2017年8月24日木曜日

EVの未来?

ぼや川より
二股を・とってバランス・とってます
・・・正解・・・

フランスやイギリスに続き
いよいよドイツも内燃機関に見切りをつける?
ただ先進国はいいにしても
途上国?で充電スタンドを展開すんのは・・・
そういう意味でマツダは正解
今度のスカイアクティブーXはイイ・・・みたい
効率がちゃんとアっがってるみたいだし・・・
高効率の発電って、例えばガスとかだと
ガスタービン+その排熱を使った蒸気タービンを組み合わせたりして効率を上げてる
ただ大雑把にいうと、その後送電でロスが出て
充電でもロスがでて
電気⇒力にするトコでもロスがでる
そう考えると直接、力を得る内燃機関も・・・
あとニッサンの発電機付EVはアリ
定常運転の発電機は回転数・負荷が変わるエンジンより効率イイし
充電インフラがなくてもOK

で・今のEVと内燃機関を比べると
テスラのモデル3は今までより航続距離が伸びたが、それでも最大約500km
これはカタログ性能で、リチウム電池の劣化は速いので、300kmぐらい?
出先に充電スタンドがあればいいが、充電に30分以上かかる
EVは自宅に充電設備をもつドライバーが買って、夜間電力で充電するもの
地方都市で一戸建ての住宅から短距離通勤する人の高級自家用車としては使えるかもしれないが、逆にいうと充電スタンドは採算に乗らない
今後も充電インフラが普及することは考えにくい
EVには発進加速がよいとか静かだという魅力もあるが、最大の魅力は燃費
条件の設定で大きく違うが、日産の公式サイトでは、1000km走る燃費は(夜間電力で)ガソリン車の約20%
しかしリチウム電池は高価なので、買ってから廃車にするまで5年間の所有コストで考えると、平均約$8万で、内燃機関(平均約$3万6000)の2倍以上というのがアメリカエネルギー省(DOE)の計算
これを2022年までに内燃機関と同じ水準まで下げるのがDOEの(希望的観測を込めた)予想
その最大のポイントは電池の技術進歩
世界の電池コストはここ10年で8割下がったが、そのスピードは鈍化している
半導体の性能が指数関数的に上がるムーアの法則は論理回路の発達によるものだが
電池には物理的な限界がある
少なくともリチウム電池では半導体のような伸びは期待できない
携帯電話でもわかるように、通信性能は飛躍的に伸びるが、電池の寿命はあまり大きく伸びない
ではEVはエコだろうか
大気汚染や地球温暖化に関してはイエス
電池に充電するのは電力会社の交流電源だが、これは大規模な発電所で集中的に発電するので、熱エネルギーを動力に変える効率が高い
これに対して自家用車の小さなエンジンでガソリンを燃やすと、熱効率は30%ぐらいにしかならない。
したがって石油を使って発電した電力を充電してEVを走らせた場合と
同じ量の石油から精製したガソリンを燃やして自家用車を走らせる場合を比べると、環境に排出される大気汚染物質や二酸化炭素(CO2)の量は、EVがおおむね半分になる
しかしリチウム電池は採掘や製造の過程で多くの有害物質やCO2を排出するので、それを合計すると、EVのCO2排出量はガソリン車に比べて1割ぐらい(3~5トン)少ない程度
というのが環境問題の専門家、ビョルン・ロンボルグの試算
5トンというのは4000円/トンの炭素税をかけても2万円だから、気候変動対策としては、EVに補助金を出すことは効果的ではない
それよりCO2を排出するすべての商品に一律に炭素税をかけたほうがいい。
要するにEVのコストは発電コスト
DOEの試算はアメリカの石油価格と電気代を前提にしているが、その目標が実現したとしても、ガソリン車と同等になるには原油価格が1バレル=$115まで上がる必要がある
というのが経済学者のシミュレーション
日本の電気代はアメリカの約2倍なので、今の1バレル=$50以下の原油価格ではEVのコストはガソリン車よりはるかに高い
原発を止めたままでは日本の電気代は2030年代には今の2倍(アメリカの4倍)になるので、EVは高価なまま
電力需要が増えると電気代がさらに上がり、EVをつくる自動車メーカーも日本から出て行く?
原発依存率80%のフランスがEVに転換するのは原子力で車を走らせるに等しく、一定の合理性があるが、内燃機関を禁止するのはナンセンス
EVに経済合理性があるなら、価格が下がれば切り替えは進む

Economist誌は8月12日号で内燃機関の死という特集記事を掲載
EVへの転換を予想した
そこでガソリン車を減らす決め手になっているのは、自家用車の削減
アメリカでは労働者の85%が自家用車で通勤しており、このままEVに置き換えるのは効率が悪い
これをウーバーのような共有サービスに切り替えれば、自動車の需要は最大90%減るとEconomist誌は予想
これはEVへの移行とは無関係
自家用車を公共交通機関に切り替えればよい
自家用車のエネルギー効率は、あらゆる交通機関の中で最悪
電車のエネルギー効率は自家用車の8倍、バスは5倍
日本のような狭い国で、車をもつのは無駄
都市部では通勤に使えないので、自家用車でないとできないことは週末の家族旅行ぐらいだが、これもレンタカーがあれば十分
地方では自家用車がないと動けない、という人がいるが、地方でも車をもっていない交通弱者はタクシーに乗っている
私は運転免許をもっていないが、日本ではどこでもタクシーが拾えるので、不自由だと思ったことがない
・・・いや不自由
中国は国を挙げてEVを開発している。バスに乗り遅れるなという話がよくある
内燃機関の開発実績もインフラも乏しい中国が、国内向けにEVを開発するのは合理的だが、それが世界に売れるとは限らない
・・・充電インフラは?
大体あの、とてつもない渋滞が起こったら・・・
EVは今後も成長するだろうが、それが内燃機関に置き換わるほど劇的な転換が起こるとは?
社会のエネルギー効率を上げて気候変動を防ぐためには、誰もが自家用車を持つクルマ社会を見直すべき

ワーゲンさんとか、ここで内燃機関をヤめると
・・・途上国で売れる車が・・・

ところでヨーロッパでは
HV、PHVもEV扱いみたい

今日は~
イワホウライシダ/Adiantum ogasawarense
胞子から発芽したコ
7月の熱い日
油断して水切れ
枯れた
ショック
せっかくココまでになったのに・・・
でも・もしかしたらと
イジこくお世話
したら芽が出た
やれやれ
アキラメなくて良かった

2017/9/23
加筆

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