

アメリカ財務省の広報担当者
定期的かつ特定調査の過程において、同省は取引を監視し、すべての金融機関からデータを集めており
”知る必要”条項を超えて銀行から情報を求める能力を有する

NY連銀のアナリスト10人超で構成されるチームは日々、このような口座を管理している
このあまり知られていない部署Central Bank and International Account Services (CBIAS)は昨年、NY連銀が管理するバングラデシュ中銀の口座がハッキング被害に遭い、$8,100万の資金が盗まれた際に注目を浴びた
FRBへの情報提供の要請は、2001年に米愛国者法が制定されてから頻度が増した
その多くは、制裁実施や、テロリストの資金調達やマネーロンダリング、武器や麻薬の不法取引を管轄する財務省外国資産管理局から
同省はまた、機密情報の提出を命じることができる
それ以降に出された要請のなかには、トルコ、イラク、ロシアなどに関連する口座についての問い合わせが含まれ、公的資金が制裁対象の団体や個人に提供されているかどうかを判断するのにしばしば役立てられている・・・
アメリカが強い関心を示す、イランやサウジアラビアのようないくつかの国については、NY連銀にほとんど資金を保有していないか、あるいは全く保有していない

イラク中央銀行は今月初め、CBIASによる情報と指示に基づき
過激派組織イスラム国と国際武装組織アルカイダとのつながりが疑われる外貨両替企業のAl-Kawtharをブラックリストに載せた
これにより、シリア国境に近い町カイムに拠点を置く同企業の資産は凍結された
FRB当局者は会合や電話会議を通して、テロリストとのつながりが疑われたり、イランの制裁回避を助けたりしているイラク企業をどのように突き止め、資産を凍結するかについてイラク中央銀行にアドバイスしている
イラク中央銀行関係者
「われわれは、FRB内部の外国資産を監視する部署と直接連絡を取っている」
Al-Kawtharの資産凍結にあたり、イラク中央銀行はFRBの「確認手順」にのっとった

FRBの口座が、財務省に市場の混乱を予期させることもある
元CBIAS当局者
2008年の世界金融危機のさなか、財務省当局者はNY連銀に対し、政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の短期債への需要が急減した背後に同連銀の顧客の1人がいるのかどうか問い合わせたという
口座を分析した結果
中国人民銀行が買い控えていたことが判明
米国政府はこの情報を考慮して2008年9月にファニーメイとフレディマックを政府管理下に置くことに
中国人民銀行はコメントを拒否した

・・・FRBって日本で云えば日本銀行みたいな・・・
と、おぼろげながら思ってたけど
ど~も、かなりキナ臭いみたい
なんせ民間企業?みたいだし
これまとめるの・・・めんどくせ~

今日は~
フウラン/Vanda(Neofinetia) falcata豆葉ピンク根
水やりの時
落とした
ら・クリスタルクラスターが割れた
どうしようかとイロイロ悩んだ
再度クラスターに?
コルク?コケ玉?ヘゴ?
それとも浸み壺?
で・流木に決定
流木はちょっとヤバいんだけど
クラスターでガンバってたコなんで・・・
たぶん・・・ダイジョウブ?

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